熊本報告③「停電だったので、手探りで子どもを探して、引っぱりだしたよ」

▲避難している人もボランティアできる
▲避難している人もボランティアできる

南阿蘇の道の駅:車内避難者とテントの数が多い。ここはモンベルの支店があるため、無料でテントなどを貸し出して、敷地内に50のテントと車内泊をしている車80台があった。自衛隊の炊き出しもある。湧き水があるためたくさんの人が水を汲みにきている。

(聞いた話)

・30代男性:子供が地震を怖がるのでテントに泊まっている。地震当日の夜は停電となったので手探りで子供を捜した。足に触ったので引っ張って見つけた。家から脱出するときに足の後ろをケガした。

・40代男性:電気がないのが一番困る。妻と子供が1日中車の中にいる。エコノミークラス症候群が怖いので、数時間に一度は体を動かすようにしている。

・40代女性:家は大丈夫な人が多い。どうやって片付けたらいいか頭が痛い。この先の生活がとても不安。

・60代女性:私と旦那は大丈夫。子供や孫が避難してきている。実母が一番の心配。何も弱音をはかない。

80代男性:水を汲みに来るのが今のオレの役割。近所の人に配るととても喜ばれる。ガソリンが続く限りやる予定。

 みなさん余震が怖くて避難生活に困難を強いられているようです。ライフラインの復旧が急がれます。(本日AMシバタは熊本→大分に移動中。)