「福祉」をキーワードに集まる人の輪

今日の県北Vネットからは、ここにくるようになって1ヶ月がたち、改めて感じる県北の皆さんの暖かい人の輪についてをお送りします。

 

県北Vネットは大田原市に事務所はありますが、大田原の方はもちろん周りのまちの人たちとも一緒に活動をしています。

 

今日は世代間交流喫茶いってみっけや、フードバンク大田原などをの活動を支えているQさんとお話しする機会がありました。

 

いつも食品の寄付や、困っている方への食品のお届けなどをされているQさんは、事務所に出ては入って、出ては入って、と、いつも忙しそうです。どうしてこの活動を始めたのか?と聞いてみると、「きっかけはある障害がある方と知り合いになったこと。地域の中に、誰でもいつでも集える場所があると良いなあと思い探したが、その当時は近いところになかった。」そうです。

 

そんな思いを数年もちながら、ある講座で地域のこれからについて話す機会があり、「地域にないなら、作っちゃえ!」とそのときに集まっていた数名で始まった。」とのこと。 ちょっとしたきっかけで覚悟を決めたQさんたちは、いろいろな人たちに声をかけて、地域の居場所を作っていくのでした。 

 

集まる場ができると、地域のみなさんや、行政、企業、学校、施設、NPOなどなど多くの方との繋がりも同時にうまれました。「●●さんがこういう事情があって・・・。」という話があると、みんなで応援する輪がうまれていきます。「Qさん!こういうこと手伝って!」と頼まれることもあれば、Qさんから頼むこともあります。「地域の居場所を作る」というのは、Qさんや多くのボランティア、会員のみなさんがいてこそ。日々の活動が続いていくことで、また新しいものがうまれるのだなあと思います。

 

6月に入り、少しずつ活動も参加し、賑やかさを取り戻しつつあります。

是非みなさんも県北Vネットに遊びにいらしてくださいね!(大)