3月1日の「みんながけっぷちラジオ」ゲストは宇賀神康明さん。宇都宮市の宇賀神新聞店の社長さんでした。
新聞屋さんならではの関わり方で、NPO法人フードバンクうつのみやと、フードバンクかぬま事業(鹿沼市社会福祉協議会が運営)を応援しています。
1179㎏の玄米と約1500点の食品を回収 フードバンクの心強い支援者
宇賀神新聞店では、フードバンクの食品支援を呼びかける「折り込みチラシ」を無償で配布、食品を回収しています。コロナ禍で困っている人が急増したので、「新聞屋さんの特徴を生かして、自分にできることは何か」と考えた結果だそうです。
効果は絶大で、昨年12月末までに鹿沼店累計玄米1033㎏食品513点。宇都宮店では累計玄米146.9㎏食品・飲料954点25000円の現金寄付が集まったとのことです。購読料の回収に行くときや、新聞配達をする時に食品をもらうことはもちろん、電話があれば回収に行くそうです。お店まで持参する人もいるそうで、宇賀神さんの困っている人を助けたいという熱い思いと、購読者の温かい気持ち相乗効果にとても感動しました。
本業を活かした社会貢献!
新聞屋さんが「本業のウデ」を使って社会貢献するというのは「企業のCSR」そのもの。ちょっとした気づきでできることだと思います。「今後も、フードバンクさんがもう食品はいりません!というまで支援を続けたいです」と宇賀神さん。こんな支援者がいる地域ってとても心強いですね!他の新聞店でもマネして広まってほしい、とても素敵な活動でした。(き)