12/12のみんながけっぷちラジオ、ゲストは佐野にあるNPO法人「まごの手」小暮さんでした。
”まごの手”と聞くと、手の届かないところを掻くアレを連想する人、多いと思います。まごの手の由来は、そこから来ており「手の届かないところまで支援を」というメッセージが込められています。
生活するうえで手の届かないところはたくさん挙げられますが、ここでいう手の届かないところとは、介護保険では認められていないような仕事のことです。具体的に言うと、草むしり・使っていない部屋の掃除、介護が必要な人以外の食事なども作れないみたいです。
介護の現場に長く携わってきた小暮さんとしては、やはり介護保険が届かない部分もどうにかしたいという思いがあり、まごの手設立に至りました。
創設当初は草むしりの依頼が多かったものの、現在は病院への移送の依頼が多くなってきたようです。タクシーと違うのは、話し相手がいて、かつ検査まで不安だったらついてきてくれるという部分です。1人では理解しきれなくても、2人なら何とかなったりする、そんなことありますよね。
また、お話し好きな高齢者さん、そして世代間交流が生まれるようにと地域の居場所「たんとんとん」という場所も作られたようです。
この話を聞いて、なんで家族はやらないのだろうと感じていましたが、家族一人一人自分の仕事や生活がありますし、核家族が進んでいるこのご時世難しいものがあるのだなということを知りました。
今まで、「地域の居場所を!!」ということを子どもの貧困撃退のために掲げていた私でしたが、将来の自分のためにも転ばぬ先の杖として地域の居場所を確立しなければと鬼気迫る思いです、、、。
皆さんの転ばぬ先の”杖”ならぬ”居場所”はありますか??
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NPO法人まごの手(http://npomagonote.dousetsu.com/)
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サイト内で1か月後までの「予告・報告」があります。興味ある方はぜひこちらへ(https://www.tochigivnet.com/radio/) (ちば)