サンタdeラン&ウォークが目指すこと

 先週から3週間連続で、みんながけっぷちラジオは”サンタdeラン特集”がテーマです。記念すべき第1週目のゲストはサンタdeランのイベント運営/企画のリーダー「大木本さん」でした。

 大木本さんは普段トチギ環境未来基地にて木を切って山の保全活動をしていますが、週に1度、宇都宮に来てとちぎコミュニティ基金(以下、とちコミ)というたくさんの支援団体の活動を支援するというお仕事をしています。サンタdeランはとちコミのお仕事なので、今回はとちコミの大木本さんとしての出演でした。

 今回の崖っぷちさんのコーナーの話は、サンタdeランのチラシに掲載されているU君の例。円卓会議にも参加して話してくれた方で、先日私もインタビューに伺ったのですが、彼はお母さんと2人で生活保護の中育ちました。母は元夫のDV被害にあったこともあり、統合失調症とパニック障害を背負っているのでなかなか家事もできず、U君が1人で家事もこなし生活保護の申請や生活に関する手続きを担っている状況でした。その中で彼の心の支えになったのが、友達・彼女、そして、学習支援の教室です。大学に入る際も内田君を支えてくれたのはその学習支援教室の先生でした。U君は自分の話を通して、つらい環境にいる子が救われること、そして支援してくれる場の必要性が伝わればいいと話してくれました。

 今回、とちコミが開催するイベント、「サンタdeラン」はそうした問題意識を社会へ広めつつ栃木県内の支援団体をチャリティで応援する、そうしたしくみになっています。支援団体を応援することは、間接的に子どもたちを支援する事にもつながります。参加している支援団体が行っている活動は様々で、虐待防止や、DV被害者支援、医療的ケア児の支援から学習支援、子ども食堂まであります。子どもの貧困は複合的な原因によって生まれているため多くの支援機関と資金が必要になってきますが、ラジオの中で矢野さんは「宇都宮の貧困は0歳~のすべての52万人の市民が1年に400円ほど出せば状況は良くなる」と言っていました。(※計算は上の写真をご覧ください)みんなで取り組めば不可能そうなことも解決への糸口が見えてくるんですね。

 このイベントへの参加はランナーだけでなく、オリオンスクエアでの当日出店・ボランティア・事前ボランティア(チラシ/ポスター貼り)などでも参加できます。大木本さんも「堅苦しいイベントではなく、すごく楽しいイベントになっているのでぜひ参加してください」と言ってたので、興味がある方はお気軽にご参加ください(^O^)/ サンタdeランへは上のボタンor右端のボタンから飛べます☆

 第2週、3週とサンタdeランの特集です!今後の放送もお楽しみに!

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サイト内で1か月後までの「予告・報告」があります。興味ある方はぜひこちらへ(https://www.tochigivnet.com/radio/  (ちば)