未来会議・栃木市でやった! 50人来た!

 日曜日、未来会議を福島から招いて呼んでやりました。福島いわきから霜村・長谷川・西崎さんの3人。来た人は、福島からの(元)避難者20人、栃木オリジナル20人、スタッフ系(福島・栃木混在)10人でした。未来会議は原発事故がおこった「浜通り」各地でおこなわれている“対話”集会です。議論ではなく人の話を聞き、自分の話もする、という公式な場なのですが、自分はこれからどうするんだろう、自分の今の大変さなど私的なことも言ってもいい場(だと思います)。ワールドカフェ方式で机8つを回る(一人残して)方式。机には紙が敷いてあり、そこにマジックで書き込みしてもいいという感じ。

 進行役の霜村さんからのお題は「私の充実した暮らし」。身体障害の青年、しばらく引きこもっていた若者、栃木の地元中学生から、夫を亡くして寂しいという妙齢の方など、様々な人が自分の話を公式な場でしていました。それをまとまめるのでもなく、まとめないのでもなく、自分の中に落ち着けるというのが、対話なんだろうなと思いました。

 福島の人の話は「みんなで話さないとだめな“私的な話”」なんだとおもいます。私的な話をどう応援できるかが勝負なんかな、と。超難問ですね。

 最近はやりのオープンダイアローグ。それは“中動態“というあり方(能動態と受動態の間のこと)ではないか、というのが精神医学や哲学の中で言われだしたとのこと。たぶんこの未来会議が、それだと勝手に思っています。(や)