コミュニティフリッジ大田原へ
栃木県大田原市、大田原小学校近くにある、一般社団法人ひびとりどりを訪れました。
運営しているのは芝本沙南 さん。
ここは、生活において食品や日用品を必要としている方が、24時間365日受け取ることができる「公共の冷蔵庫」です。
この場所は、ただ食べ物を渡すだけの場所ではなく、人と人がゆるやかにつながる場所として運営されています。元々は30年ほど使われていなかった蔵。地域のみんなでリフォームし、子どもたちが絵を描き、黒かった天井も明るく塗り替えられました。
今では、あたたかさを感じる空間へと生まれ変わっています。
コミュニティフリッジの利用には登録制が導入され、QRコードやシステム管理も活用し、安心して利用できるよう工夫されながらも、厳しすぎるルールではなく、今は使いやすさや、気持ちの交流が大切にされています。
棚には食品だけでなく、ゴミ袋やマスク、学用品なども並びます。
「ちょっと助かった。」「少しほっとした。」
そんな気持ちになれることを願って活動されています。ひびとりどりのメインの事業である障害福祉の相談支援事業を行いながら、子ども食堂や地域の居場所づくりに取り組んでいます。
また相談支援を受けて発達障害のお子さんを育てる保護者の孤立、友達や居場所が少ない若者たち、そうした声と向き合う中で、安心して来られる場所をつくりたいという思いから、この活動が始まったそうです。「誰かと話すことで、自分の思いに気づける」
地域活動の中で人と出会い、話すことで、
「自分はこんなことで悩んでいたんだ」「本当はこうしたかったんだ」と、自分の願いや気持ちに気づいていく。その小さな気づきが人とのつながりを生み、地域を少しずつ変えていく。
そして最後には、
「私は世界平和を目指してるので!」と笑顔で話されていました。コミュニティフリッジは、単なる支援ではなく人と人との関係を取り戻す場所なのかもしれません。
編集後記
今回の取材では、困っている人を助けるという一方向ではなく、出会い、話し、お互いを知ることで、少しずつ地域がやわらかくなっていく。そんな時間がこの場所にありました。
「ほっこりできる場所をつくりたい!」
その言葉通り、蔵を改装した空間には、人の優しさや思いがたくさん詰まっていました。
ぜひ動画でも、その雰囲気を感じてみてください。
YouTubeもぜひご覧ください!(しょうちゃん)





