こども支援で「おなかいっぱい食べられる」ように

 8月8日のみんながけっぷちラジオでは、NPO法人栃木県こども応援なないろ(以下:なないろ)の皆川純子(みなかわ じゅんこ)さんをゲストに迎えた。なないろでは、食の支援・学生服支援・学習支援の3つの事業をメインに幼稚園児から大学院生までのこどもの支援を行なっている。

 

学生服リユースから食の支援・学習支援にも広がる

 なないろは以前は使い終わった制服を収集し、安価で再利用してもらう学生服リユースショップが主な活動だった。それが変化したのはSDGsについて学んでいた際に子どもの貧困があることを知ったから。

 「おなかいっぱいにご飯が食べられない」子どもへの対応として、食の支援がはじまった。フードパントリーやおやつカフェ、学生を対象にした「学校内の朝ごはん」支援が開催されている。食品は、コストコ壬生倉庫店やペニーレインなど栃木県内のフードロスの食品が集められて配布されている。

 次に始まった事業が学習支援だった。きっかけは食の支援を行っている際に、「食の支援は今のこどもは救えるが、こどもの未来までは救えない」とアドバイスをもらったことからだ。こどもたちが未来に希望を持って生きていけるようにと、無料学習塾を週に一度中学生を対象に開催する。

 

ボランティアが始めた「学内フードパントリー」「学生服リユースMAP」

 なないろの活動には、ボランティアの存在も欠かせない。ボランティアによって定着した活動も多くある。大学内フードパントリーもその一つだ。お金がなくて食費を制限し、アルバイトで大学での活動も難しくなった友人を間近で見てきたので「なんとかしたい!」と発案されてできた活動だ。最近では高校生ボランティアがデザインした「宇都宮学生服リユースMAP」が制作されている。これ宇都宮市の制服バンクがある中学校、不要になった学生服を回収している中学校や企業を可視化したものだ。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000121928.html

 

 なないろは「こんな支援をやりたい」という想いを持つ人を受け止めている場所でもある。ボランティアも随時募集しているので、興味を持った方はぜひ参加してはいかがだろうか。(森田)

 

NPO法人栃木県こども応援なないろH P

https://sites.google.com/view/nanairotochigi/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0?authuser=0