3/25 「3.11から1年」交流会・シンポジウム開催/宇都宮

3.11から1年 被災地のいま、と これから

 

東日本大震災の発生から1年を迎えました。
被災地の復興に向けて、多くの人たちが力を尽くしてきました。


しかし、まだまだ困難な生活を続けている方が多くいらっしゃいます。

被災地のいま、とこれから。

これからも続く復興への歩みに、私たちができることは何か。
被災地の今の課題は何か、そして今後何が必要なのか。
今一度、多くの力を被災地にあつめることができるか。

 

本行事では、被災地7カ所からのゲストと、
支援する市民団体、ボランティアに参加した方々、これから活動したい方々が会し、
現状を共有するとともに、これからについて考えていきます。

 

 

「被災地交流集会」気仙沼・石巻・仙台・山元・福島・浪江・白河・いわき等…被災地10 か所( 予定) からのゲストによる報告とメッセージをいただきます。


「栃木からの応援 これから」
県内各地の被災地支援をする市民活動団体による現在と[ これから] の支援プログラムを発表します。

 

被災地の現状を知りたい方、被災地ボランティア経験者の方、様々な方の参加をお待ちしています!

 

  • 日時・場所
    3/25(日)12:00-16:00
    パルティ男女共同参画センター

  • 参加費
    無料
  •  申し込み・お問い合わせ
    参加する方は、お名前(所属等)をお知らせください( 人数把握のため)。電話、FAX、メールのどれでもOKです。

    事務局:認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク
    電話 028-622-0021
    FAX 028-623-6036
    メール tvnet1995@ybb.ne.jp 

  • 内容
    • 12:00-12:30/ オープニング・全体会
    • 12:30-14:00/ 各地会…10 か所の各被災地の部屋にわかれて被災者と支援団体から、現状・課題を聞き、これからを考える。
    • 14:00-16:00/ シンポジウム・全体会・・・「被災地どうしの交流会」と「支援者どうしの情報交換」のシンポジウムです。…10 か所の被災地からのゲストと支援 団体10 人で、これまでの支援の教訓・課題、被災地の現状、栃木からこれからどうの復興を支援できるかを考えます。 
  • 主催
    「3.11 から1 年」実行委員会

    ◇とちぎYMCA ( 宇都宮)…仙台を拠点に東松島、石巻、南三陸、登米、山元を広範に支援中。

    ◇とちぎボランティアネットワーク( 宇都宮)…栃木と一関を拠点に白河・矢吹、いわき、山元、気仙沼、一関を仕事とづくりと仮設訪問で広域に支援中。

    ◇トチギ環境未来基地( 益子) ・・・いわき市の仮設住宅や河口の海岸林整備を若者の力で支援中。

    ◇チーム龍JIN ( 那須烏山) ・・・石巻・牡鹿半島を支援中。

    ◇とちぎ暮らし応援会( 宇都宮)…県内に住む避難者を支援中。

    ◇宇都宮まちづくり市民工房( 宇都宮) ・・・いわきの仮設住宅支援

    参加団体を募集中です。…現在被災地の支援を 継続的におこなっている団体の方々。

 

  • 被災地からのゲスト 

    ◇気仙沼~ 

    ・村上諭さん…気仙沼市鹿折の自宅が流失するも、気仙沼の震災前から復興の過程を記録で残す 「311 気仙沼アーカイブ」の事務をつとめる。ROADプロジェクトで足湯ボランティアの受入れの コーディネートをしている。

    ◇南三陸~ 
    ・(交渉中)…南三陸漁協と連携して取り組む支援事業「浮き球プロジェクト」で  復活しつつある“復興わかめ”の漁師さんをお招きします。乞うご期待!

    ◇石巻牡鹿~
    ・松川信義さん…石巻市泊浜漁協理事。高台移転や道路・防波堤、漁港の復旧等の 推進とともに、ボランティア受入の調整を行なう。

    ◇仙台~
    ・日下部拓さん…仙台YMCA震災支援活動職員。震災後アメリカ・イサクァ市からとちぎYMCAが招聘し、仙台YMCAボランティアセンターへ派遣。主に山元町、東松島市、南三陸町などで支援活動を展開している。元、東京YMCA主事。キリスト教・長老教会牧師。

    ◇白河・矢吹~
    ・根本保・きくヰさんご夫妻… 保さん:内陸部の地震で自宅全壊。白河の仮設住宅で     連絡員として被災者の物資配布の調整等を行う。現在は白河市栄町在住。 キクヰさん:仮設住宅で、まけないぞう作りに加わる。被災地から栃木県に訪問し、まけないぞうキャラバンで被災地の今やまけないぞう普及の活動をしている。

    ・本田美佐子さん…自宅が全壊し、近くの子供の家に身を寄せるが、気を使うからと 仮設に入居。「まけないぞうを作ってへそくりするんだ」と頑張る。

    ・添田美代子さん…会社経営していたが、震災後に重機や工具類の盗難に遭う。全壊した自宅のことや病気がちな夫の体の心配から、一時はうつ病になったが、まけないぞうづくりなどで少しずつ気持ちを話せるようになりってきた。

    ◇いわき~
    ・松田文さん…NPO法人いわき自立生活センター「パオ広場」職員。いわき市出身。震災発生後、自立生活センター隣接敷地にいわき市中央台仮設住宅(1000 戸)ができることになり、住民をサポートするパオ広場を設立。様々な団体の調整、生活支援、情報発信などを行なう。『ぱお通信』を毎月発行して人のつながりの再生=コミュニティ形成の支援を行う。パオ農園の運営も行なう。