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みんながけっぷちラジオでは、あなたのすぐ側にある「人生の見えない崖っぷち」の存在と、「崖から落ちても大丈夫だよ」という“お助け人”の活動現場をリアルにお伝えします。
とちぎボランティアネットワーク(別名:Vネット)の活動をはじめ、栃木県内の縁の下の力持ちである支援団体の活動を紹介し、災害や貧困・フードバンクなどの『危機』と、地域にある支援団体のセーフティーネットという名の『希望』を種まきし、崖っぷちに立った時の生き方の選択肢をみなさんに紹介していく番組です。
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2021年3/11は福島第1原発事故の避難の10年目。「避難者の今まで」を3/7にラジオで放送しました。3つ(3人)に分かれています。
▲こんな感じで和気あいあいと放送してます。
「スポーツという余暇を楽しむことで、人間らしく生きていけるんです。」
そう語ってくれたのは、今回のラジオのゲストである原田久美子さん。 NPO法人スペシャルオリンピックス日本・栃木の事務局長だ。
スペシャルオリンピックス(以下、SOという)は、「知的障害のある人にスポーツを」という信念のもと、スポーツのトレーニングや競技会を年間を通して開催している。 ケネディ元大統領の妹であるユーニス・ケネディ・シュライバーが1968年に創設した、歴史ある国際的組織であり、現在では150を超える国と地域が活動に参加している。
オリンピックやパラリンピックと同様に4年に1度夏季、冬季の全国大会と世界大会が行われる。
勝つことは二の次? 十人十色の競技会
SOでは、競技者を「アスリート」というが、アスリートに参加制限を設けていない。 「重度の知的障害でも軽度でも、誰でも一緒にスポーツができますよ。」と原田さんは言う。 障害の程度や身体能力差に幅がある中、スポーツをより楽しめるようにするのが、ディビジョニングである。 実力の近い人たちで競技できるようにアスリートを区分けすることだ。
さらに、SOの競技会ではみんなが表彰台にあがれる。 これは、勝負に勝つことよりトレーニングの成果を発揮することを重要視しているSOならではの取り組みだ。
余暇が、人間らしく生きるきっかけになる
暮らしのなかで知的障害のある人たちの支援は多岐にわたる。 教育、福祉、医療、仕事… とあらゆる場面で支援が必要かもしれない。 しかし「スポーツは?」というと、なくても生きていけるものである。 ではなぜ、スポーツの機会を提供するのか。 原田さんは「もちろん、運動不足解消という目的もありますが、それに加えて、スポーツをすることによって、他人との交流が増えたり、余暇が充実したり、もっと人間らしさが出てくると思うんです。」と答えてくれた。
私は、障害者の支援というと、今までは生活を支援することばかり考えていたが、原田さんのお話を聞いて、新たな視点を見つけられた気がする。 私は、サークルなどの余暇活動があることで生きがいを感じたり、より生活が楽しくなったりしていると感じている。 それは、障がいがあってもなくても同じことなのだと気づいた。 余暇はその人らしさを形作っている大事な要素の一つであり、人間らしく生きるきっかけになっているのである。
みんながけっぷちラジオでは、リスナーの皆様からのメッセージをお待ちしています。番組への意見やご感想、身近な困りごとや支援の情報、紹介して欲しいイベントなど、どしどしご応募ください。