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とちぎコミュニティ基金は「みんなで集め、みんなで造る」栃木のミライづくりを担うインフラです。

集めるものはお金と人とアイディア。まずは栃木からみんなで課題を解決しましょう。

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とちぎ県北ボランティア
フードバンク県北 / 子どもの居場所 スマイルハウス

営業時間

  • 月曜日・木曜日・土曜日: 10:00 - 16:00
  • 火曜日・水曜日・金曜日: 10:00 - 18:30
  • 日曜日: 休業

*能登半島地震の災害ボラ募集⇒

詳しくはコチラ

 

*Vレンジャー「キャンプで救う!子どもの貧困」

学生・若者ボランティア募集中。現在15人。

 

*サンタdeランの実行委員メンバー⇒

毎月1〜2回の会議で、当日までの企画を一緒に考えてくれる人募集中。  


ボランティア大募集!

◎相談聞き取りボランティア

◎食品回収ボランティア

◆毎週木 15時~ フードバンク会議




果樹園を通じて「地域に夢を」と語る姿勢に、深い情熱と希望の力を感じた!

 3月28日〜30日、能登でボランティア活動を行ってまいりました。移動日を除く2日間、個人として、政治を志す者として、被災された方々の力になれるよう努めるとともに、現地で見て・感じたことを政策に活かすための活動でもありました。

 

「援農ボラ」片付けながらの農作業。農家だけでは間に合わない

 28日は、土砂で埋もれたビニールハウスの片付け作業。肥料や備品を運び出す力仕事で、農家の方だけでは到底間に合わない状況でした。昨年9月の豪雨災害から時間が経つにもかかわらず、手がついていない現実に、行政の力不足を感じました。

 作業後には倒壊家屋を視察させていただきました。半壊・全壊の判定による支援額の差、公費解体の条件などを聞き、制度と現場のギャップを痛感しました。仮設住宅は整備されているものの、「残りは自力で」という無言のメッセージを感じる現状がありました。

 地域の方々と交流する中で、「希望」の重要性を強く感じました。仮設住宅では設備面への不満は少ない一方で、「孤独」の声が多く、生きがいのあるつながりや会話の機会が圧倒的に足りないと伺いました。集会所もあるものの、参加にばらつきがあり孤立を招いている実情も見えました。

 復興に尽力されている方からもお話を伺いました。果樹園を通じて「地域に夢を」と語るその姿勢に、深い情熱と希望の力を感じました。農福連携に挑む姿勢がとても素晴らしく、こういった熱い想いが人を動かすには必要です。 

 希望を核に無理のない形で人が集まる。

 地域コミュニティの再生、深化。

私自身も、普段意識してこなかった視点を得る機会となりました。

 

都会は人が多くて・・・」

 足湯によるケア活動につきまして。身体を温めながらのマッサージや会話を通じ、ストレスの軽減を図る取り組みで、阪神淡路大震災以降、実績のある方法です。

 ある80代の女性は、「孫が住む都会は人が多くて会いにいくのが負担」「腰が痛いが薬が効かない」といった声を話してくださいました。特に印象的だったのは、立ち座りや足拭きの際に「自分でやらせて」とおっしゃったこと。

「何でもやってもらうと、自分でできなくなる」との言葉に、一方的な支援が自立を妨げる可能性に気づかされました。

 この日、“チーム生駒”の皆さんとも交流しました。奈良を拠点に活動され、この日は炊き出しにきていました。遠くは大分からの参加者も。「能登を置き去りにしない」という思いが日本中に広がっていることに、胸が熱くなりました。

 この2日間で私ができたことはわずかですが、現場での学びを政策に反映し、「物理的な復旧+心のケア」までを含む“創造的復興”に取り組みたいと強く思いました。

「自助・共助」だけでなく、「公助」の仕組み強化に向け、今後も活動を続けてまいります。(海保とくま/東京)

那須町の“つながる拠点”へ──那須まちづくり広場に行ってきました!

旧朝日小学校跡地にある

「那須まちづくり広場」

におじゃましました!

 ここは、学校としての役目を終えた校舎をリノベーションし、地域の人たちが集い、学び、活動できる“まちの交流拠点”として生まれ変わった場所です。

案内してくださったのは、運営を担う「那須まちづくり」の副所長堀部さん。
やさしい笑顔で、一つひとつ丁寧に施設を紹介してくれました。

 🏡 カフェ、ギャラリー、福祉、住宅まで揃う「まちのひろば」

広場の中には、一つの小さなまちがあるような空間がありました。

  • カフェやオーガニックショップでは、那須の食材を使ったランチや、自然素材のグッズが楽しめます。

  • ギャラリーやイベントスペースでは、地元のアーティストが作品を展示したり、コンサートやワークショップが開かれたり。

  • 子ども支援や障がい児サービスの施設もあり、保護者や子どもたちの居場所としても活用されています。

  • さらには、サービス付き高齢者住宅や短期宿泊施設も併設されていて、地域の高齢者の暮らしの安心も支えています。


🌱 「自分たちでつくる まちづくり」の形

 この広場の魅力は、施設の中だけで完結しないところ。

月曜日には、カフェが“チャレンジカフェ”として解放され、料理好きな人が一日だけ店主に挑戦できたり、研修室では移住者向けの講座や地域づくりの勉強会が開催されたりと、「やってみたい」を応援する土壌があります。

 堀部さんは、「ここは“人の縁”で成り立っている場所なんです」と話します。
便利さや利益を優先するのではなく、地域の人と人が丁寧に関わりながら育てている場所──そんな印象を受けました。


✍ 編集後記:暮らしのすぐそばに、やさしい“まち”がある。

今回、施設としての立派さよりも、“人の思い”が先にある場所だなと感じました。

まちづくりって、大きなプロジェクトのように思えるけど、実は「子どもが安心して遊べる場所がほしいな」「おばあちゃんが誰かと話せるカフェがあったらいいな」…そんな日々の想いから始まるのかもしれません。

那須まちづくり広場は、その想いが形になった場所でした。

地域に関わる人も、ちょっと那須に遊びに行く人も、

きっとなにか心に残る出会いがあると思います🌿
気になった方は、ぜひ一度、足を運んでみてくださいね!(しょうちゃん)

🎥 アーカイブはこちらから!

YouTube「ボランティアのしょうちゃん」で配信中!
インタビューの様子や施設内を配信しています📺
▶️ 動画を見る→ https://youtu.be/z2IjxD7Uhec?si=ZtJcWNZrdz0pbrFA

フードバンク県北 食品配布会、新たな場所で心あたたまる支援 4/12(土)

4月12日(土)13時〜15時、フードバンク県北による食品配布会が、新たな会場「旧大田原市勤労青少年ホーム」にて開催されました。
この日は、60世帯を超えるご家庭へ食品をお渡しすることができ、地域の支え合いの力を強く感じる時間となりました。
また、15名のボランティアが参加し、受付・仕分け・運搬・案内など、さまざまな形で運営を支えてくださいました。
新しい場所での初開催ということもあり、準備には工夫が必要でしたが、地域のみなさんとボランティアの協力により、スムーズに実施することができました。
参加者の方からは、
「はじめて来ましたが、スタッフの方が優しくて安心しました」
「子どもと一緒に来られてありがたかったです」
など、嬉しい声がたくさん届きました。
これからも、地域で支え合う仕組みづくりの一環として、必要とされる方々へ確かな支援を届けていきたいと思います。
次回は5/10(土)同場所にて開催予定です。(しょうちゃん)