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フードバンク県北 / 子どもの居場所 スマイルハウス

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子どもたちの「やってみたい!」を応援する社会体験活動~3時間の募金活動で134,578円のご支援~7/4(土)in TOBU大田原店

 子ども食堂の子どもたち7名と、ボランティアで子どもたちの「やってみたい!」を応援する
社会体験活動を行いました。
募金箱を持って知らない人に呼びかける
「子ども食堂の募金、お願いしまーす!!」
最初は声が出ない、恥ずかしそうな子もいましたが、時間が経つにつれて少しずつ声も大きくなり、元気いっぱいに呼びかけていました!
すると、子どもたちの声に足を止め、募金箱に募金を入れてくださる方々が増えてきて、
「頑張ってね!」 「応援しているよ!」
と話しかけながら募金をしてくれる人。また店内でジュースを買って子どもたちに差し入れをしてくれた人、ポンパドウルでパン。チョコレートをくれた方もいました。
地域に出る。人と出会う。自分の声で伝える。誰かと関わる。そして、応援してもらう。
こうした一つひとつの経験も、子どもたちにとって大切な社会体験です。
スマイルハウスの子ども食堂は、ご飯を食べるだけの場所ではありません。
子どもたちがさまざまな人と出会い、地域や社会とつながり、新しいことに挑戦できる場所でもありたいと考えています。
そして今回、3時間の募金活動で134,578円ものご支援をいただきました。
本当にたくさんの皆さまにご協力いただき、ありがとうございました。
子どもたち7名とボランティアみんな本当によく頑張りました!
皆さまからお預かりした募金は、子ども食堂の活動のために大切に活用させていただきます。
そして、来週も募金活動を行います!
日時:2026年7月11日(土)10時~13時
場所:TOBU大田原店
子どもたちと一緒に、元気いっぱい募金活動を行います。ぜひ子どもたちに声をかけていただけるとうれしいです。子どもたちの「やってみたい!」を地域と一緒に応援する。
ご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

サシバが教えてくれた、里山の大切さ【サシバの里自然学校】

~サシバとは鷹のこと~

自然を守るという言葉を聞くと、少し難しく感じるかもしれません。

栃木県市貝町にある「サシバの里自然学校」を訪れると、その意味がとても身近に感じられました。

サシバの里自然学校を運営する遠藤隼さんは、子どもたちから親しみを込めてじゅんじゅんと呼ばれています。

 自然学校では、里山の保全活動を続けながら、子どもや親子を対象に自然体験や農業体験、生きもの探しなどを行っています。

サシバが暮らせる里山とは

 市貝町は、山と田んぼが交互に広がる、谷津田(やつだ)の風景が今も残っています。この景色こそ、サシバにとって理想的な環境だそうです。サシバは田んぼでカエルやトカゲを捕まえ、近くの森に巣をつくって子育てをします。ですので、山だけでも、田んぼだけでも暮らすことはできません。山と田んぼが近い距離で共存している事でサシバが命をつないでいます。

生きものが暮らせる田んぼ

 自然学校で管理する田んぼには、在来種のメダカやドジョウ、フナ、アカガエルなど、たくさんの生きものが暮らしています。昔ながらのゆっくり流れる水路だからこそ、小さな魚やオタマジャクシが安心して育つことができます。一方で、効率化された田んぼでは水の流れが速く、生きものたちが暮らしにくい環境になっています。

小さな命が暮らせる田んぼがあるからこそ、その命を支えるサシバも生きていける。

人が手を入れることで守られる自然

 自然は放っておけば豊かになる。そう思ってしまいがちですが、里山は違います。遠藤さんが活動を始めた10年前は、この森は笹に覆われ、生きものも少ない状態でしたが、草を刈り、木を整備し、少しずつ光が入るようになったことで、草花や昆虫、生きものたちが戻ってきたそうです。人と自然が関わり続けることで、豊かな里山は守られています。

次の世代へつなぐために

 自然の中で遊ぶ体験を途切れさせたくないということです。今は自然の中で遊ぶ機会が少ない子どもたちも増えています。もし親世代も自然を知らずに育ってしまえば、その次の世代へ自然の魅力を伝えることができなくなってしまいます。

だからこそ、子どもたちに実際に自然へ触れてもらい、「楽しかった」という体験を積み重ねてほしい。その積み重ねが、未来の自然を守る力になる。

 また、自然を守ることは、サシバだけのためではありません。私たち人間もまた、自然から多くの恵みを受けて暮らしています。豊かな里山を未来へ残していくことは、未来の子どもたちへ豊かな自然とかけがえのない思い出を残すことでもあるのです。

https://youtu.be/HjxdIdVtYq0?si=OwwUgggETNZr3tUd

遠藤さんの想いや里山の美しい風景、生きものたちの姿を感じていただけたら嬉しいです。

YouTubeもぜひご覧ください!

編集後記

 サシバを守ることは、メダカやカエルを守ることでもあり、その生きものたちが暮らせる里山を守ることにつながいる。人間も自然に生かされているんだ…と思いながら生きていくことも大事だなと感じました。一つひとつ命がつながりその先に私たちの暮らしもある。

ありがとうございました。(ボランティアのしょうちゃん)

礫河原(れきがわら)の生物多様性を守るために NPO法人水辺環境保全研究所の保全活動に参加しました

 先日、水辺環境保全研究所が実施する保全活動に参加し、代表の高橋 伸拓さん(のぶさん)にお話を伺いながら取材を行いました。もともと、うじいえ自然に親しむ会として20年以上活動を続けてきた団体で、2024年4月に新たにNPO法人水辺環境保全研究所としてスタートしました。

  この活動の大きな目的の一つが、約150年前にこの地域で発見され、新種登録された天然記念物シルビアシジミを守ることと、絶滅危惧種であるシルビアシジミの保全を中心に、河原の生物多様性を守る活動を続けています。

 

河原本来の環境を取り戻す作業

 

 今回は、河原に侵入した芝や外来植物を除去する作業です。一見すると緑豊かに見える場所でも、芝や外来種が広がることで、本来その場所に生育していた希少な植物が育たなくなってしまいます。作業では石をどかしながら根までしっかり取り除きます。根が残ると再び繁殖してしまうため、丁寧な作業が欠かせません。現地には絶滅危惧種に指定されている植物も確認されており、それらを守るためにも環境の維持管理が重要です。

 

シルビアシジミを支える植物たち

 

 シルビアシジミの幼虫はミヤコグサを食草として利用します。河原にはカワラノギクやオキナグサなど多くの希少植物が生育しており、それぞれつながりながら生態系を支えています。活動は単なる草刈りではなく、河原特有の石がゴロゴロした環境を再生し、生きものたちが暮らしやすい場所を取り戻すための取り組みです。

 

多くの人が支える地域の自然

 

 この活動には地域の中学生や高校生によるユースボランティアをはじめ、企業の皆さまも参加しています。また、社会復帰促進センターとも連携し、カワラノギクの育成や種まきなど、さまざまな形で保全活動が進められています。保全活動を通じて外来種問題や生物多様性について学び、地域の自然に目を向けるきっかけづくりにもなっています。

 

地域の宝を未来へ

 

 自分たちの住む地域に絶滅危惧種や貴重な生きものが暮らしていることを知ってほしい。そんな思いで活動は続けられています。地域の自然を知ることは、地域を大切に思う気持ちにつながります。河原の豊かな自然を未来へつないでいきたいですね。

 活動に興味のある方は、水辺環境保全研究所のホームページで活動予定をご確認!ぜひ一緒に地域の自然を守る活動に参加してみませんか?

■編集後記

 多くのボランティアが汗を流しながらも楽しそうに活動している姿が印象的でした。一見するとただの草むしり…。ですがその背景には絶滅危惧種や貴重な生態系を守る大切な意味があります。自然を守るためには、地域に暮らす一人ひとりの関心と参加が必要だと感じます。

 今回の活動の様子はYouTubeにて配信中です。皆さんも一緒に応援してください!

https://youtu.be/ZFO9ORyqd7w?si=pMGJFFuD55Xe1gOf