2020年度、コロナで各地のイベントが中止になる中で「これじゃ寂しすぎる」とフードバンク県北が主催したチャリティーウオーク県北18。52年前に廃線になった「旧東野鉄道跡地を歩く」計画は、新型コロナの影響で参加者が少ないのでは、と危惧していたのですが、このウォーキングイベントを待っていたかのように申込が殺到。1歳から82歳までの各世代の皆さんが120人を超えて参加されました。さらに50人のボランティアの協力を得て、事前準備から当日の受付、コース案内、休憩所での接待など歩く人たちと共に楽しんでおられたのが印象に残ります。なかには「今度は私たちが歩いてみたい」との声もあり、実現したいと考えています。
集合から解散まで「コロナ三密」を心配していましたが、どうにか回避できたとほっとしています。70歳代の皆様の中には「俺も乗ったよ」との会話も聞かれ、汽車の走る光景を懐かしんでいただけたと嬉しく思っております。
コロナ禍に翻弄され「雇い止めになった」「残業がなくなり収入が減った」「収入が無く光熱費が払えず止められたのでパンが欲しい」など深刻な現実が身の回りに起きています。普通の生活と隣り合わせの貧困。子どもの貧困は親の困窮であり、地域や社会の問題とも思えます。フードバンクでつながる「優しい社会の輪」を大きく広げるのに多くの皆様の支えが必要です。
今後もフードバンクヘの支援をよろしくお願い致します。(みのる)