●驚愕した「継続する力」とその源泉
私が最も心に残ったのはボランティアに参加されている方々の継続する力でした。まず能登まで栃木から車で片道9時間、およそ550kmの長丁場の道のりを移動しました。私は長野から相乗りしましたが、この往復を震災発生の2024年元旦から今に至るまで継続している点に驚きです。
私は思わずその力がどこからくるのか、ボランティアメンバーに尋ねました。ある方は親戚が台風の被害に遭ったことをきっかけに、住居の泥はきを手伝い、課題が自分事化されて、ボランティアをするようになったとのことでした。苦労もある一方、その時間は日々の生活にメリハリを与える大切なものだそうです。
●耕作放棄地の整備を支援。体を動かすのは気持ちがいい
私は今回の支援活動で5年放置された畑に縦横無尽に伸びるツタ(葛)を刈り取る作業をしました。昨秋に大きな草は刈ってあり、他のボランティアグループ4人とともに、草刈り機や鎌でツタを切り、熊手で集め、燃やすという作業を7人が共同で実施しました。
久しぶりの運動で体の節々が筋肉痛になりましたが、太陽や風を感じながら体を動かすのがとても心地よかったです。畑の景色はみるみる美しくなり、地域の方に喜んでいただけました。
●仕事後の団欒と人の温もり
ひと仕事を終えた後には地元の温泉に入り、メンバーと団欒の時間を楽しみました。参加者のバックグラウンドは様々で、ボランティア以外にも海外旅行やお酒など自分の知らない様々な話を聞くことができました。宇都宮で過ごした学生時代に触れた栃木人の温かみを思い出し、ホームグラウンドに帰ってきた安心感がありました。
●また参加します。いつかお会いしましょう
このボランティアは毎月第2・第4金曜日に実施しています。活動拠点とする金蔵地区は歴史的に外部との交流が盛んな場所であり、活動に初めて参加する方でも安心です。私もまた参加しますので、いつかお会いしましょう。(青木岳大/長野市)
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