足湯ボランティア活動報告

「足湯とマッサージ」という企画で、4月21日(日)に参加したのは66年ぶりの雪といっていた石巻であった。雪の為予定より到が遅れたが皆さんの一致した意見で、全校生のほとんどが犠牲となった大川小学校の庭に立った。私は全盲なので家内の説明を受けながら手を合わせ、思わず周りの雰囲気を感じ涙が止まらなかった。胸がいっぱいになり言葉にならなかった。足湯の方は、悪天候なので誰も来てくれなかったら…と心配していたら思いがけず15人近くの人が来てくれた。私は、マッサージを担当したが思いもよらずに男性が大半を占めたというのも今まで何度か参加したが、殆どが女性が多かったので驚いた。この仮設で住んでいる方々は、津波で家を失ったり、家族や友人を等を亡くしている人がほとんどで、犠牲は大きかったが前向きな姿が見え、精神的にもそうだろうが肉体的疲労に繋がっているのではと感じ、これからも私たちに出来る応援をしたいと言う気持ちにさせてくれた。

加藤範義