6/30-7/1 相模原市障害者施設殺傷事件の討論会も。市民活動の大御所が栃木に来る! テーマは「排除/包摂」と「SDGs」

 

第36回 全国ボランタリズム推進団体会議 (民ボラ)in 栃木 

テーマ:排除/包摂とSDGs

 

6/30-7/1(土・日)

宇都宮大学

 

●若者がアブナイ。座間殺人事件、相模原障害者大量殺傷事件、「自殺は権利だ」と主張する普通の学生たち…。 若い世代の心の闇の正体と、闇の現れとしての事件(現象) について「私たちは何を、どうすればいいのか」を考え、 社会から排除される外国人の若者、障害者、日本の若者…の 社会的包摂について討論する。 

●企業活動の「グローバル化の末」の行動変化として、 SDGs ( 持続可能な開発目標 ) が今年から流行する。 公共の課題は、国家が解決を担保するものではなく、 企業も含めた民の多様な主体が地域の持続可能性を作ってい く社会に変化ししつある。 経済の枠を超えた世界の連帯を、 ローカル発=栃木発のSDGsの実践報告とともに考える。

 

主催:第36回全国ボランタリズム推進団体会議実行委員会

(連絡/とちぎボランティアネットワーク028-622-0021)

共催:宇都宮大学 後援:SDGs市民社会ネットワーク 

●世話人団体/ちばNPO事業サポートクラブ、静岡県ボランティア協会、大阪ボランティア協会、茨城NPOセンター・コモンズ、富士福祉事業団、東京ボランティア・市民活動センター、山梨県ボランティア協会、世田谷ボランティア協会、いたばし総合ボランティアセンター、JUON(樹恩)NETWORK、

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(1日目)6/30

 

社会的包摂をどう進めるか~若者の闇/閉鎖/排除―不寛容な社会に立ち向かう~

■若者がアブナイ。座間殺人事件、相模原障害者大量殺傷事件、「自殺は権利だ」と主張する普通の学生たち…。若い世代の心の闇の正体と、闇の現れとしての事件(現象)について「私たちは何を、ど うすればいいのか」を考え、社会から排除される外国人の若者、障害者、日本の若者…の社会的包摂について討論します。

●話題提供者/■横田能洋(茨城 NPO センター・コモンズ・代表理事)

■中野謙作さん(栃木若年者支援機構・理事長)

●担当世話人/■鳥羽茂(静岡県ボランティア協会)

 

【1】 政治と行政をどのように動かすか 

■制度を変える、補助を受けるなど、NPOが気付いたことを制度 化することも社会的役割です。どのように議会・議員にアプローチ できるかを考えます。地元・栃木の政治家を招きインタビューと討論します。 

●話題提供者 / ■宇都宮市議 1 人、■栃木県県会議員 1 人

●司会 / ■枝見太朗(富士福祉事業団) 

●世話人 / ■鹿住貴之(JUON NETWORK)

■鳥羽茂 ( 静岡県ボランティア協会 )

 

【2】 外国ルーツの子どもをどのように包摂するか ~足元に広がるグローバル化と、未来の地域社会に備えよう~

■日本には、工場などで地域経済を支える外国人が暮らしています。 低賃金労働者も少なくなく、子どもは言語未習熟による学習の遅れ、 不登校や低学歴、発達障がい、ネグレクト、DV、貧困、福祉制度 からの漏れ等に直面することもあります。また、住民との関係づく りが進まず、地域社会からの分断が進んでいます。 この課題に取り組む担い手は十分ではなく、学習支援、進路相談、 通訳、入試改革、キャリア教育、居場所づくり、保育支援など、官 民連携による様々な段階での支援が必要です。グローバル化の進む 日本で、未来の多文化共生社会に備え、ボランタリズムで何ができ るか一緒に考えましょう。 

●話題提供者 / ■加藤順彦さん(多文化リソースセンターやまなし・代表理事) 

■横田能洋さん(茨城 NPO センター・コモンズ・代表理事)

●世話人■田辺光正 ( 山梨県ボランティア協会 )

■大野覚(茨城 NPO センター・コモンズ)

 

【3】~現代社会と優性思想に向き合う~ 相模原障害者施設殺傷事件に対して 私たちは何ができるか、何をすべきか。 

■26歳元職員が2016年7月起こした相模原障害者施設殺傷事件。入居者19人を刺殺、26人に重軽傷を負わせた。「障害者を皆殺し にすべき」「彼らを生かすために莫大な費用がかかっている」とい う発言もあり、ネットではそれに共感する反応もありました。事件 後、セキュリティを強めたり、ボランティアを入れない施設もあり ます。事件の背景を丁寧にさぐり、わがこととして振り返り、これ から取り組むべきことを考えたいと思います。

●話題提供者 /■実方裕二さん(CAF/ ゆうじ屋店主)脳性麻痺の重度障

害者。自立生活を選び、料理人 & 経営者として東京・三軒茶屋でケーキの路上販売にも出かける。事件後「生活お見合い」という活動を始める。

■池田徹さん(社福)生活クラブ風の村・理事長)

■大橋浩さん(社福)晃丘会・障害者支援施設「ひばり」施設長)

■担当:鈴木佑輔(世田谷ボランティア協会)

 

分科会報告会

●世話人 /■鳥羽茂(静岡県ボランティア協会)

操業(創業)者に聞く

●市民活動の推進団体も時代とともにボランティア協会、NPOセンター、コミュニティ財団など様々になりました。しかし、 時代や支援形態が変わっても通底するミッションは変わりませ ん。この企画は、今後の市民活動支援のかたちを考えるために、 強固なミッションとパッションを持ち市民活動を創ってきた創 ( 操 ) 業者 ( 理事長、事務局長 ) から、当時の思いや現在まで のプロセスを聞きます。原点と哲学を知り、今後の支援展開を 考えるきっかけとします。 

●話題提供者 / ■早瀬昇(大阪ボランティア協会) 

■牧野昌子(ちば市民活動・市民事業サポートクラブ)

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懇親会(18:30-20:00)

※参加費別途2000円

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(2日目)7/1

 

ローカル発信のSDGs ~持続可能な社会のために何が必要か~

●2015年9月に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は、 私たち市民活動・NPOの活動にどのように役に立つのでしょうか? 「2030年までに世界中のあらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わ らせる」を目標の1と掲げるSDGsになぜ企業が強いコミットメ ントを示しているのでしょうか? 分科会で具体的な事例をお話し いただく前に、SDGsの全容をつかみます。

●話題提供者/■新田英理子さん(日本NPOセンター/SDGs市民社会ネットワーク)

●担当世話人/■熊谷紀良(東京ボランティア・市民活動センター)

 

【A】…子どもを取り巻くSDGs 子どもの貧困撃退円卓会議=子どもSUNSUN プロジェクト

●昨年「宇都宮の子どもの貧困がなくなるには何がどうなればいい のか」をテーマに地域円卓会議で議論し、調査してきました。今年 (2018)は目標を設定し、必要な志金・人・モノを集め、具体的に事 業を創る段階として「子どもSUNSUNプロジェクト」を発足します。 子どもの地域包括ケア=ローカル発のSDGsについて途中経過を お話します。

■話題提供者 / ■矢野正広(とちぎボランティアネットワーク)

 

【B】…環境と村おこしのSDGs 猛禽類サシバで里山のまちの再生と 未来の田舎づくり

●第1期の「SAVEJAPANプロジェクト」で「猛禽類サシバの住む里山」 を保全することで、地域の農業と農村の暮らしを再構築する事業に 取り組みました。そして5年後、これを契機に市貝町では「サシバ の里構想」を中心に、官民あげての街づくりになっています。自然 保護から町おこし、都会との交流人口増加までの展開をSDGsの 視点から話します。

■話題提供者 / ■遠藤孝一さん(オオタカ保護基金&サシバの里自然学校)

 

【C】~ Leave no one behind 誰ひとり取り残 さない~災害時要配慮者支援での「民間ボラ ンタリズム」とネットワークのあり方

 NPOや施設の周りには、災害時要配慮者が沢山います。しかし、 災害時に自身の経験が役立つことを認識していない、危機対応の経 験不足、具体的な活動の手立てがない、外部ボランティアやNPOの 受入れノウハウが明確でない、などの課題があります。  一方で、災害時の住民リーダーには、要配慮者への適切な対応が 浸透しておらず、避難所運営等で課題が目立ちます。災害で「誰ひ とり取り残さない」ために、民間ボランタリズムの力をどう生かせ るか、試行錯誤の最前線の取組みからヒントを探ります。

●話題提供者/■小林政夫さん(大阪ボランティア協会)

 ●横田能洋さん(茨城 NPO センター・コモンズ代表理事)

 ●担当世話人 / ■大野覚(茨城 NPO センター・コモンズ)

 

分科会報告

SDGsを通じたまとめを試みます。 

●分科会報告と世話人ディスカッションをします。

●担当世話人:鍋島、熊谷、田辺、鳥羽、神元、鹿住、岡本・ 永

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【スケジュール】

● 6/30 土 13:00-13:10

●開会 13:10-14:00 

●全体会:社会的包摂を……(UU プラザ) 14:10-16:40 

●分科会:

①政治と行政に…(5C22)

②外国ルーツの…(5C21)

③相模原事件……(UU プラザ)16:50-17:20

●全体会 : 分科会の報告……(5C21)17:30-18:10 

●全体会 : 操業者に聞く……(5C21)16:50-17:20 

●懇親会 ‥‥‥‥‥…………(大学会館)18:30-20:00

 

● 7/1日 9:00-9:50 

●全体会 : ローカル発信のSDGs……(UUプラザ) 10:00-11:30

●分科会

A:子どもを取り巻くSDGs(UUプラザ)

B:環境と村おこしのSDGs……(5C21)

C:災害時要配慮者支援…………(5C22) 11:40-12:30

●全体会 分科会報告とまとめ………(UUプラザ

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【実施要項】

主催:第36回 全国ボランタリズム推進団体会議 共催:宇都宮大学 日 程:2018年6月30日~7月1日(土日)

会場:宇都宮大学・峰キャンパス (〒321-8505 栃木県宇都宮市峰町350)

対象:全国のボランティア・市民活動推進団体の役職員・スタッフ、関心ある方

定員:50人 参加費:4,000円(1日のみ参加2,000円 学割は半額) 懇親会費:2,000円(学割1,000円)

※全費用は6,000円です。宿泊は各自ご負担ください。 ※懇親会のみ参加も可(応談)

■申込方法:申込書に記入してFAX。申込された方には、 事前にFAX・メール等で参加通知を返信します。当日持参し てください。

■締切:2018年6月27日

■問:認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク

■電話028-622-0021

■FAX028-623-6036 

■info @ tochigivnet.jp

■ http://tochigivnet.com

ダウンロード
18民ボラ要項(A3).pdf
PDFファイル 3.5 MB

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