2/19 若者会議を開催しました!

2月19日(月)に若者まちなか活動交流センターでVネット若者会議2024を行ないました!
第1部では「バースデーライン」「ブレーンストーミング」「人間ビンゴ」の3種類のアイスブレイクを通して参加者同士の交流を図りました
その後、Vレンジャー、がけっぷちラジオ、フードバンク、DIVE-INの紹介を行ないました。緊張がほどける第1部となりました^^(勅使川原)
第2部では、ゲストスピーカーとして鷲頭勇也(わしずゆうや)さんに話を聞きました。鷲頭さんは現在日光市の自分の店「勇庵」にて、食べ歩きをターゲットに軽食販売などを行っています。
きっかけは大学二年生の時に始めたキッチンカー。地元である日光市をもっと広めたいという「地元愛」から、地元にどんな貢献ができるかを考え、キッチンカーを始めました。「自分で事業を始めたほうが早いじゃん!」という考えから、一人でキッチンカーを始めました。
当初は日光天然氷を使ったかき氷を販売していましたが、初めて半年間はほとんど売れずつらかったそう。しかし、徐々に事業が波に乗り、現在ではテレビに出演するほどにまでなりました。
鷲頭さんは自分がいわゆる「成功」できたことに対して、「絶対に一人では何もできなかった。たくさんの人に頼って、感謝して、助けてもらって、今がある。」と話してくださいました。
また、何か挑戦をするとき、何かに悩んだとき、それを相談する相手が大切だそうです。「前向きな人、絶対に背中を押してくれる人、本当に信頼している人に相談するべき」と語りました。たとえ家族でない人でも、ポジティブな人には本当にたくさん支えてもらったそうです。
参加した若者からは、「自分に今欲しい情報をたくさん話してもらえてよかった」という感想が出ました。
若者会議に参加する若者は、それぞれが新しいことに挑戦している一方、将来大人になったとき、どのように生かせるのか迷っている人が多かったように感じます。自分の体験を踏まえながら、私たちに道しるべを示してくださった鷲頭さんの講演は有意義な時間でした。
(吉田)

 

第3部は若者パワーで課題解決!ということで、貧困について考えました。
まずは生活に困ったときのセーフティネットである生活保護の説明
その後はフードバンクの利用者の急激な増加と、相談員の印象に残る利用者について話しました。
グループワークでは、フードバンクで対応している困窮者の事例について考えました。
参加する若者に合わせて、20〜30代のケースを紹介し、貧困は身近であるということを感じてもらいました。
参加者からはこのような意見、感想があげられました。
●困ったときの制度などを自分が知らないことに気付いた
●当事者の身になって考えるのが難しかった
●自分の友人が困っていたら、フードバンクやその他の支援してくれるところに一緒に行って解決策を見つけたい
●フードバンクを利用するのは高齢者が多いと思っていたけど、若者も利用していることに驚いた
なかなか身近に考えにくい貧困ですが、何かあったときに周りにSOSを発することができれば、解決に少しずつつながって行くと思います。
(松葉)
 

普段はそれぞれの場所で頑張っているメンバーと交流でき、自分の活動の振り返り、他グループへの理解、新たな視点との出会いがあったと思います。

 

アンケートでは、とてもいい内容だったからもっと多くの若者にこの会議のことを知ってほしい!という声もあがりました。

 

来年もよりパワーアップして開催したいと思います。