見えていなかった世界を見るようになった。―ボランティアの1コマ

30年近く会社勤めをしていた時代は、世の中には会社員しかいないのではといった感覚であった。

 

世の中には困っている人、孤立している人、関わりが必要な人がいることは新聞等で見聞きしていたが、何か実感が伴わなく、違う世界のようにも。

 

だが、第二の人生へ転職し、世界が変わった。いや、見えていなかったものを見るようになった。社会の問題、課題に関わりたい。

 

「健康の社会的決定要因(SDH)」新聞連載で“とちぎVネット”を知り、「何でもいいので関われないか」と尋ねると、「ぜひぜひ」と温かく受け入れてくれた。そう、ここは、“地域住民による自発的な社会活動、ボランティアとともに”が掲げられている。

 

まだ、数えるほどのボランティア参加。会員様向け会報発送準備、フードバンクの伝票入力などだ。

 

だが、事務所にお邪魔する度に、この地域で起こっている問題、課題を肌で感じる。

 

狭い世界しか知らなかった私が、世の中を知る手がかりの場でもある。

 

 

*お仕事が休みの日に、Vネットボランティアをしてくださっている青木さん。ボランティアをしてみての感想をお聞きしました。いつもありがとうございます!写真は矢野さんと熱く語り合っている様子です。

*ボランティア募集!みなさんも事務所をのぞきにきてください。