小山市にある鉢形憩いの森で、月に一度開かれている小山森のようちえん。代表の中村望実さんは、以前この森を所有していた方から譲り受け、仲間とともに整備し、自然の中で子どもたちが思いきり過ごせる環境をつくりたいそんな想いから始まった取り組みだといいます。「自然の中で、子どもたちと一緒に遊びたい」、その気持ちが、活動の原点でした。
釜で炊いたごはんと、野菜だけのランチ
森の日のお楽しみのひとつが、みんなでつくるランチです。
羽釜で炊くごはん。無農薬野菜を中心にしたおかず。味噌汁も火を起こしてつくります。お肉や魚は使わず、野菜だけのメニュー。
それでも、普段は野菜が苦手だという子が「おいしい」と食べるそうです。
自然の中で、みんなで火を囲み、ごはんを分け合う。
自然がすべて遊び道具
森には特別な遊具はありませんが、子どもたちは困りません。
落ち葉、石、枝、竹の端材など、そこにあるものすべてがを遊び道具に。
「自然の中に入ると、子どもたちは自分で楽しみを見つけるんです。」
不思議なことに、大きなケガもほとんどないそうです。
土や落ち葉が衝撃をやわらげ、自分の身を守る感覚を自然と身につけていくのだとか。
ここは“居場所”でもある
森のようちえんは、預かり型の施設ではありません。
親子で集まり、共に過ごす場です。土日に子どもとどう過ごそうか悩む保護者にとっても、この場所は大きな支えになっています。畑仕事をしたり、竹を切ったり、昔ながらの餅つきをしたり。一人では難しい体験をみんなで、「森に来れば、自然と遊べる。」
ここは心がほどける場所でもあります。
教育って、何だろう?
ここで行われているのは教える教育ではなくて、子どもが自分で見つける。
自分で触れ、感じ、考える。森で育つって本当?その答えは、ひとつではないでしょう。
でも子どもたちの笑い声と、あたたかい時間がありました。
※小山森のようちえんの詳細は、公式Instagramよりご確認ください。
編集後記
何かを教えるわけでもなく、ただ森の中を子どもたちが自分の足で歩き、転んで笑う。
森にいる大人たちもどこか穏やかになる。森ってすごいパワーですね。
今回も、貴重なお時間をありがとうございました。(しょうちゃん)



