2024/08/29

とちぎフレッシュＬＩＶＥ水曜日20時～生配信！【県民も知らない！とちぎの農業と釣り】ゲスト：古谷農産古谷忠さん/キングフィッシャー手塚史規さん

農業における無農薬・有機栽培の挑戦

無農薬・有機栽培への取り組み

最近、農業における無農薬・有機栽培が注目を集めています。特に、農薬を使わない米作りや、地域全体で有機栽培を広げる動きが進んでいます。私たちの農場では、20年以上前から無農薬栽培に取り組んできました。これは、アトピーを患っていた家族のために、安全で安心な食べ物を提供したいという思いから始まったものです。

異常気象への対応と工夫

昨今の異常気象は、農業に大きな影響を与えています。例えば、台風や水不足の影響で作物が枯れることもあります。私たちは、田んぼの場所を分散させたり、適切な時期に作物を植えるなど、リスク分散のための工夫を重ねています。これにより、一部の田んぼで問題が発生しても、他の田んぼで収穫が確保できるようにしています。

有機農業の将来と課題

有機農業は、環境に優しく持続可能な農業として注目されていますが、日本ではまだまだ普及していません。政府は「緑の食料システム戦略論」として、2030年までに有機農業の比率を25％に引き上げる目標を掲げています。しかし、観光農業から有機農業へ移行するには、技術的な課題や知識の共有が必要です。

農業の魅力と若者へのメッセージ

農業は多くの初期投資と長い収益サイクルが求められるため、若者にとってハードルが高い職業です。しかし、私たちは農業の魅力を広め、若い世代が農業に挑戦できるような環境づくりを進めたいと考えています。誰でも参加できるよう、データ化や技術の標準化を進め、農業の未来を明るくしたいと思います。

消費者へのメッセージ

消費者として、私たちが購入する食品は「投票」だと考えています。安全で安心な食べ物を選ぶことで、持続可能な農業を支援し、健康的な食生活を促進することができます。高価であっても価値ある食品を選ぶことで、未来の農業を支える一歩となります。

キングフィッシャーのルアーフィッシングの魅力とは？

こんにちは！大田原市にある管理釣り場「アングラーズパークキングフィッシャー」を運営している手塚です。今回は、キングフィッシャーの特徴と釣りの魅力についてお伝えします。

ルアーフィッシングの奥深さ

キングフィッシャーでは、エサではなく「ルアー」を使ったフィッシングを楽しんでいただけます。ルアーとは、エサのように見える「疑似餌」で、魚に食いつかせるためのアイテムです。釣りの初心者から上級者まで、このルアー選びが釣りの醍醐味となっています。魚の状況に合わせてルアーを選び、試行錯誤しながら釣る楽しさは、何度やっても飽きることがありません。

さらに、ルアーにはコレクター要素もあり、希少なルアーや新発売のアイテムを集める楽しみも多いです。中には使わずに飾っておく人もいるほど、釣り愛好者にとっては魅力が尽きません。

キングフィッシャーで釣れる魚

キングフィッシャーでは主に2種類の魚を楽しむことができます。一般的なニジマスと、環境省の許可を得て飼育している特定外来生物のブラックバスです。この2種類の魚を一年中釣ることができる釣り場は、日本全国でも珍しいと言えるでしょう。

通常、ニジマスは冬の魚で冷たい水が好みですが、キングフィッシャーではナスの豊富な湧き水を利用しているため、夏でも釣りが可能です。また、ブラックバスは温かい水が好きなので、冬場でも釣りを楽しめます。釣れたブラックバスはリリースが必要ですが、ニジマスは持ち帰って食べることも可能で、その場で塩焼き体験も楽しめます。