北海道地震・レポート⑫ 厚真町現地入り。避難所、モノはあるが孤独「話せて良かった」

 9/6に発生した北海道胆振東部地震…1か月以上が経過した被災地は自衛隊も撤退し、人出もちらほら…。

仮設住宅の建設や道路整備は進んでいるものの、まだあの日のままの場所もある。

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本日は厚真町へ。現在の避難者は全町で220人、一番避難者が多い役場裏の総合福祉センターには、うち118人が暮らしている。

 13:30-15:00まで足湯&カフェを実施した。長期化する避難所生活。避難者からの直接の声を足湯で聞く「物質的な面は非常に満足で感謝しているが、食事もダンボールベットの上で食べているので会話することもなく孤独を感じる」「集団の中にいるけど孤独…」と話される70代の女性。

 終わりには笑顔で「話せて良かった」と。今回は栃木から足湯ボランティアとして3人がスタッフと一緒に現地入りし活動中!

明日は厚真町スタードームと厚真中学校で足湯&カフェを実施予定だ。(県北事務所/木村)