経験を繋いで復興支援

被災地のボランティアには、様々なカタチでの携わり方、支援があるということをご存じでしょうか~??

 

10月16日のラジオゲストは、被災地支援ボランティアの達人こと「チームかぬま」の山ノ井さんでした。

 

こぼれてしまったニーズに応える

現在、山ノ井さんは、西日本豪雨の被害に遭われた岡山県倉敷市真備町で復興支援ボランティアをしています。

そこで、山ノ井さんたちは、ボランティアセンターが手を出せない困り事に立ち向かっています。ボランティアセンターでは、そこに住んでいて困っていたとしても危険な所だとボランティアをしににきた人たちには「入ってはいけません!」としてしまうのだそうです。

そんなところに、山ノ井さんたちは、ご自身の長年の経験を生かし、一般のボランティアの人たちでは、手をさしのべることができない支援を行っています。

 

り添う気持ちが第一

被災地で復興支援を行っている中で心掛けていることは、被災者に寄り添ってその人の気持ちになること。これまでの経験の中で、被災地の中でも地域性を感じるそうで、都市部より、田舎に行くほど「自分の所は大丈夫だから隣の家をやってあげて!」と遠慮し、なかなか本当にして欲しいことを話さない人が多いそうです。そんな時は、言葉だけでなく、言葉の先を考えて寄り添うことから始めて行くのだそうです。

 

経験のバトン

災害は、何十年に一度、突然やってくるものです。山ノ井さんのいる「チームかぬま」は、東日本大震災をきっかけに創設。そして、3年前、かぬまの水害も経験されました。山ノ井さんは、「自分たちも災害を経験してきたからこそこの経験を生かす。だから、災害があったときには、鹿沼での経験を被災地に届けて支援に取り組むんだ」と語っていました。経験をつなげること、伝えることはとても大切なことであると改めて思いました!

 

西日本豪雨の被災地でボランティアに挑戦したい方、大募集ですので、ぜひ、とちぎボランティアネットワークまでご連絡ください!!

 

来週のゲストは、YMCAの塩澤さんです。

お楽しみに~!!!!!!!

 

(さとうあやか)