6/30-7/2山元町報告:この街をこれからも

6月30日(土)栃木連合下都賀地協様よりご依頼いただき、早川・米山で山元町のボランティアコーディネートをさせていただきました。
今回の作業は源さん本部にて、常磐線より海側にある二軒の畑の掘り起こしと瓦礫撤去です。

快晴ですが海風が心地よく作業しやすい日になりました。
24名の参加者さんで、硬くなった土地を掘り起こす班、震災後そのままの畑から瓦礫を取り枯れ草を集める班に分かれ、10時から15時まで一生懸命作業してくださいました。
お昼のお弁当は地元の津波被害を受けた土地に今年3月オープンしたきく邑さんに注文してくださり、後方支援もしてくださいました。

作業後はなんちゃってバスガイド米山先導のもと、海沿いの街道を走り、町の被災状況と中浜小学校を見学していただき、最後に東保育所をお参りいただきました。

皆さん「やはり実際来て目でみないとわからない」「復興はまだまだですね」「また必ず来ます」と言ってくださいました。

震災から一年ともうすぐ四カ月を迎えます。一見草むらになっただけの畑から次々出てくる瓦礫や、家の基礎だけ残された住宅地、被害に遭った車が山積みになった小学校を目の当たりにして、皆さん色々と想って下さったようでした。

山元町という町を初めて知った方もいるようでしたが、これからこの町を忘れないでいただければ。
ボランティアという形でなくとも、何かの折に山元町に足を運んでいただき、これからも山元町を見守っていただけると幸いです。

下都賀地協の皆様、バスの運転手さん、この度はありがとうございました。
(早川、米山)