「キャリア教育」は夢を花開かせる水

 今回(8/11)のゲストは、キャリア教育インストラクターの川田奈美さん。中学生に「職業について視野を広げる授業」をされています。子どもたちに仕事について教え興味を持たせることで、今しなければいけないことが分かるようにする。私もキャリア教育の授業を受けてみたかったなあなどと思いながら放送しました!

  

夢を持つことは今の燃料

 キャリア教育には様々な観点があるとのこと。「マナー教育」や社会人の「ビジネス教育」など。そんな幅広いキャリア教育ですが、川田さんのキャリア教育は小中学生にいろんな職業があることや、自分の好きな系統の職業はどんなものか知ってもらうためのもの。今の日本には30,000もの職業があり、これだけあると一生の中ですべての職業を経験することは不可能。選択肢の多さに困惑してしまいそうになります。

 しかし、これだけの数の職業があれば、どこかの分野で大活躍できる可能性があるとも考えられる。その職業に気付けるようにするのがキャリア教育インストラクターの仕事なのだ、とコメントおじさん中野さん。

 川田さんがキャリア教育に関わるきっかけは中野さんに現場に連れていかれたことだったが、今ではライフワークにしたいくらい、のめり込んでいるといいます。

 では、キャリア教育の必要性はどんなところにあるのか?

 それは、子どもたちが「嫌なことでも努力したり、経験したりするようになるところだ」といいます。夢を持つことで将来に希望を持ち、今を頑張ることができるのだ。

 

子どもの可能性を広げ、支えたい

 子どもたちには夢を持ってほしい、そして諦めないでほしい、と話す川田さん。現実を見ないと生きづらいという問題は確かにあるが、小さいうちから様々な可能性を見て、世界を広げ、将来に向かって学び続けることができるようになってほしいといいます。 

周囲の環境やタイミングの不一致などで子ども自身が動けなくなってしまったり、動きたくなくなってしまったりすることがある。そんな状態でもなんとか一歩踏み出せれば、子どもの可能性が花開くことがある。出会った子どもたちみんなに夢を持ってもらいたい。そしてその夢に近づけるように支えたい。と、川田さんは話していました。

川田さんは夢を持っていて、その夢に向かって動き続けている人だと思った。そんな川田さんが行うキャリア教育は子どもたちの希望になるだろうなと感じた。(おぐま) 

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