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明日は我が身かも。「生きづらさの広がる社会」の現場から、笑いも、涙もあるリアルをお届けします。


 みんながけっぷちラジオでは、あなたのすぐ側にある「人生の見えない崖っぷち」の存在と、「崖から落ちても大丈夫だよ」という“お助け人”の活動現場をリアルにお伝えします。

 とちぎボランティアネットワーク(別名:Vネット)の活動をはじめ、栃木県内の縁の下の力持ちである支援団体の活動を紹介し、災害や貧困・フードバンクなどの『危機』と、地域にある支援団体のセーフティーネットという名の『希望』を種まきし、崖っぷちに立った時の生き方の選択肢をみなさんに紹介していく番組です。

 

宇都宮のコミュニティラジオ局「ミヤラジ」についてはこちらから。 


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ラジオのトピック

【特番】原発避難10年めラジオ

2021年3/11は福島第1原発事故の避難の10年目。「避難者の今まで」を3/7にラジオで放送しました。3つ(3人)に分かれています。


Youtubeで過去番組も 聴ける

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▲こんな感じで和気あいあいと放送してます。


ラジオのブログ

5月30日 原発避難12年目ラジオ ゲスト:佐々木茂夫(ささきしげお)さん

 5月30日の次世代に伝える。原発避難12年目ラジオのゲストは佐々木茂夫さんです。

 

 佐々木さんは東日本大震災当時福島県の浪江町にお住まいでした。数々の避難生活を終え、現在は双葉町にある東日本大震災・原子力災害伝承館で語り部をなさっています。

 

今回のラジオでは「震災関連死」について掘り下げていきます。みなさんは震災関連死をご存じでしょうか。震災関連死とは、震災の直接的な被害で亡くなるのではなく、避難先での医療の質の低下、ストレスなどで震災後に間接的に被害を受けて亡くなることです。東日本大震災の被災者は津波や地震だけだと思い込んでいませんか。

 

東日本大震災が発生してから12年がたった今だからこそ言葉にできることがあります。自分が思っているより、あの悲惨な東日本大震災を忘れているし、理解できていません。ラジオを聞いて当時のリアルを届け、我々は何をするべきなのか考えていきましょう。

 

質問してみたい方はこちらまで!

→773@miyaradi.com

 

リスナーの皆さんのご意見・ご感想もお待ちしております!

 

ミヤラジ(77.3FM)にて毎週火曜19:00~20:00オンエア!

FMプラプラのアプリやブラウザからも聞けます!

 

(吉田)

「街頭募金は、あしながの奨学金を知ってもらうきっかけ」

 今回は、あしなが学生募金事務局の田村由里さん(専門学校2年)に話を聞いた。春と秋の年2回の街頭募金活動を運営するため、ボランティアの募集や団体内募金のお願いを高校や大学、企業にする栃木のまとめ役のボランティアである。

・遺児学生の集いでの先輩との出会い

 田村さん自身も小学校6年生で父を亡くした遺児学生である。あしなが育英会の遺児支援の一つに遺児家庭の子どもたちが集まる「集い」があった。遺児学生や似たような境遇の高校生が3泊4日で合宿をし、過去や将来について語るというものだった。田村さんは高校1年生でそれに参加した。最初はあまり気が向かなかったそうだが、いろいろな境遇を抱えた同年代の高校生と、悩みや心の内を気にせず語り合えて、とても元気をもらったという。それまでは、介護の仕事をしたいという夢を金銭的な理由で諦めていた田村さん。この集いがきっかけで進学という選択肢が増えたという。遺児学生が普段学校では話せない悩みを打ち明けられる場はとても重要で、自分の未来をも変えることができるのだなと感じた。

 そして集いで一緒のグループになった一人の先輩から、局員(あしなが学生募金の事務局)になることを勧められたという。局員になって活動していく中で、先輩たちのあしながで「遺児学生を救いたい」という強い思いや、自分事のように悩んで考えてくれている様子に感動。また、他大学の学生とかかわるきっかけにもなり、あしながでの新しい出会いや考えがあった。そして何よりも活動が楽しいから今まで続けてこられたという。

・奨学金が親の医療費に持っていかれてしまう…

 田村さんのお母さんは持病があり、奨学金と同額が医療費になってしまう。同じように、奨学金を生活費として使っている人もいて、2つの奨学金を借りているうえにバイトをする生活になってしまう人もいるという。暮らすためのお金で精いっぱいで、未来のためのお金を作ることが難しく、進学の夢をあきらめてしまう。母親も子どもを心配させたくなくて仕事をするが、やはり正規雇用は少なく不安定な収入になってしまう。そのため、夜勤の仕事をかけ持ちしたり、土日に残業をしたりという生活になり親子で向き合う時間が少なくなってしまう。遺児家庭と両親のいる家庭の大きな違いは、子と向き合う時間があるかないかではないかと語った。

・奨学金の情報格差。中高生の遺児に伝えてほしい

 遺児学生の問題として情報格差があるという。奨学金について知る機会が少なく、進学の夢をあきらめてしまうのだ。田村さんは中学のころ担任の先生から教えてもらえたから、高校、専門学校で学べたという。でももし、先生自身が知らなかったら、伝えることすらできない。先生が知っているか知らないかで、人生が大きく変わってしまうのではないかと語った。特に民間の奨学金を知らない人はたくさんいるので,街頭募金をきっかけに「奨学金」を知ってもらい、新聞社やテレビ局がとりあげて情報が広がることを願っているという。

(加藤)


 

 

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みんながけっぷちラジオでは、リスナーの皆様からのメッセージをお待ちしています。番組への意見やご感想、身近な困りごとや支援の情報、紹介して欲しいイベントなど、どしどしご応募ください。

 

 

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