県北で社会貢献やボランティア、SDGs活動に積極的に取り組んでいる方々にしょうちゃんが聞く!
今回はとちぎボランティアネットワーク県北支部の子ども食堂
(子どもの居場所スマイルハウス)でボランティア活動をされている
松浦浩子さんにインタビューをさせていただきました。
◆子ども食堂に関わるきっかけは?
長年子どもと関わる仕事をしていましたが、昨年度末に退職しました。
自分の時間を自由に使えることは嬉しかったのですが、社会と繋がっていたい思いが湧いてきて、知り合いの方を通してこちらの“子ども食堂”に参加させていただくようになりました。
今はボランティアを始めて1年6ヶ月が経ちました。
◆子ども食堂のボランティアを始めた当初はどうでしたか?
子ども食堂”がどんなところなのかよく知りませんでしたので、イメージしていたものとはずいぶん違っていました。
最初に子ども食堂に来た時、「あんた誰!?」と何度も子どもに言われたことが印象に残っています(笑)
◆今は子どもたちとの関わり方などはどうですか?
だんだんボランティアをしていく中で名前を覚えてくれたり、「宿題教えて~」と頼りにされたり、子どもたちが私を受け入れてくれるようになっていったことが、嬉しかったです。
体験活動などにも参加する機会が増えて仲良くなれてきました。
◆自分が子どもの頃はどうでした?
子どもの頃は社会全体がもっとのんびりしていました。放課後、友達と石けりやゴム飛び、缶蹴り、かくれんぼなど外でたくさん遊びましたよ。宿題もあまり無かったような・・・
夕飯のおつかいの手伝いもしました。地域のおじちゃんやおばちゃんと会話するのも日常でした。
◆活動をしてきて気づいた課題などはありますか?
「ここをどうしていきたいか」「目指すところはどこなのか」その答えを全員で共有できればいいなと思います。
◆どんなことを想い活動をしていますか?
いろいろな環境の子ども達が多いですが、安心して過ごせる居場所と子ども達を丸ごと受け止める大人がいることが大事だと思います。自分を丸ごと受け止められた子どもは、受け止めてくれた相手に信頼を寄せます。人を信じ、信じられる経験は生きていく上でとても大切なことだと思っています。“どんなことがあってもあなたを信じてるよ”という気持ちでこれからも子ども達と関わっていきたいと思います。
◆最後に子ども食堂を利用している子どもたちへひと言お願いします
大人になっていく子どもたちへ
あなたたちを信じている大人がここにはたくさんいます。いつでも遊びに来てね!
いつもここが子ども達の心の拠り所の一つであってほしいと願います。
インタビューは以上です
その温かいお人柄と子どもたちへの深い愛情には素晴らしいエネルギーが宿っていることを改めて実感しました。一人一人に寄り添ったサポートや微笑ましいエピソードは、子どもたちの心に大きな影響を与えているように思いました。
小さな気づかいの一瞬一瞬が地域社会に広く浸透すれば、より多くの子どもたちへ希望をもたらしてくれることでしょう。
未来の子どもたちが松浦さんのような素晴らしい方に出会えることを期待します。
ありがとうございました。
(しょうちゃん)