県内・地域に根ざす食堂特集②「全国に広がりつづける子ども食堂、、、の裏で」

 

 先週から3週連続、ラジオテーマは「栃木県内、地域に根ざす食堂特集!!」でお送りしています。 

 第2週目の今週のラジオ、ゲストは「ほほえみこども食堂」神田さんでした。

 ほほえみこども食堂は佐野にてこども向けに食事や放課後の遊び場を提供している食堂です。この食堂を運営しているのは「HSコーポレーション」というデイサービス/学童を行っている会社。学童を始めたきっかけは社長にもお子さんができたことで、なんとか家庭の子育てを支えたいと思ったからなんだそうです。学童をやっていたこともあり、設備やノウハウも揃っており子ども食堂を始めるとなったときもスムーズにスタートできました。

 今年の10月に1周年記念を迎えたほほえみこども食堂ですが、季節によっては流しそうめんをしたり、花火をしたり、クリスマスケーキをみんなで囲んだりするイベントも開催され、月1回の子ども食堂は1度に50人近くも遊びに来る活気に溢れています。さらには、地域の方のお野菜の寄付や、企業からのお菓子の提供もあり地域社会に活動が広まっていることも伺えます。

 こうして地域からの需要が高まっている子ども食堂ですが、運営側としては、地域に同じような子ども食堂が増えないのが悩みだといいます。核家族化も進む中で、一人でゲームをしながら留守番なんていうケースも増えてきており、運営をすればするほど子どもが気軽に集まれる場所の重要性を痛感する日々、、、そこで、誰もやらないなら自分たちが!!と子ども食堂第2号「はなえみこども食堂」を来月からオープンする事になりました。

 ほほえみ子ども食堂は食事の前後にレクリエーションがあるのですが、はなえみ子ども食堂では、営業時間を伸ばし学習支援の要素を取り入れます。

 「学習支援と言っても、宿題を見てあげる程度ですが、ご飯のあとに勉強を取り入れることでそれを習慣づけること、そして問題をやり抜く力がつくといい」と神田さんは言っていました。

 番組に来たメッセージによると、全国で400箇所以上も子ども食堂は運営されているようです。しかしながら、子どもが歩いて行ける場所に子ども食堂が開いている、そんな状況になるにはまだ時間がかかりそうです。運営の方法によっては誰でもできるものもあるので、興味がある人は是非始めてみてはいかがでしょうか?

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HSコーポレーション/ほほえみ子ども食堂・はなえみ子ども食堂 さんのHPはこちらのURLへ(http://www.hohoemi-care.co.jp/

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サイト内で1か月後までの「予告・報告」があります。興味ある方はぜひこちらへ(https://www.tochigivnet.com/radio/  (ちば)