北海道地震レポート㉒  お寺で復興イベント&足湯カフェ開催!

むかわ町にある法城寺で17日午後3時から足湯カフェ&パステル和アート講座を開催しました。当日の境内は小さなお子さんから高齢者の方々まで幅広い世代の方々が来て下さり大にぎわい。20人くらいの方が足湯とハンドマッサージでホッと一息ついていらっしゃいました。

「日頃の疲れがとれた」

「遠くから来てくれてありがとう」

「私達にもできる事があったら言って…お礼がしたい」

「大変な震災があったけれど皆様がいろいろと助けてくれて本当に有難い」等々、たくさんの声が聞かれました。

 半年前9/6の胆振東部地震で、むかわ町は震度6強。今日の会場を提供していただいた法城寺も大きな被害をうけました。柱が根元から倒れ全壊した鐘楼(今後の再建立に関しては未定)。本堂も内陣の仏具が落ち破損、御代の厨子も飛び出すなどの被害。墓地は約7割が倒壊…。

 こんな大きな被害を受けながらも、地震発生の次の日にはお寺を開放し駐車場で炊き出し、また発電機を置いて充電スポットを開放。一週間後には臨時の託児所を開催し毎月ママカフェを開催。今なお地域の皆様の為にいろいろな支援をされています。あらためてお寺は心の安らぐ場所や、拠りどころとなっている事を今回身をもって感じることができました。

 ご住職より「このご縁に感謝し、今後も地域に開かれたお寺として、皆様の為に一緒に支援活動をして行きましょう」とのお言葉をいただきました。今後も法城寺にて足湯カフェ実施予定。