明日は我が身かも。「生きづらさの広がる社会」の現場から、笑いも、涙もあるリアルをお届けします。


 みんながけっぷちラジオでは、あなたのすぐ側にある「人生の見えない崖っぷち」の存在と、「崖から落ちても大丈夫だよ」という“お助け人”の活動現場をリアルにお伝えします。

 とちぎボランティアネットワーク(別名:Vネット)の活動をはじめ、栃木県内の縁の下の力持ちである支援団体の活動を紹介し、災害や貧困・フードバンクなどの『危機』と、地域にある支援団体のセーフティーネットという名の『希望』を種まきし、崖っぷちに立った時の生き方の選択肢をみなさんに紹介していく番組です。

 

宇都宮のコミュニティラジオ局「ミヤラジ」についてはこちらから。 

▲こんな感じで和気あいあいと放送してます。2017年5月2日(火)の回です。


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「地域を大きなおうちに」認知症になっても安心なまち

5月28日のみんながけっぷちラジオには、「オレンジサロン 石蔵カフェ」の金澤林子(かなざわしげこ)さんにお越しいただきました。

 

認知症カフェってなに? 

 厚生労働省により発表されているだけで2012年に464万人、2025年には700万人になると想定されている認知症患者。全国に広がる認知症カフェは、認知症の当事者の方の外出の機会として、また認知症の介護をする家族の方同士の情報交換、息抜きの場としての役割を果たしています。なかでも今回の「オレンジサロン」では認知症の当事者や家族だけでなく、地域の方のご来店も多数。

 

放っておけない!金澤さんのエネルギーはどこから?

 お話しする中で、金澤さんの認知症患者さんに対する優しさや寄り添う心に触れられたような気がしました。でもふと、「優しさ」を越えてくる「熱意」のようなエネルギーもあふれていることを感じました。

  「金澤さんがそこまで熱心に、認知症の問題に向き合って、明るくて心地のいいカフェを運営するモチベーションはどこから来るんですか?子どもの頃からのご性格でしょうか。」唐突で不躾な私の質問に、金澤さんは幼少期のお話をしてくださいました。「ポリオに感染して、足に障がいをもっていたけれど、父親がなんでもやらせるという教育方針だったのもあって、運動会だってスポーツだってなんだってやったわ。みんなと同じようにできなくて意地悪されることもあったけれど。そのときのこともあって、病気のせいで諦めるってことをしてほしくないの。」

 

地域を大きなお家に、お家を部屋に

 金澤さんが描き、オレンジサロンから広がっていく社会は地域が大きな大きなお家のように認知症の方もそのご家族も自由に出歩け、助けを求められるという安心が叶う社会。オレンジカフェでは認知症の方といらしたご家族が食事や相談をしている間、地域の方やスタッフの方が緩やかな見守りやお話をしていてくれます。

 認知症を恥ずべきことと考えて、近所の人に認知症患者が家にいることを隠して悩みを抱え込んでしまうことがある現在の日本ですが、地域全体が家族のように、オレンジサロンのように、そしてそれぞれのお家は親子・パートナー・兄弟などといままで重ねてきた思い出や愛情をじっくり、しっかり守るプライバシーのある空間としてのお部屋のようになれば認知症にかかわるがけっぷちに光が差してくるはずです!

 

 もう少し先ですが、7月16日のみんながけっぷちラジオは特別編でお送りする予定です! 学生パーソナリティーの3人が結集して、冒頭の「今日の○○」のコーナーを拡大版でお届けします。トークテーマは検討中です。リクエストも募集しますので、大学生のガールズ3人組に話してほしいテーマがありましたら、ぜひぜひお寄せください!

 

フードバンクの応援先①「ひまわり」県内最古参の精神障害者の作業所

 3月5日のゲストはNPO法人ひまわりの田代美希さん(理事長)でした。フードバンク宇都宮が応援している県内最初(設立は30年前!)の精神障害者の共同作業所。田代さんは人との出会いと笑顔でいることの大切さを感じさせてくださいます。

 

就労継続支援事業ってなんだ?

 田代さんが活動するひまわりは就労継続支援事業B型に分類され、精神障害がある利用者さんに特化して運営しています。そもそも、就労継続支援事業とは一般的な雇用・労働を困難とする障害者に就労と訓練の機会を提供する事業のことです。A型とB型に分類されて、A型では最低賃金が保障された上で雇用契約を結ぶもの(=労働)で、近年事業所数が増加傾向にあります。B型はA型より事業所数が多く、一般的に福祉的ケアが手厚く、A型に比べて挑戦のハードルは低いとされています。こちらでは最低賃金の保障がないため(=福祉)、各事業所の努力で工賃(時給)が定められます。就労継続支援事業そのものの課題として、地域によって事業所の数にばらつきがあるため、(しかたないことですが)地域格差があります。

 ひまわりでは自動車部品の組み立てや部品・建築資材・印刷物の袋入れなどの内職作業や藍染め・草木染めといった自主製品の製作を行っています。作業所を見学させていただいたところ、作業室の雰囲気は明るく、6~8人がけの作業台の奥に壁向きで左右をパーテーションで区切られた「集中エリア」がありました。これは障害の特性として「気が散ってしまいやすい」人に配慮した席だそうです。他にもひまわりには休憩室や防音設備のある相談室など、体調や気持ちの揺らぎに寄り添うための設備が多くありました。

 

パートのおばちゃんから理事長に!?

 いまは理事長兼施設長を務めている田代さんですが、ひまわりとの出合いはパートのおばちゃんとしてでした。田代さんの娘さんに失聴の可能性があったために当時通っていた手話の教室の先生から紹介を受けて、週4回のパートさんとして福祉の世界に飛び込みました。利用者に寄り添った工夫やシステムがたくさん詰まったひまわりの施設に感動していると、「支えてくれる人がいるから」という田代さんはいつも笑顔。まるでひまわりのようです。施設内にも「笑」をテーマにした書道やイラストが飾られています。明るいひまわりで就労への一歩、踏み出しませんか。(篠原紬)

●ひまわり:028-658-3299●●●

放送予定


※内容は予告なく変更となる場合があります。

5月28日(火)

19:00-20:00

テーマ

認知症Cafe

内容詳細

金沢さん

 

以降は決定次第、公開予定!

これまでの放送内容はこちら

 

 

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