「共に生きる」我妻さん!!

1月24日のラジオ、ゲストは「認定NPO法人うりずん」事務局長の我妻(あずま)さんでした。

うりずんは、重度障害を持つお子さんとその家族への支援を行っている団体です。「24時間介護でつきっきりのお母さんに、ひとときの休息を」と我妻さん。支援の中でお子さんやお母さんの笑顔を見られたとき、ご自身の力に変わるそうです。

お話を聞いていてあったか~い人柄が伝わってきました!そんな我妻さんに、ボランティア活動の原点を聞いちゃいました。

今から数十年前。イギリスで暮らしていた我妻さんは、戦争中旧日本軍の捕虜だったイギリスの方々に出会います。対話を重ねていくうちに、始めはイギリスの方々の敵意識が大きかったのが、心を打ち解けて話せるようになったそうです!まさに傾聴の力ですね。この喜びがボランティア活動の原点だったそうです。

次に【アウシュビッツ平和博物館】について。写真でお隣、なんだか仲睦まじい様子の中野さんと共に設立に携わっていました。アウシュビッツ収容所と言えばポーランドですが。。。なんとこの博物館は福島県にあるそうです!そこに設立される前は、日本各地を巡回して展示していました。イギリスから帰国した我妻さんは、戦争の傷がいえない人々がいる今、何かできないかともんもんとしていました。とある新聞記事を目にし、博物館に訪問。その日のうちに館長さんにボランティア参加を申し出たそうです!すごい行動力です。

また、中野さんも同じ新聞記事を読みボランティアに参加することとなりました。なんだか運命的ですね!☆彡

戦争時の貴重な資料が、市民のボランティアによって残されているということが驚きでした。「過去を風化させてはいけない」という想いが存続に繋がっているのですね。

最後のメッセージ…「共に生きる」。我妻さんにとってボランティアは共感する仲間と出会える、かけがえのないもの。

日頃聞けないようなお話でした!我妻さんのテノール歌手♪のような声(中野さんのお墨付き)ステキでしたね!ありがとうございました。

次回は「トチギ環境未来基地」より塚本さんです。お楽しみに!!

(みやさか)