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明日は我が身かも。「生きづらさの広がる社会」の現場から、笑いも、涙もあるリアルをお届けします。


 みんながけっぷちラジオでは、あなたのすぐ側にある「人生の見えない崖っぷち」の存在と、「崖から落ちても大丈夫だよ」という“お助け人”の活動現場をリアルにお伝えします。

 とちぎボランティアネットワーク(別名:Vネット)の活動をはじめ、栃木県内の縁の下の力持ちである支援団体の活動を紹介し、災害や貧困・フードバンクなどの『危機』と、地域にある支援団体のセーフティーネットという名の『希望』を種まきし、崖っぷちに立った時の生き方の選択肢をみなさんに紹介していく番組です。

 

宇都宮のコミュニティラジオ局「ミヤラジ」についてはこちらから。 

▲こんな感じで和気あいあいと放送してます。2017年5月2日(火)の回です。


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ラジオのブログ


フリースクールが目指す「ひとりにならない社会」

 109日のゲストは、NPO法人キーデザインの土橋優平さんでした。キーデザインでは、不登校の小中学生向けのフリースクールの運営、小学生から高校生向けの家庭教師、SNSや電話、メール通して、高校生大学生といった若者向けの相談支援をしています。

 

フリースクールを始めた思い

 1~2年後に、と考えていたフリースクールが、今年実現したきっかけは、フリースペース「ミズタマリ」の改装作業をしていた5月ごろのこと。キーデザインのイベントで知り合った不登校のお母さん方から、「フリースクールやらないんですか?」という声が上がりました。土橋さんは、その場で「わかりました、やります」と答えたそうです。そして7月にはミズタマリでフリースクールが始まりました。後述するように、これは相当覚悟がないとできないことだと思います。

  フリースクールでは勉強を教えることは基本的にしていません。やっているのはボードゲームで子ども同士コミュニケーション、絵で考えていることを表現すること、うさぎとのふれあい…大学生のスタッフとも接します。緊張している子も、うさぎとふれあうことで打解けるといいます。また、学校に戻すことは目的としていません。子どものことを一番に考えたとき、学校に合わない子にとっての居場所が必要だからです。

 

子どもたちがこれから生きる未来

 フリースクールでは、子どもにこうなってほしい、をあえて言葉にしていないといいます。それは、子どもたちがこれから生きる未来は、大人が生きてきたこれまでとは全く違う世界になる、大人のこれまでの経験や価値観で、これが正しいと押しつけてしまっては無責任、と考えているから。学校には、校訓が体育館に掲げてあるとか、学校便りに書いてあるとか、ありますよね。型にはめて考えてしまっていないか、はっとさせられました。

 一つだけ大切にしていることとして、困ったときに助けを求められるように、と思って関わっていると話してくれました。

「子どもたちは、自分で学んで成長していく力を持っている。人生でしんどくなったときに、助けてと言える関係性を作れれば、這い上がることができる」

 フリースクールは、子どもと親御さんの両方の気持ちを受けとめています。子どもたちは、安心できる環境がほしい、シンプルに楽しむ時間がほしい。親御さんは「子どもが求めている場がほしい」、また、子どもの将来を心配しています。それは、自分がいなくなったあとのことまで。自立するために、助けを求められるようになってほしい、という気持ちがあると最近は感じているそうです。

 うれしかったこととして、フリースクールに来て2回目の子が、「土橋さん」と呼んでくれたこと、また、親御さんから次また来たいと子どもが言ってくれていると聞くこと、をあげてくれました。

 

継続することが一番大切

 フリースクールをやりたい人へのアドバイス、ひとつ目は、実際にやっているところに見学に行くこと、子どもたちに関わってみること。ふたつ目は、なぜ自分がそれをやるのか、気持ちを整理し言葉にすること。子どもたちは、一度でも安心した居場所が、なくなったらショックを受けます。だから、継続することが一番大切。気持ちが定まっていれば、しんどくなっても、思い出してまたがんばろうと思えるといいます。最後に、お金の計画も必要です。

 土橋さんは小学校の時の部活動で、夕方になるに連れだんだん体調が悪くなる、という経験があったそう。今思うと、不登校で苦しんでいる子と、近しい感覚でした。逃げ場を作ることの大切さを感じ、そして「不登校だから」と言われてしまうくやしさ…、切実な思いが原動力となっていると感じました。そんなキーデザインが目指すのは「ひとりにならない社会」です。

 

12月1日は、こどもワカモノフェスタ2019

 土橋さんは、121日に行われる、こどもワカモノフェスタの実行委員長でもあります。ワカモノフェスタは、不登校や引きこもりであっても、年に一回学園祭のように楽しく安心できる時間を、と始まり12回目。今年は特に、当事者の子どもへ向けたイベントになっています。「こどもカイギ」は、学校のこと家族のこと遊びのこと、何でも話していいよ、という大人禁制の会です。他にも、県内3カ所のフリースクールの説明会&体験会、親御さん同士で話す「大人カイギ」、教員の立場からのトークセッション、高校生によるメイク講座など、盛りだくさんです。会場はとちぎ青少年センターアミークス、中学生以下は無料で、前売り券は300円です。ぜひ参加されてみてはいかがでしょうか。

 

1015日のラジオのゲストは、たかはら子ども未来基金の助成で、一般社団法人えんがおインターンをしている會田未来さんです。

質問したい方は 773@miyaradi.com まで リスナーのご意見・ご感想も待ってます!

 ミヤラジ(77.3FM)火曜19:0020:00オンエア! (かさはら) 

災害のとき、外国人住民も日本人住民もいっしょに!地域で助け合える関係をつくる

 9月24日のゲストは、宇都宮大学地域デザインセンター特任研究員の、坂本文子さんでした。坂本さんの専門は多文化共生で、ミヤラジの「あなたの隣の外国人」という番組(毎月第4日曜日18:00~30)でもお話しています。こちらもぜひ聴いてみてください!

 

いっしょに防災訓練 清原地区での取り組み

 先月千葉の台風被害もあったように、日本は災害の多い国です。何か起こったとき、隣に住んでいる外国人住民の方とどうしていくのかが、緊急の課題です。助け合える関係を、今つくれているでしょうか? 

「長く暮らしていく仲間だからこそ、日頃から関係を持つこと、地域で取り組むことが大事だ」と坂本先生。「まず、外国人の方は地域の防災訓練に来ているか、想像してもらいたい」と問いかけます。

  このラジオでもよく取り上げられる清原地区、90年代から外国人住民を迎え入れてきて、地域の交流の中から生まれた国際交流会があります。そんな清原地区で今年3月、外国人と日本人の住民がいっしょになって、災害時対応訓練が行われました。日本語で個人カルテに、家族構成や被害の状況を聞きとる“多文化防災”の訓練です。

そこでは「やさしい日本語=伝わる日本語」の訓練を日本人向けに実施しまあいた。「これ、食べる?」➡「あなたは、これを 食べますか」のように、主語+助詞+述語にならべたり、です・ます調にしたり、熟語や漢字語をばらしたりして話すレクチャーもありました。住民同士が向き合って取り組む、非常に先進的な事例でした。 

 

外国人、日本人で拒絶しない。同じ立場になって向き合う

 

 さらに、外国人はストック情報(小さい頃からの蓄積で、なんとなく理解していること)がありません。確かに、日本で育った人であれば、避難するときは、公民館か学校などの施設に行けば…となんとなく推測できます。逆に、自分が外国に行って災害にあったら、どこに逃げていいのかわからないです。

 坂本さんは、「こんにちは、ありがとう、避難所 それぐらい大事な言葉として伝えていけたら」と提案します。

「災害があったときに助けてくれるのは、遠くに住んでいる息子さんや娘さんではなくて、隣に住んでいる外国人の方かもしれませんよ」と坂本さんはいつも話しているそうです。日本に住む外国人の方は、長い方だと20~30年以上日本に住んでいます。平均年齢が若く、災害の時に動ける層でもあります。外国人の方も、災害があったときには、周りの人を助けたいと思っている、という話を聞いて、私も考え方ががらっと変わりました。

 外国人だから…とコミュニケーションを取らずに拒絶してしまうことを、外国人住民の方も悲しく思っています。地域の居場所に声をかけたり、民生委員、福祉協力委員、消防団、自治会の会長などの役割を頼んだりすることも、同じ立場になって向き合うことのひとつ。日頃からコミュニーケーションをとっていく大切さを教えていただきました。

 

日本語教育のことも、もっと考えてほしい!

 

 技能実習制度では、受け入れる待遇の悪さが度々問題になっています。日本に来てもらったときに、特に大事なことであるのに、政策の議論に上っていないのが「教育」です。外国籍の子どもは「義務教育を受けさせる義務がない」ため、小中学校で退学になってしまう場合があります。

 これには本当に驚きました。対応にも国内の地域格差があります。国の政策以上に、きめこまやかにケアするときは、自治体の負担になり、外国人の多い自治体ほど、その負担は大きくなります。

 コメントおじさん(矢野さん)の情報によると日本語教育が必要な全国に児童生徒は43千人(推計)、そのうち1万人は何もされていないというデータもあるそうです。国の政策が無く、自治体の対応次第になってしまう…残念なことです。が、がんばっている自治体、先生もたくさんいます。

 

ミヤラジで多言語放送、多文化防災をVネットでやっていきます!

 

 ラジオではあまりお伝えできませんでしたが、ミヤラジでは8月に、多言語放送の実験を行いました。実際にやってみることで、情報の責任の所在、誰が訳すのか、ストックしておける放送はあるか…準備することができるそうです。

 また、清原地区、とちぎYMCAVネットが協力する「やさしい日本語での防災」も近々始まる予定なので、要チェックですね!

◆ ◆ ◆

 本日、10月8日のゲストは、NPO法人キーデザインの土橋優平さん、コメントおじさんは中野さんです。新しく始まったフリースクールのお話を伺います!

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放送予定


※内容は予告なく変更となる場合があります。

5月28日(火)

19:00-20:00

テーマ

認知症Cafe

内容詳細

金沢さん

 

以降は決定次第、公開予定!

これまでの放送内容はこちら

 

 

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