障害者の地域生活「グループホーム」とは??

 9/4のみんながけっぷちラジオ、ゲストは社会福祉法人「こぶしの会」より星宮さんでした!

 

障害者が”地域で暮らす”グループホームとは?!

 「こぶしの会」では障害者の地域生活をサポートしています。活動のひとつであるグループホーム「けやき」は少人数で暮らす、まさに家!

 みなさん、グループホームを知っていますか?「簡単に言うと、寮のような感じ。」と星宮さん。障害者の方々がふつうのお家で普通の暮らしをするために、世話人(寮母さんのような役割)がご飯づくりや掃除、金銭管理を支援しています。20代から80代の方が共同生活しています。

 一日のほとんどを施設で生活するいわゆる”入所施設”に対し、グループホームは”家”として、「くつろぐ・リフレッシュする場」を提供しています。

 最近は、親や障害者本人の高齢化により、グループホームで支援を受けながらの生活を望む方が多くなっており、「今後さらに需要が増えていくのでは?」とのこと。現在も定員いっぱいの状況です。

 

ちょっとした支援でうまくいく

 星宮さんは子どもの頃から、障害者の友達が「なんとなく気になる存在」だったそうです。「何かお手伝いできることがないかな」との思いがあり、支援に携わるようになりました。「障害を持つ方の課題すべてを肩代わりするのではなく、ちょっと背中を押したり、手を引けばうまくいく。そのちょっとした支援が、今の活動」とのこと。大変なこともあるけれど、利用者さんの明るさや変化が励みになり、とてもやりがいのある仕事だとおっしゃっていました。

 

「フードバンク活動」は生きることの支援

 実は・・・!星宮さんは過去4回連続、チャリティウォーク56.7に参加しています。自ら歩く撃退レンジャーとしてや、サポートするボランティア、また寄付など、さまざまな形で関わっています。知的障害の方を支援していて、金銭管理の大変さを知っている星宮さんは「お金はなんにでも化けてしまう。」と語っていました。「フードバンクは食べることの支援。つまり生きることを支えられるのは素晴らしい。」とのこと。

 

 「知ったからにはほっとけない」この想いが星宮さんの根底にあります。こぶしの会での活動や、チャリティーウォーク参加へのきっかけもこの想いがあるから。知ったからにはぜひ、何か行動に移してみては?そんなメッセージを感じました。

 星宮さん、ありがとうございました!

 

最後に…「こぶしの会」では職員やボランティアを募集しています!詳しくはHPをご覧ください。