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とちぎ県北ボランティア
フードバンク県北 / 子どもの居場所 スマイルハウス
営業時間
学生・若者ボランティア募集中。現在15人。
毎月1〜2回の会議で、当日までの企画を一緒に考えてくれる人募集中。
ボランティア大募集!
◎相談聞き取りボランティア
◎食品回収ボランティア
◆毎週木 15時~ フードバンク会議
1月10日から1月12日にかけて能登のボランティアに参加し、能登半島北部の町野地区、金蔵地区、南志見地区に行ってきました。輪島市の中心市街地から車で40分ほど離れた山間地域で、昨年9月の豪雨による被害も受けた地域です。今回は仮設住宅に住まわれている方々と二地区で復興活動に取り組まれている方々にお会いし、様々なお話や思いをうかがいましたのでこの場で共有させていただきます。
1K4畳の仮設に2人。押入れに寝ている
町野地区にある仮設住宅では60代の女性にお話を伺いました。お母様と2人で1K4畳半の部屋に豪雨災害の後から3か月以上住んでいます。お母様はダンボールベッドに、娘さんは押入れに布団を敷いて寝ていました。被害に遭った家は現在工事待ちだそうですが、大工さんの人手不足などの問題から、なかなか工事開始の目処がまだ見えていないそうです。「外は寒く、部屋の中で過ごすことが多いが、4畳半はとても狭く、二人で過ごすのは息苦しさを感じる」のだそうです。床冷え対策としてボランティアがマットを敷いており、私もやらせていただきました。
外から来てくれる、だけでエールになる。気に入ったら「Iターン」も
続いて、海沿いの南志見地区で震災前からまちづくり(村おこし)に取り組まれている会社、奥能登元気プロジェクト代表(社長)の奥田和也さんにお話を伺いました。過疎化が進む奥能登地域の人・町・経済を元気にしたいという思いから、農産物・水産物・木材を使い、商品企画・開発から製造までを行うことで多種多様な人たちが知恵を出しながら、新たな創造の場をつくっています。奥田さんはそれだけでなく、地域の施工業者と協力しながら、被災を受けた建物の修繕・再建に携わっています。残りの人生を能登の復興から新しい能登の創造に時間を使いたいという思いで取り組まれており、そうした思いに大変感銘を受けました。そんな奥田さんがこれからの奥能登に必要だと考えるのは「外から来る人の力」だと言います。「地域の人も復興を精一杯頑張っているが〝外部から来てくれる〟それだけで地域の人へのエールとなるし、もしこの地域が気に入れば何か起業するなど、この地域を一緒に創り上げてもらえると嬉しい」とお話していました。
「今年こそ何かして、地区を盛り上げる」
最後に金蔵地区で毎年8月16日に3万本のろうそくで集落を灯す「万燈会」を運営企画している、区長さんたちにお話をうかがいました。金蔵地区の歴史や今まで取り組まれてきたことなど、熱い思いに大変感銘を受けました。地区内の多くの住民は避難している中、区長さんたちはここに残り続け「今年こそ、何か新しい楽しいことをして、金蔵地区を盛り上げたい」と話しています。
今回のボランティアを通して、奥能登では外から来る「よそ者」の力を必要としており、私たちがその「よそ者」となり、現地の人の声を伝えていく役割があるということです。
資材高騰、業者不足。でも「SDGs建築材料」でやりたい!
私は昨年の3月に一度能登を訪れており、そこから10か月たった能登を見てきて、9月の豪雨による被害もあり、道路の復旧や建物の建設工事など復興にまだまだ時間がかかるという印象を受けました。資材高騰や人手不足などの問題を、どのように捉え、新しい突破口を考え、実践していくことが必要です。私は、建築士の見習いという立場ではありますが、たくさんの土砂や、取り壊しの際に出る瓦などを、「処分するもの」ではなく、「地域の貴重な資源」として捉え、ローコストで居心地の良い住まいをつくることができないか、今後考えていきたいと思っています。(村上茉鈴)
#ボラサポ共同募金会
#日本財団
今回の動画では、作業療法士(OT)・理学療法士(PT) の3人が、リハビリの最前線で活躍する機器や技術を紹介。さらに、電気刺激装置「IVES(アイビス)」 などの実演もあり、盛りだくさんの内容となりました!
また言語聴覚士(ST)山本厚美さんの動画 は別配信となるのでそちらもお楽しみに🎥✨
① だいなリハビリクリニックとは?
冒頭では、リハビリクリニックの強み を紹介!
📍 365日休まず医療・介護を提供(元旦もリハビリ!)
📍 入院・デイケア・在宅医療を一貫サポート
📍 地域に密着し、介護予防やリハビリ活動を強化中!
「リハビリをもっと身近に、もっと継続しやすく」をモットーに、患者さんの生活に寄り添った支援を行っています!
作業療法士の鈴木啓太さんが、リハビリ現場で活躍する最新機器を紹介。
✅ 手の重さを軽減し、パソコン操作や食事がしやすくなる装置
✅ 肩や腕の筋肉に負担をかけず、スムーズな動作をサポート
✅ 実際に装着した出演者も「手が軽くなった!」と驚きの声
特に、脳梗塞や神経疾患で腕の動きが制限されている方に効果的!
✅ 電気刺激で筋肉を動かし、リハビリをサポートする装置
✅ 患者さんが「動かしたい!」と思った時にだけ電気が流れる仕組み
✅ 実際に装着し、指や手の動きをサポートするデモを実施!
出演者が実際に「IVES」を体験し、電気が流れる瞬間に「おお!」と驚く場面も!細かい調整が必要なため、セラピストの技術が求められるリハビリ機器 です。
理学療法士の 時庭賢治さん&橋本秀徳さん は、歩行や姿勢の改善をサポートする機器とストレッチを紹介。
📌 おへそを突き出す&背中を丸める運動(腰の負担を軽減)
📌 椅子に座りながらの太ももストレッチ(お尻や腰の筋肉をほぐす)
📌 両手を上げて伸びるエクササイズ(全身の血流を促進)
出演者も実際に挑戦し、「意外と伸びる!」「思ったよりキツい!」と驚きのリアクション😂
✅ 足首の動きを補助し、転倒を防ぐ装具
✅ 実際に装着し、歩行がどのように変化するかを体験
✅ 出演者も「足が軽くなる!」と実感
患者さんの症状や歩き方に応じて、適切な装具を選ぶことが 理学療法士の重要な役割 です。
配信の最後には、リハビリに関するクイズで視聴者も参加!
❓ Q1: 人間の骨の数は赤ちゃんと大人で違う?
❓ Q2: 1日に行う動作で500回以上なのは?
❓ Q3: 冷えたビールは熱中症予防になる?
出演者も意外な答えに驚き、視聴者も楽しめるクイズコーナーになりました🎉答えは最後に
今回の動画では、リハビリの最前線をリアルにお届けしました!
🔸 IVES(アイビス)の実演では「勝手に手が動く!」と盛り上がり、
🔸 ストレッチ実演では、出演者が真剣に取り組み、まるでリハビリ教室のような雰囲気に!
🔸 クイズコーナーでは、学びながら笑顔が溢れました。
言語聴覚士(ST)山本厚美さんの動画 では、
嚥下や発声のリハビリについて詳しく解説していきますので、お楽しみに!
📢 動画の感想や質問はコメント欄へ!
また、リハビリに興味のある方は だいなリハビリクリニックの公式サイト もチェックしてみてくださいね😊(ボランティアのしょうちゃん)
クイズの答え
Q1✅ 正解は「違う」!赤ちゃんは300〜350個、大人は206個!
Q2✅ 正解は「嚥下(飲み込む回数)」!
・・人は無意識のうちに1日500〜1000回飲み込んでいる!
Q3✅ 正解は「ならない」!
・・ビールには利尿作用があり、逆に脱水症状を引き起こすことも!
1月28日の「次世代に伝える。原発避難13年目ラジオ」では、ゲストに浪江町出身の田中えりさんをお招きした。日本大震災当時、宇都宮大学の一年生で、浪江にいた田中さんの家族は一人暮らしのアパートに避難してきたという。ご家族は現在もふるさとを離れて栃木県で生活を続けている。(田中さんは来月から原発避難13年目ラジオ(第4火曜)のコメントお姉さんです。乞うご期待!)
生活基盤を失う。脆弱な人をより苦境に立たせた支援打ち切り
田中さんにとって原発は生まれた時にはすでにあり、生活の一部だった。田中さんは、皆が安全だと言っていた原発で事故が起き、急に自分の地元やよく知る地名が毎日ニュースに出てきて現実を受け止めきれずに戸惑ったという。福島原発事故では、放射能漏れによって16万4800人が避難を余儀なくされ、生活基盤を失った。2017年3月末の区域外避難者(=自主避難者)への住宅支援打ち切り以降、特に脆弱な立場にある人が住まいの確保や生活費の負担などの問題で苦境に立たされた。「原発避難はただの引っ越しではない。原発被害者は、避難を強いられたことの大変さや辛さを軽視する世間の声、自分や家族の健康への不安や恐怖と共に生きてきた」と田中さんは言う。
自己決定権の侵害。「住みたい人も、住みたくない人」も追いやられる。
福島では、避難生活を続けたくても続けられない人もおり、「自己決定がなされない」という現実が突き付けられた。浪江町を含む避難区域は、政府の指示により避難解除になるまで誰も町に住むことができなかった。また逆に、避難者の生活再建が進んでいない状態で「追い出し裁判(※注)」も行われ、〝国内避難民〟の権利が侵害されるような出来事も多発した。
1986年のチェルノブイリ原発事故後では「チェルノブイリ法」が制定され、国民投票や住民の意思による避難や居住の選択が可能であったが、福島原発事故ではそのような政策は打ち出されなかった。日本では「居住の権利も、居住しない権利」もなく、自己決定権を尊重する考えがなかった。
13年前、原発事故によって多くの人々の健康や生活、そして日常の幸せが脅かされたにもかかわらず、国は今もなお原発を手放そうとしない。
「2023年以降は再稼働がどんどん進み、次に事故があった場合の議論はほとんどなされない中、再稼働の話を見聞きするたびに、かさぶたを剝がされる気持ちだ」と田中さんは話す。
心の傷、「時間が解決しない」。PTSD発症は「戦争レベル」
心は目に見えない。原発事故から14年近く経った今でも、避難を強いられ、その選択を負わされた多くの人が心の傷(心的外傷)を抱えている。田中さんも「帰る実家がなくなり、一緒に生きてきた先祖代々続く土地が奪われ、ずっと続いていくと誰しもが思っていた未来が突然断ち切られた」思いがあるという。さらに心の傷は、帰還困難区域に住んでいた人たちだけでなく、「自主避難者」も同じように高いストレス状態にあるという。早稲田大学の避難者1万6000人に対するアンケート調査では、4割の人がPTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱えていると推定された。この数値は日本の災害のでも突出した数字で、むしろ戦争、沖縄戦で見られたレベルの値という。
田中さんは「この辛さは時間が解決すると思っていたが、傷が癒えるのではなくどんどんつらさが増している」と話す。「本当だったら地元で過ごせたはずだったのに、それがなくなった」という事実を痛感する日々が続く。復興が謳われ原発事故が風化することで、「大した被害ではないと言われている感覚」も蓄積する。大切な場所が奪われた心への負担は想像するよりもずっと大きい。
見えにくい「原発の被害」を言語化する。社会を変えるためにも「対話」
私たちは、原発事故後の今を生きる社会の一員として、「誰もが当事者であり、誰も無関係でない」ことを忘れてはならない。「原発事故があったことよりも、そのあとの人生を生きるほうが辛い」という人もいる。原発事故とその後の困難な人生経験がもたらすという被害は、あまりにも軽視されている。このような社会を変えるためには、当事者である私たちが共に考え声をあげ続けていくことが必要だ。これは原発に賛成か反対かという単純なものではない。この問題がどんどん複雑になる中で、「自分は今こう思うという対話を続けていきたい」と田中さんは語った。
今回、田中さんが伝えてくれた言葉を忘れずに、この問題について批判的に考え、それを伝える努力を続けたい。(ラジオ学生山本)
※注:追い出し裁判とは、主に賃貸住宅や仮設住宅などに住む人々に対し、貸主や自治体が退去を求めて提起する裁判を指す。福島第一原発事故に関連しては、避難者が住んでいた国家公務員宿舎や民間借り上げ住宅(みなし仮設住宅)からの退去を求める訴訟が起こった。
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https://m.youtube.com/watch?v=n1ycjxGvWgU