お母さんの笑顔はパワースポット♥

 11月13日のラジオゲストは、不登校の子を持つお母さんの笑顔を作っている「栃木ねいろ」の野澤かなえさんでした~!

 

お母さんの笑顔をつくるために…

 

 月に一度、茶話会を開き不登校の子を持つお母さんたちが集まって、安心して話せる仲間・場作りをしています。話すことで心が軽くなって、人に聴いてもらって共感してもらえる。そして、子どものために頑張るのではなく自分を大切にできる時間をつくってお母さんの笑顔を作っています。なぜこのような場が不登校の子の支援にまで繋がるのか一緒に振り返りましょう~

 

正しさが子どもを追い詰めた

 野澤さんは、3人の子の不登校を経験しました。初めから、不登校を受け入れられた訳ではなく、葛藤の日々が長く続きました。学校に行かせなければ!学校と繋がっていなかったら子どもたちは自立できないのではないか…。行かせることが正しいことだと思っていたそうです。そんな時、同じように不登校の子を持つお母さん仲間と知り合い、「学校に行かなくてもいい。この子たちが笑っていられたらありのままでいいんだ!」と思えたそうです。子どもが学校に行く、行かないでお母さんが幸せになるのではなく、お母さん自身が幸せになっていける場を作りたいと思い、立ち上げに至りました。

 

まずは、自分を許すことから

 まず、子どもたちを受け入れていくために、子どもを苦しめてしまった自分、ダメな自分、できない自分、全部を受け入れそんな自分を自分で許しました。すると、自分を好きになれてきて、好きになれると子どもの選択も許せるようになれたそうです。無理に受け入れようとしていた時は苦しかったけど、自分から受け入れられるようになったら子どもも変わってきて、そんな姿を見ていると自然に「子どもが笑っていてくれればいい」って思えたそうです。

 

お母さんの笑顔は、1番の心の栄養。安心感を生み出す

 子どもは、苦しいときにお母さんも一緒に眉間にしわを寄せたり、泣いたりしていると、そんな顔を見て自分のせいでお母さんが苦しんでいると思って罪悪感でもっと苦しんでしまうんだそうです。野澤さんは、悩んでいるときに笑顔で「だいじょうぶ!」と見守ってくれる人がそばにいたらいいなと思い、笑顔があったら子どもたちは、安心して自分が選んだ道を行けるのでは?と思って、お母さんの笑顔を大切にしているそうです。また、子どもが「ね!」と言ってきたときがチャンス。聴いた話を取り返したりアドバイスをしたりしないで「どうした~?」と言ってただ聴くということが大事なんだそうです。わかろうとしてくれている人がいてくれることが子どもの中に安心感を生み出すことができるんだそうです!

  自分を生きて、幸せなワクワクした背中を子どもたちに見せて大人になるって楽しみだなと思って自分の夢に進めると思うから自分も夢を追いかけて幸せな背中を見せていきたいなと言ってました。

  お話を聴いていて、確かに「笑顔」ってすごく大きなパワー持っていて、安心感や時には背中を押してくれる存在だなと感じました。私も笑顔で誰かに安心感を与えられる人になりたいなと思いました。

 次回は、だいじょうぶの畠山さんです。お楽しみに~!!(さとうあやか)