会話から繋がりをつくって不安をバスター!!~濱野さんが語る独居老人の今~

2月20日のラジオ、ゲストは、一般社団法人「えんがお」代表の濱野将行さんでした!

 

「えんがお」とは、高齢者の困りごとの中でも現状の制度では対応しきれないものに対して制度の狭間にいる人の声を聴き、若者と困っている人を繋いで支え合いの仕組みをつくり支援しています。そして、1人ぼっちの高齢者の方々の生活に中に会話を見出して孤立の予防と解消に向けて取り組んでいる団体です。

 

活動のきっかけは、イベント活動をしていた時に出会った高齢者の方々の声。「1週間誰とも会話していないんだよね…。」濱野さんはこれを聞いて、さみしいと思ったのと同時に、この状況をなんとかしたいという思いが湧いてきたそうです。また、一方で、イベントにきてくれる人はほんの一部。実際は、そこに来られない人が孤立しているという悔しさも抱え始め「えんがお」の創設に至ったそうです。

 

具体的な活動としては、草むしりや窓ふき、電球の交換などなど。そこで、「えんがお」が大切にしているのは、困ったときに誰も頼る相手がいないと言って家に一人ぼっちでいる高齢者に活動を通して「困ったらこの人たちに頼ればいいんだ」という安心感をつくること。地元の学生・自分たちが行くことで地元の人と繋がっていられるという安心感が生まれ、そのためには、なんだってやる!というスタンスだそうです。市役所や地域包括センターと連携して、「制度では対応できないんです。ごめんなさい。」といったものを「えんがお」に繋いでいってもらい、うかがって困りごとをバスター。制度からこぼれてしまった困りごとを対する受け皿の役割を果たしながら、困りごとを通してつながりをつくって本質の不安をバスターするという二重のバスター!!お話を聞いていて、ほんとにすごいなと思いました。

 

現在では、家から出られない人の孤立の予防策としてこちらが出向いて生活支援をして会話を生み出すというものをやっていますが、それに加えてなんと、新たな予防策。それが、日常的に人と関わっていられる空間づくり。商店街の空き店舗をリノベーションして交流の拠点に向けて活動中だそうです。1階は高齢者の交流スペース、2階は若者の勉強部屋になっていて、そこには高齢者と若者が自然と会話ができる工夫が施されているそうです。資金は、クラウドファンディングで集めることにより、このプロジェクトをモデルとして日本中に広め、色んな人の力で成り立っていること、今どれだけ地域に繋がりが必要かといことを伝えるメッセージにしていきたいと熱く語っていました。そして、「困った時に誰かが助けてくれると思っていられる、人の繋がりが自然の中で感じていられる地域にしていきたい」とお話しされていました。

 

高齢化も進む中で、自然に地域で助け合っていける関係づくりが超高齢社会になっても希望を持ち続けられるような乗り越え方の1つなのかなと思いました。

リスナーのみなさん、ブログを読んでくださったみなさん、そして、爽やかイケメンの濱野さん、ありがとうございました。

次回のゲストは『あいあい食堂』の松田さんです!お楽しみに!!(さとうあやか)