FB大田原でひとり親家庭への食材お届け支援が始まりました

◇子どもから大人までよりそえる地域の居場所、とちぎ県北Vネット。

◆事務所の様子を不定期でお届けします。

 

県北Vネットで実施していた山の手子ども食堂は、事務所移転と新型コロナウイルス感染の広がりにより、3月はお弁当を作りお渡ししていました。

ですが、感染がさらに広がったことを受けて、学校も休校のままが続き、「何かできないか?」という議論を重ねて、コロナ対策をできる限り行った上で、フードバンク大田原とも連携して、特にひとり親家庭へ食材をお届けすることになりました。

なお、4月からスマイルハウスボランティアチームも立ち上がり、スマイルハウスの皆さんが中心となって行っています。

 

*どうやってお届けしているの?

今回は、今までフードバンク大田原や山の手食堂を利用したことがある方を中心に、家族の人数や状況をみながら約10家族ほどのみなさんにお渡しできました。現時点では5月中は毎週1回、お渡しすることになりました。「休校が続いているので助かります。」、「ゴールデンウィーク中も家族が家にいるので食費がかかって困っていました。」と、お渡しする旨を伝えると皆さん喜んでくださいました。

*ぶいれた〜も一緒にいれました

子どもの貧困を救う学生チーム、Vレンジャーが作成したぶいれた〜も一緒に入れさせていただきました。先週、実際に数名の方が事務所に取りにこられてお子さんたちにも直接説明して渡したところ、早速なぞなぞを解き始めたり、興味を持ってくれたり、と読んでくれていました。

 

*今だからこそ必要なこと

感染の広がりを防ぐために自粛期間が続く中で、活動をすること自体も含めてフードバンク大田原、スマイルハウスなど、県北Vネットに関わっている皆さんで議論を重ねました。ですが、常に消毒や換気をしっかりすること、咳エチケットの徹底、事務所にくる人数が増えすぎないよう、最低限の人数で調整しながら活動を行うことなどなど、できる限りの対策を行っています。

 

今は事務所自体も休止していますが、状況が落ち着き次第、みなさんにふらっときていただける場所になれるよう、新しい事務所も準備していくので、お楽しみに!

 

*今回の活動は、赤い羽根「臨時休校中の子どもと家族を支えよう緊急支援助成事業」の第3回助成を受けています。ありがとうございます!(大)