2019/1/6(日)
15:00-17:00
●ぽぽら で。
●その後、希望者のみ新年会(1000 円程度)
■講師/ 横田能洋さん(茨城NPO センター・コモンズ代表理事)
銀行に預けて10 年以上引き出されていないお金が毎年700 億円発生し、これをNPO などの民間公益活動に使うというの休眠預金法。12 月には指定活用団体(全国1 か所)が決まり、来年3月には資金活用団体(複数、各県かブロックか?)も決まっていき、6 月には助成公募、秋に助成開始という段取りです。
700 億円は日本の助成財団全部+ 共同募金会の額(650 億円) よりも巨額の資金です。
ですが、「革新的手法」であり、「成果目標」を「ロジックモデル」で立てて、「社会的インパクト評価」を行う内容なのです。これができる団体は、どんな団体なのでしょうか。地道にやってきている団体は無理かもしれません。そもそも成果目標を立てられないでしょう(例えば、児童虐待防止の成果目標って?? 子ども食堂に、子どもがいっぱい来ればいいのか? それは社会的インパクトがあるのか? 2年後に資金的に自立できるのか?・・・)
疑問だらけの巨額なお金が民間助成金よりも多く出てくる! 非営利・公益・市民活動分野でのこるのは、声が大きく(IT に長け)、プレゼンが上手く、頭が良く、華々しく、お金が儲けられる一部の団体の一人勝ち…という重大な悪影響も考えられます。
内閣府の最終審議会は、わずか8分で終了、168個のパブリック・コメントは全く審議されずに終わりました。
問題だらけの休眠預金はそれでも予定どおり助成(?)されます。どうすればよりよく使えるのか、NPO法20 年の節目に考えましょう。
●主催:とちぎコミュニティ基金+とちぎ協働デザインリーグ
●申込み:電話・メール・FAX で
■ TEL/028-622-0021 ■ FAX/028-623-6036 ■ info@tochigivnet.jp