北海道地震レポート㉑ 安平町早来・追分の仮設で。パソコン教室の先生にも足湯。

 昨日のPMと今日のAMは安平町の仮設住宅の集会所に来ています。栃木3+札幌市立大3+小樽MSWの7人。

「仮設は2年だから…」という声もありますが、されど2年です。そして、暮らしには仮はありません。我慢してちゃだめですね。今は冬で寒いですが、夏になるとプレハブは超暑くなり、日よけも必要です。殺風景なので日よけ植物も必要かも。

 そして集会所。誰が鍵を持つのかが決まらず時間がかかっているそうですが、安平町は仮設の全員がカギを持っているとのこと。利用規則にも「仮設住民と親戚など」と書いてあります。

 仮設は、2人暮らしで4畳半2間+台所・トイレ・風呂。押し入れなどの収納はありません。布団・家具置いたら…と想像してもらったら狭さもわかるでしょう。

 だから、共同利用スペースの「集会所」。うまく使えれば素晴らしいですね。過去には寄付で集めた本で図書館になっていて子供が夏休み毎日、出入りしていたり。自宅の前に野菜の直売所作っている人もいました。

 仮設の暮らしをフツーの暮らしに近づける応援の端緒が足湯です。春・夏・秋・冬とこれからも、暮らしづくりの応援しています。

 写真は足湯隊と同時進行でやっていましたが、その先生ボランティアも足湯体験してもらいました。「体温まるなぁ、やってみると、いいわ」と感想いただきました。(や)