
4月29日(祝月)に、市貝町のサシバの里自然学校で開催された「サンバの田んぼで親子いきもの調査」に参加しました。イベント名が「親子の調査」ということもあり、参加者はみんな家族で参加していました。ふだん私は大学生(国際学部)で、自然体験とは全く無縁の生活を送っていますが、今回はスタッフとして参加して、皆さんといきもの調査をちゃっかり全力で楽しみました‼
「海陸の30%を保護」全国各地で生物多様性を守る、セイブ ジャパン
2022年にカナダで開催された COP15(国連生物多様性条約第15回締約国会議)において「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択され、これをもとに日本は「生物多様性国家戦略 2023ー2030」を決定しました。内容は、2030年までに陸と海のそれぞれ30%以上を保全しようというもの。「30by30」と呼ばれています。この日標に向かって、各地のNPOと環境団体と損保ジャパンが協働でSAVE JAPAN プロジェクトを実施し、環境保全活動に取り組んでいます。栃木県では、芳賀郡市貝町にあるサンバの里自然学校がこのプロジェクトを担っています。
4月29日はこの自然学校に親子6組約 20 人が集まり出んぼの生き物調査をしました。事前に田んぼに仕掛けられた網をみんなで引っ張ってみたり、水中の生き物を網でとったりしました。様々な種類のかえるやメダカ、どじょうなコンクリートに囲まれた日常では滅多に出会うことがない生き物たちに子供たちは目を輝かせていました。実際に自分の目で自然や生き物を見て、自然の中で活動することの楽しさや保護活動の大切さを実感する機会になったのではないでしょうか。
気持ちもすっきりするし環境は保全できるし、一石二鳥!
個人的に、自然の中で活動したことで気持ちがスッキリしたし、自然の偉大さを感じた時間でした。30by30を達成するのは簡単なことではないかもしれない、けれど、一人一人が自然の偉大さや快適さを再認識し、保護活動の輪が広がれば、それほど難しい目標ではないのかもしれません!! 大学の授業やバイトなどで生活や心が窮屈になっているかもしれないそこのあなた、ぜひ一度サシバの里自然学校を訪れてみてください。美味しい空気を吸って自然と触れ合いながら保護活動にも携われる、いいことづくしの経験になることでしょう! (ラジオ学生とま)
次回は6/15,6/29,7/6。参加者大募集中! 詳細は>>こちら