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とちぎ県北Vネット
フードバンク県北 / 子どもの居場所 スマイルハウス
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学生・若者ボランティア募集中。現在15人。
毎月1〜2回の会議で、当日までの企画を一緒に考えてくれる人募集中。
ボランティア大募集!
◎相談聞き取りボランティア
◎食品回収ボランティア
◆毎週木 15時~ フードバンク会議
「ボラセンなく」復旧作業を頼めない人もいた
4月からとちぎ ボランティアネットワークに入会し、輪島市 町野町で復旧活動に参加している。主な作業は倒壊した納屋からの器具の搬出、家屋からは家財道具の取り出し、また耕作ができなくなった水田の草刈り。ソフト面では集会所で足湯を行い、被災者のくつろぎを提供し、つぶやきを聞いてきた。
現地では日本海沿いの国道249号が珠洲市に入ったところで通行止めのまま、集落内の道路は 手付かずの状態が残っている。 作付ができない水田には9月の集中豪雨が重なり、砂利、土砂、流木に覆われ、途方に暮れる状況だ。現場の活動はボランティアが足りず、私たちも頼まれた作業を完了できずに途中で切り上げざるを得ない状況が多々ある。
また被災者側でも復旧してもらう作業を、どこへ頼んで良いかわからない人もいる。そんな状況なのでボランティア側が作業が必要な場所(家など)を探し、住民と調整して、それから復旧活動するという現実もあった。
5年前「栃木の水害も迅速にボラセン」できた。今年の山形水害でも。ここは??
かつて大きな災害があった栃木県内の被災地の復旧活動を振り返ると、鹿沼、栃木、 佐野、宇都宮等を襲った5年前の台風19号の大洪水では、各市の社会福祉協議会によるボランティアセンターが早急に立ち上がり、 1人で参加する多くのボランティアを受け入れ、小グループに分けて活動先と内容を説明し、準備してあるスコップや一輪車などを持たせて現地・現場へ送り込んでいた。
現にこの夏(2024年8月)、 大雨による最上川の氾濫があった山形県の鮭川村、戸沢村に行った時は、被災間もない 8月7日には、県と市の村の職員を配したボランティアセンターが立ち上がっていて、「本日は 50人のボランティア が参加して、〇〇の現場に向かっています。もう、今日の予定は足りてますね」とのこと。 道具・機材も揃っており、感動したところでした。
身も心も 折れてしまう前に 船着場を整備してやらないと・・・
11月2日の朝日新聞社説に輪島市町野町や南志見(なじみ)地区などでは多数のボランティアが必要だが、中心部から遠く、社協に多くを期待できないので地元有志で「まちなじボラセン」が活動している記事があった。しかしこれだけでは復旧活動は進まない。いち早く立ち上げたあとは、一人でも多くのボランティアを受け入れること、復旧の要望を取り上げること、それをマッチングして機材・道具を持たせて活動する体制をいち早く作ることが必要だ。
新聞・テレビなどの報道機関も現状や活動を伝えることも大事だが、復旧の速度を早めるこれらの体制作りの必要性を節に訴えてほしい。
ある漁師のつぶやきが聞こえてきた。
「 俺ら毎日やることねえんだ、魚はいっぱいいるんだけど」。
身も心も 折れてしまう前に 船着場を整備してやらないと・・・と思い能登半島、曾々木の海岸を後にした。( 2024年11月/小林幹広)
つぶやき2024/12/6
80代女性 〇(「まけないぞう作りの)張り紙を見て隣の人を誘ってきた。地震のことを考えると気が滅入るが、こうやって外から来てくれた人に話をすると気が軽くなる。 ・週に一回デイサービス(町野)に通っている。そこでも知り合いと話したり塗り絵をしたりして気晴らしになっている。 ・地震の後は体調がよくなかったが、生活が落ち着いてきたら体調もよくなってきた。 〇感想:活気がありよくお話される方だった。気が沈むとネガティブなことも話してくれた。私たちと話すことで少しでも気分転換になればいいと思う
40代女性
〇この集会場はふだん住民に解放されていて手芸が趣味の人が集まっていることもある。O出さんはこの頃外に出てくることも減っていたけど、今日は来ているからよかった。 ・こうやって教えてくれる、まけないぞうがいるのはいいね。これまで正月には親戚の家でうすときねで餅をついていた。(昨年の)地震直後は餅があったので役立った。伯父さんの家は全壊で取り壊してしまったのでもう餅つきはできない。 ・私の家では餅には豆、あわ、きびを混ぜる。あんこを入れてまとめる。お雑煮の場合、丸もちを焼かずに昆布だしの汁に生の岩ノリをのせる。 〇感想:比較的若い人からの話を聞けた。近所の高齢者のことを見守ってくれて心強いと思う。餅つきが伝統だったのにできなくなってしまって残念
M田さん 70代女性 〇地震の直後はみんな「家を解体して立て直す」と言っていたけど、この頃には言わなくなった。この先の見通しなんて全然立たないのに…。(足湯は)足がポカポカしてます。温まった。 〇感想:優しそうな穏やかな雰囲気で口数の少ない方でしたが、ぽつぽつと話してくださった。とても素敵な発言。なんとも返事のしようがなく聞いていた。足湯の後はまけないぞう作りをしばらく見学していた。楽しんでおられたようでよかった。
K下さん 70代女性 〇畑で、店で売っているような野菜は何でも作っていて今まで野菜なんて買ったことがなかった。この水害で畑に土砂が入ってしまって秋の野菜が全部だめになった。里芋だけは少しできた。 ・今日小さい芋を洗ったりしてきた。 ・畑をやっていると楽しくてほかに何も考えないでよい。 ・地震では何とかなったが水害があるとは思わなかった。 ・仮設住宅は春先が寒かったので冬の寒さが心配。 〇感想:→近所の人に声をかけてもらい参加、足湯の後まけないそう作りにも参加していた。笑顔で語ってくださった。足湯や手芸で気晴らしができたらいいなと思った。 H江さん 70代女性 〇納屋の窓が割れていたのをこの間ボランティアさんにふさいでもらった。今日は足湯をやったらまけないぞうを作る。このセーターも昔自分で編んだもの。 〇感想:本人がモノづくりに参加する とても好評。
K屋さん 80代女性
〇若い人に足湯をやってもらえてうれしい。深見で生まれ、裏山に嫁いだ。避難所には1か月になる。(9月の)水害で来た。仮設はまだ当たらない。
〇感想:あまりボランティアは来てない様子
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今回のインタビューは、大田原市にある創業120周年を迎えた歴史ある飲食店「荒喜家」の5代目店主、田中聖純さんにお話を伺いました。
地域に根付いた伝統と、現代のニーズに応えるための挑戦を続ける荒喜家。その背景には、田中さんの熱い想いと確かな料理哲学がありました。
荒喜家は、元々は大田原地区にある寄宿舎としての役割を持ち、そこから料理屋としてスタートしました。そして昨年リニューアルを行い、名前を「美酒佳肴 荒喜家」に改名。
料理の提供だけでなく、居酒屋のように気軽に立ち寄れる場所として生まれ変わりました。
「お客様がどんな場面でも気軽に利用できる場所を目指している」と語ります。
荒喜家の特徴は、地元食材へのこだわりです。「野菜は地元の農家さんのものを積極的に使用しています。」静かな空間で味わえるコース料理や、ステーキ、穴子天といった一品料理など、多彩なメニューがお客様を楽しませます。
特に人気なのが、400gの鉄板焼きステーキ。丁寧な調理方法で仕上げられたこの料理は、肉の旨みが凝縮され、一口食べれば感動すること間違いなしです。
「どうしてもチェーン店に流れがちですが、地元の個人店にも足を運んでいただきたいです。」荒喜家では、リーズナブルなランチメニューも提供しており、ラーメンやカレーが学生にも大人気。週7で自家製カレーをアレンジして楽しむ田中さんのこだわりが伝わってきます。
地域貢献にも熱心で、屋台祭りや朝市では自慢の料理を振る舞い、地元の活性化に寄与しています。「地域の声を直接聞きながら料理を提供するのは、何よりも励みになる」と話していました。
インタビューを通じて、荒喜家が単なる飲食店ではなく、地域とのつながりを大切にするコミュニティの中心であることを強く感じました。120年という歴史を守りながら、常に新しい挑戦を続ける姿勢は、地域愛に溢れていてとても感動的でした。
荒喜家のような個人店が、地域にとってどれほど重要な存在かを改めて考えさせられたインタビューでした。これからも応援したいと思います!
https://youtu.be/x7A-qsKrFa4?si=GQbPHKVJeuVtEnY7
詳しい内容はこちらのYouTubeチャンネルでチェックしてみてね(^^♪
大田原市を訪れた際には、ぜひ「荒喜家」に立ち寄ってみてください。歴史ある空間と田中さんの笑顔に、きっと心もお腹も満たされるはずです。
11月19日のみんながけっぷちラジオでは、益子町で竹林整備を行う「ヒジノワタケ部」部長の伊藤奈菜さんをゲストに迎えた。伊藤さんは千葉県出身。5年ほど前に地方暮らしに憧れて益子町を訪れた。それがきっかけで現在は千葉県と益子で二拠点生活をしながら週4日、益子での活動している。「里山の自然や四季折々の風景が益子の魅力」と話す伊藤さん。自身の活動やそこに込める想いを聞いた。
多様性の破壊、獣害、災害リスク。放置竹林問題。
地方の人口減少や生活様式の変化により、私たちと自然の心理的距離は大きくなりつつある。それは益子の竹林でも顕著だという。竹は成長が早く繁殖力が高い。そのため竹林が整備されず放置されてしまうと他の樹木を枯らして植物の多様性を壊すほか、荒れた竹林へのごみの放棄や害獣被害にもつながる恐れがあり、竹林が地域住民から近寄りがたい場所になってしまうという。さらに竹は樹木とは異なり根が浅いため、斜面に生えていた場合、土砂災害のリスクも高まる。
このような被害を防ぐためにも竹林には定期的な整備が不可欠であるが、実際に整備をしながら竹林を維持していくことが難しい人や場所も増えてきている。そこでヒジノワタケ部は2年ほど前から竹林整備の活動を始めた。女性メンバーも多く、参加者同士の交流も楽しみながらアットホームな雰囲気で活動を行っている。
竹林を守る。竹と共にある暮らしを。
ヒジノワタケ部では竹の伐採作業のほか、竹の活用にも力を入れて取り組んでいる。竹ひごでかごを編む昔ながらの竹細工や畑の土壌改良に効果的な竹炭など活用の幅は広い。さらにその広がりは食の分野にも及び、「ましこのまだけで作ったまじめなラー油」という食品の開発も行ったそうだ。
「竹の活用方法は無限大。そう思うと竹は厄介者だけど、豊かな資源に見えてくるんです。伐採をするだけではなく、竹を暮らしの中で使っていくヒントを伝えていきたい」。最近では地域のイベントで商品の販売や竹ひごを使ったワークショップを行うブースを出展し、普段竹に触れる機会がない人にも興味をもってもらえたと話した。
「竹林を守る。そして竹と共にある暮らしを」。今後は活動で得たノウハウを、竹林整備したいと思っている人にも伝えていくことで、大切な資源をずっと残していきたいと話す。(ラジオ学生 ながたき)
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