「水害後の家の適切な対応・講習会」。講義後床下覗く「こりゃすごい!やらなきゃ」状態でした。

17日の午後、栃木と宇都宮で「水害後の家の適切な対応」講習会をやりました。写真は風組関東の小林さん。15年以上家のことをやってきたボランティアで、水害後の家には日本で一番詳しいです。栃木会場では被災住民がほとんどで「どうやっいいんだか、わからない」「(業者が急がせるので)応急修理の金を払ったが、役所にいくと後から申請じゃだめ、言われた」などこれまでの不安・不満・やりきれなさがバンバンでていました。

 写真はフローリングの床板を1月後はがしたら、水がたまり、断熱効果はゼロ。かつ、木に接していた部分はカビが生え・・・などを指摘。対策として断熱材をとり、カビを除去・消毒、乾燥する(除去⇒消毒⇒乾燥)の繰返しとのことでした。

 その後宇都宮で夕方からボランティア・支援者向けに、被災地内の個人宅で実施。フローリングの床は一枚板で問題なくきれいでもう生活していましたが、講義後、点検口から覗くと、講義の写真の通りの状況があり、一同「こりゃすごい、やらなきゃ」というモードになりました。

 宇都宮・栃木ではこれからDIYセンターの構想が具体化していきます。道具貸し出すので、自力(自分たち)でなんとかしてもらおうというもの。水も吸える掃除機とかも入れるつもりです。断熱材とる⇒少し水を入れ泥を撹拌⇒掃除機で吸う(2回)という手順です。

 床下浸水も危ないです。ベタ基礎(コンクリートで全部固めた基礎)は水が抜けないので断熱材が水吸うと同じ事になってるとのこと。点検口から覗いてチェック!が重要。

 佐野市社協もきていて佐野でもやってほしいとリクエストしてました。宇都宮、その他の地区でもいつでもリクエストしてねとのこと(連絡028-622-0021・矢野、または本人まで)

 なお、宇都宮の写真がないですが、写真は撮っていたのであとで報告あると思います(や)