台風18号水害ボランティア活動レポート。

 Vネット理事の塚本たつやです。鹿沼市災害ボランティアセンターの現場にはいり活動を行っています。4日間の活動の感想です。

 鹿沼市社会福祉協議会の災害ボランティアセンターへは多くのボランティアの方々が活動に参加しています。最初の日曜日には600人を超え、平日にも200人、130人ものボランティアが活動にきています。コーディネートする社会福祉協議会の皆さんも懸命に日々取り組んでいらっしゃいます。

 市内各地で床上浸水が起こったため、現在は浸水家屋の家具の運び出しや濡れた畳の運び出し、庭や床下の泥だしを中心に活動が展開されています。また全体からニーズが拾えていないので、作業中にも「うちも手伝っていただけますか」という問い合わせがきます。また、鹿沼社協はそのニーズの把握にも力をいれ、民生委員さんの協力を得ながら回れるところには各家庭の訪問も行っています。全体的に機動的に活動が行われている印象です。

 今必要なのは、各作業現場の活動をコーディネートできる人材だとおもいます。近隣1から3つの作業現場を見つつ、作業の進捗にあわせ人手の調整をしたり、安全を管理したりという役割ができる人です。災害ボランティア活動の経験者や、ボランティアコーディネーター検定の勉強をした人など、いまこそ出番です。

 一つひとつの作業現場がもっときっちり回るようにできれば、ご依頼いただいた人とのコミュニケーションも、メンバー内のチームワークも、さらに高まるはずです。ボランティアセンターのスタッフの負担も減少できるはず。

 まだまだ人手が必要な状況が続きます。ぜひ最寄りの災害ボランティアセンターでもいいと思います、活動に参加してみてください。とちぎVネットは、できる限り具体的な情報発信を継続していきます。