7月2日のみんながけっぷちラジオはフレンドキッズ保育園から、じじ先生こと鈴木寛園長にお越しいただきました。
なんと一時間単位での短時間保育や通常入園から小学校入学までの長期保育が一般的な中で短期間保育を行うフレンドキッズ保育園について、それからじじ先生の温かい保育への向き合い方について、たっぷりお聞きしました。
短時間・短期間保育のはじまりは?
一言で言うと、需要があるから!とのことでした。例えば、お父さんと専業主婦のお母さんに子どもという3人家族がいるとします。あるときお父さんが、けがや病気で3か月入院をすることになり、家計を助けるためにお母さんはアルバイトをしたい。けれど、子どもを見てくれる家族や知り合いがいない!そんながけっぷちに頼れるのがじじ先生のフレンドキッズ保育園です。アルバイトに行く5時間の間をお父さんが復職するまでの3か月に限って預けることができるのです。その他にも、勤め先の倒産などによる失業や夫婦の別居など先の生活が見通せない中で待機児童が発生してしまうケースがあります。一般にいう保育園への待機児童として把握、計上することが難しい子どもたちに安心できる場を用意しています。
短時間・短期間保育のむずかしさ
一般的な保育園には毎日同じ子どもが長期間通って、保育士の先生方もその子の性格や成長を細かく知っていきます。しかし、フレンドキッズ保育園の場合は長期間通う子もいれば、「今日の4時間だけお願いします」と預けられる子もいます。じじ先生との面談を通して保育が始まりますが、先生方はその子の性格や行動のパターンはほとんどわからないまま。先生方も「どんな子かな…?」と少々緊張気味に見守り始めるそうです。
「成長は見守れなくても、成長の種まきができる」
この言葉はじじ先生がフレンドキッズ保育園の役割について教えてくださったときのものです。保育の仕事の喜びは子ども成長を見守れることだと思っていた私にとって、新しい保育の魅力を教えてくれる言葉でした。どんな家庭の事情でも、たとえどんなお兄さん・お姉さんに成長するか知ることができなくても、個性豊かな子どもに育ってほしい。園では、「のびのびと育てる」ことを大切にしています。合い言葉は「ゆるりん♫」。
次回、7月9日はLD(学習障害)を抱える児童向けの学習塾を運営する合同会社crewの伊川夢起さんにお越しいただきます。LDをはじめとした特別支援教育を専門に学ぶメイちゃんがパーソナリティを務めます。
さらにその翌週は、なんと!学生パーソナリティの3人が一挙に出演!みんなでお悩み相談をしていきます!両方ともぜひ聴いてくださいね!(ラジオ学生・つむぎ)
77.3FM 火曜19時~
アプリで聞ける➡ https://fmplapla.com/miyaradi/