家屋荷物取り出し、ブロック塀解体、仮設で足湯+集会所営業、炊き出し…活動は様々あります!

◆奥能登10時間。でも昼の移動なので疲れない! 

 奥能登・週末ボランティア「チームA」はボラ4月19日金が初。9人が参加しました。メンバーはほとんどがリピーターで、初参加は1人だけでした。

 金12:00/出発。マイクロバスで約10時間後。町野町のトンネルの先(珠洲市)の海楽荘に到着。

 そのまま寝袋で寝て翌日8:30から活動。土9:00/活動は3チームに分け、仮設住宅の集会場での「足湯」、もう1チームは家屋の片づけ系、炊き出し+片付けチームの3つ。

 町野に隣接している(能登町)柳田地区で人力ハンマーによるブロック塀解体(3人)、その後(輪島市)町野に戻り、足湯の応援+昼食。2件目は家具の取り出し、3件目は納屋から大工さは工作機械の取り出し(重機と連動)と廃棄材木の分別。一方の足湯チームは仮設で、神戸たこ焼き隊とのコラボをしつつ、足湯の営業に他の集会場に回って顔つなぎをし、さらに炊き出し応援に行くという。あちこちでの活動でした。

 

◆スターリンクで活動報告会

18:30/「現地の報告会とボランティア説明会」を栃木事務所とつないでやりました。通信状況がもともと悪い地区で、先週やっと衛星通信スターリンクをつないでWiFiが何とか開通した(関東風組小林さんのおかげ)ので、これで報告会をやりました。

日6:00/炊き出し2人が早めに活動開始。片付けは9:00からつぶれたコンクリートブロックの納屋から電動削岩機で耕運機の取り出し(30分)。移動して2階から家財運び出し2件を同時進行で実施。さらに足湯チームは金倉集会所での足湯でした。

 現場のバス14:00発。宇都宮到着が遅かったので、次回から13:00発にしたいと思います。

 

 仮設住宅ができ始めて、人が戻ってきたので片づけてほしい、仮設の中の棚を作りたいなどの生活の要望がたくさんあります。それらを足湯の活動で仲良くなって実施していこうと思っっています。

 また、子供たちも「友達がいなくなって寂しい」といってます。

災害のボランティアはニーズ(要望)を集めて、現場の作業確認するボランティア、現場作業を指揮するボランティア、現場で重機や道具を扱うボランティア、住民の気持ちに寄り添い仲良くなるボランティアなど様々なボランティアの組み合わせで活動ができるのです。

 いま、とちぎVネットから2人がそのまま残り、御用聞き&コーディネートの活動をしています。キクチさんからは「現地ではまだまだ活動場所があり、ニーズは沢山あることがわかってきた。体力を必要とする片付け等のボランティアにはやはり人手を必要としている」と言ってます。また「(保育園再開していないので)子どもを見守りながら、自宅の片付けなどが進まない」という親のつぶやきもあります。

 これから6月下旬にかけて、毎週末派遣を続けていきます。現地の状況にあわせた臨機応変の支援を続けたいと思います。