気になるこの人!地域の困っている高齢者を手助けするのは ”らくサポ” です! 事務局長 廣川泉さん にインタビュー

◇県北で社会貢献やボランティア、SDGs活動に積極的に取り組んでいる方々にしょうちゃんが聞く!

 今回は那須塩原市で活動している、らくらくサポートセンター事務局兼シニアセンター所長 廣川泉さんにインタビューをさせていただきました。

らくらくサポートセンター(通称=らくサポ)とは?

 高齢者の困りごとやちょっとした身の回りの手助けをするボランティアです。地域包括支援センターや、ケアマネージャーさんなどと連携しており、依頼を受けお手伝いしています。

介護認定などは関係なく困っている高齢者のサポートをしています。

 

いつから活動?

 今年で9年目になります。今は27名くらいの60代~80代が活躍しています。

以前那須塩原市野間で活動していましたが、3年前から同市東小屋らくらくオアシスに移りました。ボランティア活動はみなさん楽しくやっています!

 

活動をはじめたきっかけは?

 3.11の東日本大震災で避難されている方々が近くいて、その人たちにできることをしてあげたいと元気な高齢者3人が集まって立ち上げました。当時はみんなで買い物ツアーなどをしていました。今は個別で対応できるまでになりました。

 

どんなお手伝いしていますか?

 家の掃除ができない人の身の回りのお世話や、お庭の伸びている植木や草を切ったり、病院に付き添い待っている時の話し相手になったりといろいろな困りごとを支援しています。

時間は2~3時間くらいで月に50件ほどの相談が寄せられます。

 利用者さんには、「いつも助かっています」「ありがとう」などの声をいただいています。

 

↑↑ ボランティア  ゆったりとお茶を楽しんでいます

 

利用したい人は?

 月1回の会議で支援できるかどうかをみんなで決めます。できる人がいれば利用登録をして支援をしていきます。

ボランティアが活動できれば毎日でもやります!…できません…体力。(汗

 

困ったことはありますか?

 利用者の要望にお応えできないことがあったり、草を刈ったゴミの処理はどうするかなどの細かいところは多々あります。あとは、ボランティアサポーターが少ないので増やしたいです!

 

今後の活動は?

 今いる利用者さんの困り事を手助けしながら、地域のみなさんが趣味やお茶のみでもいいので労協センターに来てお話ができる居場所をつくれたらいいなと思います。

 

インタビューは以上です

 

取材後記)

 廣川さんの温かな心遣いと丁寧な対応は、地域の皆さんに安心感と笑顔をもたらしているようでした。ボランティアの事務局長として、心温まる人間関係を築くことに情熱を注ぐ真摯なコミュニケーションが周りから愛されている秘訣だなっと感じました。

ありがとうございました。

 (しょうちゃん)