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◆毎週木 15時~ フードバンク会議
こんにちは。さくら訪問看護ステーション看護師長の鳥居香織です。
今回は、私たちのステーションでの日々の活動や、訪問看護という仕事に込める思いを皆さんにお伝えしたいと思います。
私は訪問看護師として、平成8年からこの道に進みました。それ以前は、東京で助産師として働いていましたが、祖父母の介護をきっかけに、この地域で訪問看護を始めることになりました。当初、訪問看護という仕事に関してはほとんど知識がなく、不安も多かったのを覚えています。しかし、この地域で暮らす高齢者や病気を抱える方々の生活の中に、訪問看護がどれほど大切で必要なものかを実感しながら、日々学び成長してきました。
訪問看護の仕事は、病院の看護とは少し異なります。もちろん、病院で行う看護技術や知識は基本として求められますが、私たちが対象とするのは「患者さん」ではなく、「療養者」や「生活者」としての人々です。つまり、病気を抱えながらも家で生活を続けている方々の支援を行うのが、私たちの役割です。
私たちが大切にしているのは、「その人らしさ」を尊重しながらケアを提供することです。訪問看護の現場では、病気や障害だけでなく、個々の生活背景や価値観、家族関係までを包括的に捉えることが求められます。たとえば、同じ病気を持っている方でも、その方の生活の仕方や望む生活のスタイルは一人ひとり異なります。そのため、私たちは一つの枠に当てはめるのではなく、それぞれの方が大切にしていること、どのように暮らしていきたいのかを第一に考え、支援の内容を決めていきます。
訪問看護の素晴らしさは、病院のような決まったルールや時間に縛られず、利用者さん一人ひとりとじっくり向き合えることです。訪問先で30分から1時間という時間をかけて、一対一でケアを行うことは、利用者さんの本音や悩みを引き出すための貴重な時間となります。この時間を通じて、私たちは利用者さんの心の声を聴き、その人らしい生活を支えるためのサポートを模索していきます。
また、訪問看護には「見えないものを大切にする」ことが求められます。これは単に血圧や脈拍などのバイタルサインを測ることではなく、その方の表情、声のトーン、体の動き、そして「なんとなく感じる違和感」などを通して、心の中にあるものを読み取る力です。 たとえば、訪問時に差し出された手の動きひとつにも、その方の不安や信頼感、気持ちの変化が表れます。こうした細やかなサインを見逃さないことが、訪問看護師としての大切なスキルだと感じています。
時には、利用者さんやご家族が何を望んでいるのかが分からないこともあります。そのような時こそ、「先に立たない」という姿勢を貫きます。私たちはあくまでその方の応援団であり、アドバイザーです。「こうすべき」という意見を押し付けるのではなく、「どうしたいのですか?」と問いかけ、その思いを最大限尊重する。それが、訪問看護の真髄だと私は信じています。
私たちのステーションの理念には、「地域住民から愛され、信頼されるケアステーションになる」という目標が掲げられています。そのためには、何よりもまず、その人らしい生き方を支え、生活の質を向上させることが重要です。どのような状況でも、その方が「自分らしく」生活できるように、私たちはサポートしていきたいと考えています。
訪問看護は、とてもやりがいのある仕事です。もちろん、困難や課題も多いですが、それ以上に一人ひとりの生活に深く関わり、その人が笑顔で過ごせる日々をサポートできる喜びがあります。
これから訪問看護師を目指す方々にも、自分の持つ「五感」をフルに活用しながら、人の心に寄り添う看護の素晴らしさを感じていただきたいと思います。
私たちは、常に利用者さんの声を聞き、その声に応えるケアを提供し続けていきます。
訪問看護に興味がある方や、困ったことがあれば、どうぞ気軽にご相談ください。地域の皆さんと共に、さくら訪問看護ステーションとして、これからも一歩一歩進んでまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
さくら訪問看護ステーション 師長 鳥居香織
今回のインタビューを通して、鳥居香織さんが訪問看護に込める深い愛情と使命感に触れることができました。訪問看護の現場では、技術だけでなく「その人らしい生き方」を支えるという大きな役割があることを、改めて実感させられました。
特に印象的だったのは、「先に立たない」「見えないものを大切にする」という利用者さん一人ひとりの気持ちに寄り添い、生活者としての視点で支援する姿勢には、訪問看護の本質が凝縮されているように感じました。
さくら訪問看護ステーションが地域に根ざし、利用者さんから信頼される理由が少しずつ分かった気がします。これからもこの温かく力強いケアが、多くの方の安心と笑顔を支えていくことと思っています。(しょうちゃん)
リンクはこちら⇨ https://youtu.be/s601rVWWj-g?si=tbGp5vw1Xi2yzuBJ
「さくら訪問看護ステーション」の活動や訪問看護の魅力について、もっと詳しく知りたい方は、ぜひこちらのYouTubeチャンネルをご覧ください!
訪問看護に興味がある方や、これから看護師を目指す方にとっても役立つ情報が満載です。
あなたのご視聴をお待ちしています!(しょうちゃん)
こんにちは、ボランティアのしょうちゃんです!
先日のYouTube生配信では、地元の職人たちの熱い思いとこだわりを直接聞くことができました。今回のゲストは、尾引石材店の尾引仁さんと大田原塗装の阿久津文宏さん。
お二人とも、日々の仕事にかける情熱が伝わってくる素晴らしい方々です。
石材店を営む尾引仁さんは石に魂を吹き込む職人です。尾引さんは「石は生き物と同じように、それぞれに個性がある」と語り、一つ一つの石に違いがあることを教えてくれました。 そのため、墓石の制作や石彫りの際には、石の特性を見極め、その良さを最大限に引き出すことにこだわっているそうです。
サロン中村でのヘアカット体験
インタビューの冒頭、尾引さんは地元のヘアサロン「サロン中村」について話されました。ここでのシャンプー体験はまるで高圧ウォーターで洗われるような爽快感があり、まるで「頭が取れちゃったんじゃないかな」と感じるほど気持ちが良いそうです。また、カットスタイルも非常に個性的で、0(ゼロ)mmのスタイルで仕上げられた髪型がとても似合っていました。皆さんも、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
サロン中村は、大田原市にあります。
尾引石材店では、さまざまな石材を取り扱っていますが、特にお墓用の石材には、国内外から多種多様な石があり、顧客の好みに応じて選べるようになっています。
さらに、「御影石(みかげいし)」という名称の由来についても教えてくれました。
本来「御影石」とは、関西地方の御影地域で採れる石のことを指しますが、今では加工石全般を指す言葉として使われることが多いそうです。
石材の世界にも、こうした歴史や背景があるんですね。
それぞれの特徴や特性を考慮して選ぶことが重要だといいます。特におすすめの石材として、日本産の「庵治石(あじいし)」を紹介してくださいました。この石は香川県で採れ、
磨くと非常に美しい光沢が出ることから、多くの方に選ばれているそうです。
また、中国産の石材についてもお話がありました。価格が比較的手頃で、品質も良いことから、最近では人気が高まっているとのことです。しかし、吸水率や耐久性、見た目の風合いなど、日本の気候や風土に合わせた選び方が求められるため、しっかりとした知識を持って選ぶことが大切だとアドバイスしてくださいました。
地域とのつながりを大切に
尾引さんは、尾引石材店を営むだけでなく、地域とのつながりを大切にしています。地元の祭りやイベントにも積極的に参加し、地域の活性化にも貢献しているとのことです。「石材店として地域に根ざし、地元の方々に信頼される仕事をすることが一番大事だと思っています」と語ってくれました。
また、地域の歴史や文化を尊重し、石材を通じて地域の伝統を守ることにも力を入れています。お墓や記念碑に使用される石材には、地域の歴史や人々の思いが込められているため、それを尊重しながら仕事をすることが重要だと考えているそうです。
尾引さんからのメッセージ
「石材は一生に一度の大切な選択になることが多いですが、その選び方や取り扱いについては、ぜひ信頼できる専門家に相談してほしいと思います。どんな小さなことでも、私たちがサポートできることがあれば、いつでも気軽に声をかけてください」とのことでした。
尾引さんの情熱と誠実さが伝わるインタビューを通じて、石材が持つ深い意味や選び方のポイントについて理解が深まりました。地域の皆さんにとって、尾引石材店が信頼できるパートナーであることを実感しました。
ぜひ、尾引石材店を訪れて、その豊かな経験と知識を直接体験してみてください。尾引さんの丁寧な対応と、石材に対する深い愛情を感じることができると思います。
次は、阿久津さんに木材に色をつける塗装作業を行いました。参加者の皆さんと一緒に、プロの塗装業者から直接学びながら、木材の塗装の基本とコツを体験しました。
以下は、今回の作業とプロから学んだポイントです。
まずは木材の準備から。普通の木材に塗装を施すことで、色を加えるとともに木目を生かすことができます。赤茶色は木材に温かみを与え、深みを加える効果があります。
塗装を始める前に、塗料の使い方と塗り方についてプロからポイントや注意点など学びました。塗料を適量取り、木材全体に均等に広げることが重要です。塗りすぎてしまうと、ムラができやすいので、適度な量を心がけましょう。
木材の塗装では、木目に沿って塗ることが大切です。木目に逆らって塗ると、ムラが目立ちやすくなります。木目に沿って塗ることで、よりきれいに仕上がります。
塗装対象によって適切な塗料は異なります。例えば、室内には水性塗料が適しており、外部用の塗料もあります。水性塗料は臭いが少なく、扱いやすいのが特徴です。外での使用も可能ですが、乾く前に雨に濡れないように注意が必要です。
塗装業界のプロである阿久津さんは、DIYの初心者にもわかりやすく塗装のコツを教えてくれました。たとえば、特別な色を作りたい場合には、塗料を混ぜることで自分だけの色を作ることができるそうです。
阿久津さんは、地域のボランティア活動にも積極的に参加されており、学校の遊具の塗装なども手がけています。その経験から、塗装を通じて地域貢献をすることの重要性や楽しさについても語っていただきました。
塗装はただ色を付けるだけでなく、物の保護や美観を整えるための大切な作業です。今回の配信を通じて、DIYでの塗装に挑戦する際の参考になれば嬉しいです。
もし疑問や質問があれば、コメント欄にてお気軽にお尋ねください。
プロのアドバイスをもとに、ぜひ挑戦してみてください!
リンクはこちら⇨ https://www.youtube.com/live/Ws5MeTtrDyQ?si=xnM9-5IgwHB-kZER
インタビュー編集後記
本日は、お二方の知識と経験が一堂に会する貴重な時間となり、石材や塗装、DIYに対する新たな視点を得ることができました。視聴者の皆様も、ぜひこれらのヒントを日々の活動に活かしてみてください。
ブログ・動画ご視聴ありがとうございました!(しょうちゃん)
こんにちは!有限会社那須クリーンの斎藤誠之です。
今回は、私たちの会社が行っている廃棄物の収集やリサイクルの活動、そして日々の業務を通して見えてくる課題と未来への希望についてお話ししたいと思います。
私たち那須クリーンは、地域の皆さんの生活環境を守るために、毎日一生懸命働いています。その仕事の現場では、多くの工夫や努力、そして時に厳しい課題に直面することもありますが、私たちはそのすべてに前向きに取り組んでいます。
那須クリーンは、栃木県那須原市を中心に隣接する大田原市、矢板市、さくら市といったエリアで廃棄物の収集・運搬を行う会社です。
事業内容は大きく分けて、一般廃棄物の収集と産業廃棄物の収集に分かれます。
私たちが主に扱う一般廃棄物とは、家庭から出る生活ゴミや、コンビニエンスストアや飲食店から出るダンボール、ペットボトル、空き缶などのリサイクル可能なゴミです。これらを地域のゴミステーションや各施設から回収し、適切な場所へ運びます。また、産業廃棄物については、工場や事業所から出る廃棄物を回収し、専門の処理施設へ運搬しています。
私たちの業務は、毎朝の「おはようございます!」という挨拶とともに始まります。 しかし、その裏側には多くの準備と確認作業が必要です。まず、アルコールチェッカーでの飲酒確認を行い、その後、車両の日常点検を行います。ゴミ収集車は私たちの相棒であり、道具であるため、タイヤの状態、ブレーキの効き具合、エンジンの調子などを毎日しっかりとチェックしています。これらの準備を怠ることはできません。
なぜなら、万が一の事故は重大な結果を招きかねないからです。
実際の収集作業は、早朝から始まります。地域ごとに決められたルートに従って、ゴミを回収していきます。例えば、コンビニエンスストアでは深夜営業が多いため、営業時間外に訪れてゴミを回収する必要があります。ゴミ収集車は、ゴミステーションや施設の裏側など、車が入りにくい場所にも入るため、運転技術が求められます。
また、住宅街では騒音に配慮し、エンジン音を抑えながら作業することも重要です。
ゴミ収集の現場では、安全第一の作業が求められます。例えば、パッカー車(ゴミ収集車)の後部にあるゴミ投入部分には大きな圧縮装置がついています。この装置に巻き込まれると重大な事故につながるため、慎重な作業が必要です。
また、夏場は気温が高く、生ゴミが発酵しやすくなります。発酵したゴミは、液体が飛び散ることもあり、回収作業中に悪臭や汚れが周囲に広がらないよう特に気を使っています。
私たちは、地域住民の皆さんとのコミュニケーションも大切にしています。ゴミの分別方法や回収スケジュールについての説明会を開いたり、個別に問い合わせに応じたりすることもあります。特にゴミの分別については、リサイクルの効率を上げるために重要なポイントとなります。そのため、コンビニエンスストアや飲食店には、ペットボトルや缶、紙ゴミを混ぜないようお願いをしています。しかし、不特定多数の人が利用する場所では、分別が徹底されないことが多く、そのたびに手間がかかるのが現実です。
那須クリーンでは、ゴミのリサイクル率を上げるための様々な取り組みを行っています。 例えば、発泡スチロールはそのままではリサイクルが難しいため、専用の機械で溶かし、インゴットという塊状にして再利用しています。
また、ペットボトルやアルミ缶、スチール缶などのリサイクル可能な資源は、それぞれの特性に応じて圧縮しリサイクル業者に売却しています。
このようにして得られたリサイクル資源は、再び新しい製品として生まれ変わります。 例えば、ペットボトルは再びペットボトルになったり、服の素材として再利用されたりします。最近では、ペットボトルから作られた衣料品も増えています。
私たちは、こうした循環型の社会を目指し、日々の業務を通じて少しでもゴミを減らす努力をしています。
さらに、地域のイベントや学校の授業などでゴミの分別についての啓発活動も行っています。例えば、小学校の社会見学の一環として、清掃センターの見学を行ったり、私たちの仕事について説明する機会を設けたりしています。
子どもたちがゴミの分別に興味を持ち、将来のリサイクル意識を育てることができれば、未来の環境は大きく変わるでしょう。
那須クリーンでは、さらなる環境保護を目指し、新しい技術の導入を模索しています。 最近では、オール電気のゴミ収集車の導入を検討していますが、そのコストは非常に高く、約3000万円もかかるため、慎重に計画を進めています。電気収集車を導入することで、排ガスを削減し、地域の環境負荷を減らすことができますが、コスト面での課題をクリアするためにはまだ多くの努力が必要です。
また、私たちはリサイクル技術を持つ企業との協力関係を強化し、廃棄物を新しい資源として再利用するネットワークを広げていく予定です。これにより、地域で発生するゴミの量を減らし、より持続可能な社会の実現に向けて進んでいきます。
ゴミの減量化を進めるためには、皆さんの協力が欠かせません。家庭での分別を徹底し、リサイクル可能なものはきちんとリサイクルしてください。
私たち一人ひとりの小さな努力が、地域全体の未来を守る大きな一歩になるのです。
私たち那須クリーンは、単なる廃棄物の処理業者ではなく、地域社会の一員として、環境保護に貢献することを使命としています。
そのためには、皆さんの協力が不可欠です。ゴミの分別や減量化、リサイクルの推進について、どうかご理解とご協力をお願いいたします。
那須クリーンの従業員一同、これからも地域の皆さんが快適な生活を送れるよう全力で取り組んでいきます。どんな小さなことでも構いませんので、何かご質問やご意見があればぜひお寄せください。
皆さんと一緒に、より良い未来を築いていけることを心から願っています。
今回お話を伺い、ゴミ収集の現場での努力や工夫、そして環境への真摯な取り組みを知ることができました。普段何気なく捨てているゴミも、裏ではこんなに多くの人々の努力が支えていることを実感しました。
「ゴミは資源」という言葉には、ゴミを減らし、リサイクルを推進することの大切さと、それを通じて持続可能な未来を築こうと強い思いが込められているように感じます。
私たちも日々の生活でできることを考え、少しでも環境に優しい行動をしていきたいと感じました。皆さんもぜひ、日常の中でゴミの分別やリサイクルについて考えてみてください。
それが地域社会と地球環境の未来を守る大きな一歩になるのです。(しょうちゃん)
リンクはこちら⇨ https://www.youtube.com/live/gjCw5ZLi2Uk?si=dDVOBbCKKXLjUIZd
ブログでは語り切れない内容を動画では詳しくご紹介しています!
ぜひみてね(しょうちゃん)