これまでの放送内容


9月25日(火)

19:00-20:00

テーマ

 HANDSプロジェクトで外国人の子どもと支援の手をつなぐ!

内容詳細

 ゲストは、宇都宮大学HANDSプロジェクトの田巻教授でした。とちぎに住む外国人児童生徒やその親、教員への支援を行っています。外国人が抱える課題がこんなにも近くにあることに驚きました。

9月18日(火)

19:00-20:00

テーマ

 母子家庭就労

内容詳細

 ゲストは、母子家庭就労支援に携わる福山さんでした。

9月11日(火)

19:00-20:00

テーマ

 子どもの声を聴く。よりそいの電話、チャイルドライン

内容詳細

 ゲストは、チャイルドライン栃木の松江さんでした。チャイルドラインは「18歳以下の子どもは誰でも、どんな話でも、かけていいよ」というものです。活動からみえる子どもを取り巻く課題をお聞きしました。

9月4日(火)

19:00-20:00

テーマ

 気づいたらほっとけない。障害者のグループホームとは?

内容詳細

 ゲストは、社会福祉法人こぶしの会より星宮さんでした。障害者が地域で暮らす方法に、グループホームがあります。まさに「家」のような場所。どんな良さがあるのでしょうか!?

8月28日(火)

19:00-20:00

テーマ

 宇都宮~日光中禅寺湖を歩く!チャリティーウォーク56.7

内容詳細

 ゲストは、チャリティーウォーク実行委員長の立野さんでした。

8月21日(火)

19:00-20:00

テーマ

 

内容詳細

 ゲストは、廣瀬さんでした。

8月14日(火)

19:00-20:00

テーマ

 

内容詳細

 ゲストは、

8月7日(火)

19:00-20:00

テーマ

 Vネット職員

内容詳細

 ゲストは、Vネット職員の大澤さんでした。

7月31日(火)

19:00-20:00

テーマ

 足尾に緑を取り戻そう。

内容詳細

 ゲストは、足尾に緑を育てる会の長野さんでした。足尾銅山の緑を再生し、「100万本の木を植えよう」を目標に活動しています。沢山の人と沢山の木が関わり合っている活動だと知りました。

7月24日(火)

19:00-20:00

テーマ

 日本でのタイ人支援

内容詳細

 ゲストは、日本在住のタイ人の方々を支援しているラタナポンさんでした。

7月17日(火)

19:00-20:00

テーマ

 入り口は認知症、出口はまちづくり!?たすきでつなぐ支援の輪

内容詳細

 ゲストは、ラン伴とちぎ実行委員長の柳さんでした。ラン伴は「認知所になっても安心して暮らせるまち」を目指し、全国でタスキをつなぐランイベント。柳さんの熱い思いをお聞きしました。

7月10日(火)

19:00-20:00

テーマ

 

内容詳細

 ゲストは、青少年自立援助センターの菊池さんでした。

7月3日(火)

19:00-20:00

テーマ

 そうだったんだ!とちぎコープの取り組み

内容詳細

 ゲストは、とちぎコープの塚原さんでした。生活協同組合、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。「地域の助けあい」を軸に、わたしたちの身近な生活に関わるさまざまな活動についてお聞きしました。

6月26日(火)

19:00-20:00

テーマ

 

内容詳細

 ゲストは、病児保育に携わる山口さんでした。

6月19日(火)

19:00-20:00

テーマ

 

内容詳細

 ゲストは、栃木女性ダルクより不動さんでした。

6月12日(火)

19:00-20:00

テーマ

不登校支援。信じて寄り添うこと。学校だけが世界ではない!

内容詳細

 ゲストは、小山フリースクール「おるたの家」代表 稲葉祐一朗さんでした!ご自身のフォルケホイスコーレでの経験や、不登校児童を取り巻く課題についてお聞きしました。

6月5日(火)

19:00-20:00

テーマ

愛隣会

内容詳細

 ゲストは、

5月29日(火)

19:00-20:00

テーマ

森の扉

内容詳細

 ゲストは、

 

5月22日(火)

19:00-20:00

テーマ

認知症支援

内容詳細

 ゲストは、飯島さんでした。

5月15日(火)

19:00-20:00

テーマ

石蔵カフェは認知症の人、家族、地域の人たちの居場所!

内容詳細

 ゲストは、「認知症の人と家族の会 栃木県支部」より金澤さん。認知症ってどんな症状?というところから、ご自身が携わる「オレンジサロン 石蔵カフェ」についてのお話を聞きました。

5月8日(火)

19:00-20:00

テーマ

「いい関わり方を見つけていくこと」が引きこもり支援

内容詳細

 ゲストは、KHJとちぎベリー会の齋藤さんでした。引きこもり支援では、家族の考え方を変えることから始まりいい環境をつくることが解決の近道で、言葉のかけ方1つ1つが大切なのだなと思いました。

5月1日(火)

19:00-20:00

テーマ

内容詳細

 ゲストは

4月24日(火)

19:00-20:00

テーマ

「一緒に崖っぷちまで行ってみる」講座で「隣にいることの力」を学んだ

内容詳細

 ゲストは、我らのゼミ講師である小澤さんでした。同行支援とは、相談したい内容を伝えることを横から支える支援だということがわかりました。

4月17日(火)

19:00-20:00

テーマ

内容詳細

 ゲストは「月の家」の星さんでした。

4月10日(火)

19:00-20:00

テーマ

やめ続けようと思っている仲間、信じて寄り添う

内容詳細

 ゲストは栃木DARCの栃原さん。栃木DARC独自のプログラムで薬物依存者の社会再参加を目指して支援しています。回復することを信じて寄り添うことの大切さを知りました。

4月3日(火)

19:00-20:00

テーマ

県北フードバンク

内容詳細

 

3月27日(火)

19:00-20:00

テーマ

福島・避難者支援の今―自主避難の人が抱える思い

内容詳細

 ゲストはVネット会員で、東日本大震災当時から現在まで避難者への支援をしている早川さん。今は栃木で「福島からの避難者」支援をしています。自主避難の苦しさは心理的・経済的に今もなお続いていることを知りました。

3月20日(火)

19:00-20:00

テーマ

街で重度障害者の一人暮らし、できるよ!CILとちぎ

内容詳細

 ゲストは自立生活センターとちぎ(CIL)齋藤さん。CILは「全身が動かないほどの重度障害者でも地域の中で生活できるようにする」活動をしています。施設以外にも地域の中で暮らす生き方もあるのだということを知りました!

3月13日(火)

19:00-20:00

テーマ

ありのままでいい。不登校児童によりそう芳村さん!

内容詳細

 ゲストは高根沢町「ひよこの家」の教育相談員、芳村さん。『学校復帰を目的としない』不登校児童のためのフリースペースで活動しています。児童とその家族にじっくりあたたかくよりそうことの大切さを知りました!

3月6日(火)

19:00-20:00

テーマ

運ぶぜ!フードバンクボランティア・前田さん

内容詳細

 ゲストはVネットでFBボランティアをしている前田さん。主に食品を運ぶことをしています。「余り過ぎている」食品と、「困窮して食料を買えない」人々とのつなぎ役はとても重要な存在なのだと感じました。

2月27日(火)

19:00-20:00

テーマ

頑張る若者!③ーだれでも和気あいあい!松田さんー

内容詳細

 ゲストは「あいあい食堂」運営代表・宇都宮大学4年生の松田さんでした。さまざまな形がある子ども食堂。「あいあい食堂」はだれでも気軽に来て”地域の大家族”になれる場を目指しているそう。人とつながるきっかけとなる場なのですね!

2月20日(火)

19:00-20:00

テーマ

頑張る若者!②ー高齢者の不安をバスター!濱野さんー

内容詳細

 ゲストは「一般社団法人 えんがお」より濱野さん。高齢者の孤立化を防ぐため、会話やささいなお手伝いからつながりを作り出しています!制度のスキマを地道にうめていく活動への想いはすてきでした!

2月13日(火)

19:00-20:00

テーマ

頑張る若者!①ー学習支援大学生・内田さんー

内容詳細

 ゲストは宇都宮大学1年生の内田さんでした。自身も中学時代通っていた学習支援教室に、現在支援者としてかかわっています。「後の世代に同じ思いをしてほしくない」と熱い想いをお聞きしました。

2月6日(火)

19:00-20:00

テーマ

愛のあるつなぎ役!民生委員・児童委員の活躍とは!?

内容詳細

 ゲストは「戸祭地区民生委員・児童委員協議会」の菱沼さんでした。民生委員は、地域の身近な困りごと・心配事を住民目線でお助けしているのですね!

1月30日(火)

19:00-20:00

テーマ

ボランティアの伝説④ー「トチギ環境未来基地」塚本さんー

内容詳細

 環境のがけっぷちをお聞きするべく、塚本さんをゲストにお呼びしました!中山間地域の少子高齢化を解消するため”関係人口”の増加が、今後のカギとなると知りました。

1月16日(火)

19:00-20:00

テーマ

ボランティアの伝説③ー「認定NPO法人うりずん」我妻さんー

内容詳細

 重度障害を持つお子さんとその家族を支援している「うりずん」より、我妻さんがゲストでした。コメントおじさんの中野さんと共に携わった『アウシュビッツ平和博物館』設立についてお聞きしました。

1月16日(火)

19:00-20:00

テーマ

ボランティアの伝説②ー下野新聞記者・佐藤さんー

内容詳細

 阪神淡路大震災が発生し、まだボランティアという言葉も浸透していないころからボランティア三昧だった、記者の佐藤さんがゲストでした。「個別の支援」の積み重ねが、”痒い所に手が届く”ということだと知りました!

1月9日(火)

19:00-20:00

テーマ

ボランティアの伝説①ーVネット理事長・二見さんー

内容詳細

 新年最初のラジオゲストは、Vネット理事長の二見さんでした。二見さんのボランティア活動の原点から、現在カフェを自営していることや、こども食堂への思いをお聞きしました!

12月26日(火)

19:00-20:00

テーマ

サンタdeラン&ウォークどうだった? ーYMCA・塩沢実行委員長に聞くー

内容詳細

 先週行われたのサンタdeラン&ウォーク、実行委員長の塩澤さんに聞きます。とちぎYMCAの塩澤さんは「子どもの貧困撃退♡円卓会議」の中心人物でもありますが、このイベントの重要性、目標なども聞きます!

12月19日(火)

19:00-20:00

テーマ

若者支援・伊熊さんにきく子どもの貧困。

内容詳細

 「若年者支援機構」より、学習支援などをしている伊熊さんに、子どもを取り巻く環境、そして貧困解決への道についてお聞きしました。

12月12日(火)

19:00-20:00

テーマ

地域福祉のNPO まごの手・小暮さんに聞く

内容詳細

生活するうえで手の届かないところ=介護保険では認められていない仕事。具体的には、草むしり、使っていない部屋の掃除、介護が必要な人以外の食事、病院送迎&付き添いなど。介護の現場に携わってきた小暮さんは、介護保険が届かない部分もどうにかしたい。地域の助け合い+&を聞きます。

12月5日(火)

19:00-20:00

テーマ

もっと!FB! 協力者「スーパーカスミ」菊池さん

内容詳細

週の初めはフードバンク(FB)についてお話しします。今回のゲストはFB事業に協力してくださっているスーパーの方です。なぜFBに取り組もうとしたのか、きっかけや始めたその後などお聞きしたいと思います!

11月28日(火)

19:00-20:00

テーマ

サンタdeラン&ウォーク特集③

初参加! YMCA・塩沢実行委員長!

内容詳細

 3週目のサンタdeラン特集は、YMCAの塩澤さんがゲストです。塩澤さんは「子どもの貧困撃退♡円卓会議」の中心人物でもありますが、このイベントの重要性、目標など、初参加としての意気込みをお聞きします!

11月14日(火)

19:00-20:00

テーマ

サンタdeラン&ウォーク特集①「サンタdeランの魅力?? 昨年ベストドレッサー賞の本田さん」

内容詳細

今回は、サンタdeラン特集第1週目!

11月7日(火)

19:00-20:00

テーマ

もっとFB!&星の家・石田さん

内容詳細

今回は、フードバンク宇都宮を利用している星の家の石田さんがげすとでした。フードバンクはどんな団体かというところから、フードバンクを利用してみての感想などをお聞きしました。のぼさんのパスが冴えわたる日でした!

10月31日(火)

19:00-20:00

テーマ

栃木の子ども・地域食堂特集③「高根沢ぽかぽか食堂」

内容詳細

第3週目は高根沢のぽかぽか食堂さんがゲストでした!立ち上げに関わった方はなんと普段お仕事をされてる女性です。なぜ日々の時間が無い中で作ろうと思ったのか、食堂の必要性などをお聞きしました!

10月24日(火)

19:00-20:00

テーマ

栃木の子ども・地域食堂特集②「佐野ほほえみ食堂」

内容詳細

栃木の居場所づくりに取り組んでいる団体さんにお話を聞く第2週です!

”ほほえみ”と聞くだけで、なんだか優しい気持ちになる気がしますね。

第1週目に聞いたことに加え、佐野にて居場所づくりを行ってみて、どんな地域の課題や特性が見つかったのかなどを聞きました!

10月17日(火)

19:00-20:00

テーマ

栃木の子ども・地域食堂特集①「市貝町地域食堂」

内容詳細

この日から3週続けて子ども食堂のお話を聞いていきます!

まず、第1週目は市貝地域食堂さん!人口流出が問題視されている市貝町。そうした地域で子ども食堂を運営する理由や意義、そして立ち上げてみてどうだったか、ということを聞いていきました!

10月10日(火)

19:00-20:00

テーマ

開催間近!フェアトレード祭り!

内容詳細

フェアトレードとは、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」を いいます(フェアトレードジャパンHPより)。栃木にてフェアトレード推奨活動に励んでいる「カケハシーズ」さんにお祭りの内容、そして活動の成果などを聞いていきたいと思います。

10月3日(火)

19:00-20:00

テーマ

もっと!フードバンク!CWを振り返って。

内容詳細

おととい行われたチャリティウォークを振り返り、チャリティウォークの寄付先であるフードバンクについて、そして熊倉さんのボランティアとしてなどの様々な思いを聞きました。イベントの最期まで思いやりにあふれていた熊倉さんのお話。来年もお願いします★

9月26日(火)

19:00-20:00

テーマ

スペシャルオリンピックスとは!?

内容詳細

スペシャルオリンピックス(SO)は、知的障がいのある人たちに、様々なスポーツトレーニングと、その成果の発表の場である競技会を、年間を通じて提供している国際的なスポーツ組織です。(スペシャルオリンピックス・日本 栃木HPより)今回はSOの活動をサポートしている雷都隊長さんに障がい者の立たされている現状、これまでの変化、そして希望を聞いていきました!

9月19日(火)

19:00-20:00

テーマ

地域に根ざした障がい者支援、その実態とは!

内容詳細

今月のフードバンクは3週目に移動です。

そしてゲストは、宇都宮フードバンク職員澤根さん!

澤根さんといえばヒカリ座さんとフードバンクのコラボ「映画ダニエル・ブレイクをみんなで見に行こう」を成功させました。職員として困窮者さんの話を聞く傍ら、フードバンクの普及にも力を入れているようですが、現場から見える貧困やフードバンクの必要性などを聞いていきました!

9月12日(火)

19:00-20:00

テーマ

地域に根ざした障がい者支援、その実態とは!

内容詳細

社会福祉法人こぶしの会さんは、障がいを持った人もそうでない人も誰しもが生きがいや働きがいを得られるようにという理念を持ち地域貢献を目指し活動しています。現在の活動の様子や、活動が起こした変化、そして今障がいをもっている人の置かれている現状などを聞きました!

9月5日(火)

19:00-20:00

テーマ

9/30-10/1 チャリティウォーク開催!

内容詳細

今年もチャリティウォークの季節が迫ってきました!宇都宮/矢板→中禅寺湖までの56.7キロを歩くという大イベントです。このイベントの寄付や参加費は全てフードバンクの”志金”となります。このイベントに毎年参加されている高田さんに、参加して自分の中で変化したことはあったのかなど聞ききました!

8月29日(火)

19:00-20:00

テーマ

鳥から始まる町おこし!地域活性化に向けた環境保全・野鳥保護の取り組みとは!?

内容詳細

NPO法人オオタカ保護基金さんは、市貝町に日本で一番サシバ(猛禽類)が一番多く住み着いているということを発見し、なんとかこの発見から町おこしが出来ないかと行動を起こしたそうです。なぜ猛禽類の保護が町おこしへつながるのか、環境保全と人間のかかわりについてなどお聞きしました。

8月22日(火)

19:00-20:00

テーマ

子どもの貧困撃退♡ラジオ③「病院から見える子どもの貧困」

内容詳細

済生会宇都宮病院の荻津さんに、子どもの貧困=お母さんの貧困について聞きました。済生会には困窮したお母さんが受診しますが、妊娠・出産も大変です。そして「困窮の中での子育て」も待っています。どうしたら子供の貧困が減らせるのかを考えました。

8月15日(火)

19:00-20:00

テーマ

子どもの貧困撃退♡ラジオ②「子どもと家庭の支援の現場から」

内容詳細

NPO法人だいじょうぶの畠山さんに子ども虐待相談の現場から見える貧困の連鎖についてお聞きしました。

虐待と聞くと、保護者がよく非難を浴びることがありますが、本人も抱えきれない問題を背負っているという背景があります。どうしたら連鎖を止められるのか、私達には何が出来るのかを教えていただきました。

8月8日(火)

19:00-20:00

テーマ

子どもの貧困撃退♡ラジオ①「病院から見える子どもの貧困」

内容詳細

医療生協の宮本さんに無料低額診療などの現場からみえる子どもの貧困について聞きました。また、構想中の子ども食堂や夏休み無料学習支援などの取り組みの様子もお聞きしました。

8月1日(火)

19:00-20:00

テーマ

毎月恒例、もっと!FB[フードバンク那須烏山]

内容詳細

月の初めの週は、フードバンクのことをお知らせする回です。今回はFB那須烏山の小堀さんに、はじめた動機と運営の様子、実績とこれからの展望を聞きます。その他にも田舎(農村地帯)でフードバンクをやる難しさ・面白さ、困窮の状況などもお聞きしたいと思います。

7月25日(火)

19:00-20:00

テーマ

自治会がやる「制服リサイクル・バンク」。母子家庭の困窮をなんとかしたい!

内容詳細

鹿沼東中の中学校区内で制服リサイクルバンクを昨年から始めた自治会長の川田さん。新入生の服は体操着は一揃い12万円かかります。きっかけは母子家庭のお母さんからの「だれかの制服ありませんか」という一言だったそうです。困窮した家庭を応援する地元の大人の取り組みを伺いました。

7月18日(火)

19:00-20:00

テーマ

女性のDARC。男性と違う“回復”への道

内容詳細

先週の栃木ダルクに引き続き、今週も女性ダルクの方をお招きして話を聞きました。薬物をはじめると、そこで精神年齢も止まるといいます。薬を止めて半年から1年は「自分の体調・感情がわかる」ようになることから始める、とのこと。男性とは違う女性の回復プログラムなどを聞きました。

7月11日(火)

19:00-20:00

テーマ

DARC・薬物依存症者のリハビリ(回復)って?

内容詳細

栃木DARC(ダルク)の秋葉さんに、薬物依存症という崖っぷちについて、その転落、回復…について話を聞きました! なんと秋葉さん含めスタッフの方みんなが経験者。そしてまた、回復プログラムを続けている1人であります。「依存症は病気である。それを知ってほしい」と秋葉さんは言っていました。

7月4日(火)

19:00-20:00

テーマ

[もっと!FB] フードバンク高根沢

内容詳細

みんな崖っぷちラジオ、月初めは「もっと!フードバンク」の日です。フードバンクってそもそもなんだということを、のぼさんがお話してくれます! 今年の4月にフードバンクを始めたという高根沢社会福祉協議会(社協)の福田さんをゲストにお招きします。もともと貸付などで困窮者と関わっている社協の福田さん。なぜ支援活動を始められたのか??きっかけは?? そんなお話と現場の声を聞きました。

6月27日(火)

19:00-20:00

テーマ

サバイバルネット・ライフ&シリウス

内容詳細

 県南・小山でDV被害者の支援活動をして10数年。数年前から困窮世帯の子どもの放課後支援として「シリウス」もやっています。さらに今年はDV被害女性のセルフヘルプ(自助)グループ「花かんむり」も始めました。女性と子どもの貧困についてや、DV被害の及ぼす(精神的)影響と、その回復などをお聞きしました。

6月20日(火)

19:00-20:00

テーマ

デートDV。「つき合ってる男性からの暴力」で悩んでる人、お助けします。

内容詳細

 宇都宮でDV(ドメスティック・バイオレンス)被害者支援をやっている認定NPO法人ウィメンズハウスとちぎのスタッフ丸山さんからデートDVの話を聞きます。今年3月に発表された調査では「交際経験のある10代の女性の44%が経験している」と報道されました。DVとは? 身近なDVって? ということをお聞きします。

6月13日(火)

19:00-20:00

テーマ

ポラリス☆とちぎ―若年無業者54万人。“他人の風”がポイントです。家族だけ・本人だけではムリ!な現実を話します。

内容詳細

若年無業者の支援をしているポラリス★とちぎ。引きこもり、若年無業者(NEET)など社会に出ることにつまづいてしまった若者のポラリス(北極星)になる活動をしています。清野香苗さんに社会に出るきっかけを失った若者の状況、家族だけが応援してもダメな状況など、難しい若者支援の現状をお話します。 

6月6日(火)

19:00-20:00

テーマ

[もっと FB!] フードバンク鹿沼 に聞く。

内容詳細

月初めは「もっと!フードバンク」の日です。フードバンクってそもそもなんだということをのぼさんがお話してくれます。また、社会福祉協議会でフードバンクを始めた鹿沼社会福祉協議会・神山さんからきっかけや、始めた前後の変化などをお聞きしました。

5月30日(火)

19:00-20:00

テーマ

「うりずん」人工呼吸器装着の子供たちの日中預り

内容詳細

 認定NPO聞きます。

5月23日(火)

19:00-20:00

テーマ

星の家?ってどんな家??

内容詳細

 「家出して、帰ったら、もう家に入れなかった。そんなこと経験したことありますか?」。家庭が崩壊・適切な養育がされていない子(15-19歳)もたくさんいます。星の家は義務教育後や高校中退して、就労しないなど不安定な生活をしている少年の“居候の家”です。始まった20年前は国の制度にもなかった自立援助ホームを創設した人、星さんをお招きして「居候が自立するとは何か」のお話を聞きます!

5月16日(火)

19:00-20:00

テーマ

トチギ環境未来基地??

内容詳細

 みなさま、栃木県内で活動しているこの団体さんを知っているでしょうか??栃木県内の山に入って環境保全・社会貢献・リーダーシップを学べるプログラムを開催してる団体さんということですが、矢野さんはいつも”キコリ”と呼んでいます笑 未来基地から大木本さんをお招きして具体的にどんな活動をしているのかお聞きしました。

5月9日(火)

19:00-20:00

テーマ

「だいじょうぶ/ひだまり」さんって何してるの?

内容詳細

子どもへの虐待を防止するための事業を行っているNPO法人「ひだまり」さんで活動している前田さんをゲストにお招きし、今日本が抱える課題である、ネグレクトや虐待がなぜ起こるのかどう起こるのかということをお聞きしました。泣かなくなった子こどものエピソードは印象的でしたね。

5月2日(火)
 
19:00-20:00

テーマ

[毎月恒例!フードバンク] FB大田原

内容詳細

毎月第1火曜日は、フードバンクの日ということで、大田原フードバンク従事者の實(みのる)さんをゲストにお招きし、大田原フードバンクがおこなっている活動、みのるさんが活動を始めたいきさつなどをおききしました。

4月25日(火)

19:00-20:00 

テーマ

あしなが育英会・学生募金 の学生としゃべる。

内容詳細

この時期になると駅とオリオン通りと二荒山でやってる「あしなが育英会」の街頭募金。立ってるのは奨学金借りてる学生さんたちです。病気・自死などで親を亡くしたなど、学費大変だけど頑張る学生の桑島さんにお話を聞きました。

4月18日(火)
19:00-20:00 

テーマ

「昭和こども食堂」やってみて

内容詳細

宇都宮で老舗の(数か月早いだけですが)の昭和こども食堂は、栃木テレビから150m位の所にあります。毎週月曜夕方からごはんを食べて⇒無料学習支援とか、ご飯食べて⇒母お喋り+子遊びとか、やってます。1年たってどうだった?というのを首謀者・荻野由香里さんに聞きます。

4月11日(火)
19:00-20:00 

テーマ

熊本地震と災害救援活動

内容詳細

熊本地震から1年。発生直後から復興支援に携わっているVネットボランティアの柴田貴史さんを招いて、熊本の現状をお聞きしました。マスメディアが伝えている側面とそうでない側面をお話ししていただきました!

4月11日(火)
19:00-20:00 

テーマ

フードバンク

内容詳細

 

3月11日(火)
19:00-20:00 

テーマ

子ども食堂

内容詳細

 

3月4日(火)
19:00-20:00 

テーマ

フードバンクと「とちこみ受賞」

内容詳細

 

ラジオのブログ


自立とは「人に頼ることができること」

「子どもが親と暮らし続けながら、他人の支援を受ける」ができないか。

 5月7日のラジオのゲストは、とちぎYMCA福祉会が主催する子どもの居場所「アットホームきよはら」の山口さんでした。

山口さんが子どもの居場所を始めるきっかけは、児童養護施設「イースタービレッジ」。いろいろな背景、事情があり親と暮らせない子どもがいます。山口さんは「そんな子どもたちの気持ちは、大きな負担を背負い、明るい方向に向かうのが難しい。施設では、食べる、勉強する、遊ぶことは満たされまるけど、子どもたちが自立するのは困難になる」と思っていました。

「子どもが親といっしょに暮らし続けられるように、何かできないか」と思っていたとのこと。子どもの居場所事業は、その支援のひとつです。子どもの時にたくさんの愛情を受けて、自分を大事にすることができるようになること。それが生きる力を身につけること。そのために具体的に手をさしのべるのが「居場所=もうひとつの家」なのです。

 

市の補助事業。「親子の分離をしないで支援」は栃木県だけ

アットホームきよはらを利用するのは、不十分な(不適切な)養育環境で暮らしている小中学生の子どもたち。市の補助事業で市役所・家庭支援室と、課題を抱える家族との関わりの中で「居場所のサービスを受けた方がいいんじゃないか」と提案を受けて迎え入れます。現在、子どもの居場所事業は宇都宮で2か所目、栃木県内には9か所あります。宇都宮の人口が栃木県の4分の1なので、決して多くはありません。

県には、子どもの居場所連絡協議会があり、居場所事業を広め、子どもとどう関わるのかを学ぶ研修会をしています。親や子どもに発達障害や、知的・情緒的問題がひそんでいるかもしれないとき、どんな支援をするか、どうやって専門家との連携をとるのか。複合的な問題を抱えた子どもの、特性を理解して接する必要があります。そのために、支援する大人も勉強します。

 

「環境・時間・場所・があると子どもが感じたときに、そこが居場所になる」

生まれてすぐのころから、親の愛情を受けずに育ってきた子どもは、不安定な状態に置かれ安心感を持てません。大人を試す行動もするそうです。山口さんはそんな子どもたちを「深く受け入れていく」のが一番大事だと考えています。乗り越えるまでが、関係を作る中で一番大変!

「どう接して良いか悩みますが、まずはいっしょに居られる環境、時間、場所を作ることが大事なんです。環境、時間、場所があると子どもが感じたときに、そこが居場所になります。そして遊んだり勉強したりと、未知のこと、わくわくすることをいっしょにやっていくこと。危ないことは、ちゃんとしかること。それが「深く受け入れること」です。「この人は、本当に自分のことを思ってくれている」とわかると、子どもは安心する」と、山口さんは教えてくれました。

5月のGW中も、アットホームきよはらには子どもが来て遊んでいました。ゲームをしたり、汗をかいて走り回ったり。熱中しているのはダンボールハウスです。学校のある日は下校時間に合わせて学校に子どもを迎えに行きます。YMCAに連れてきて、一緒に宿題に取り組みます。「宿題あったの?」と聞いても「ないよー」と軽やかな返事が返ってくることもしばしば。つい笑ってしまいますが、勉強への意識を無くさないように働きかけているそうです。

 

「子ども食堂キャラバン」。地区内の福祉施設で、持ち回り子ども食堂。

特別養護老人ホーム「マイホームきよはら」の一画なのでお風呂もあります。昼間は高齢者が使用して、夕方は子どもたちが使います。洗濯もなるべくいっしょにやり、夕ご飯も、子どもたちといっしょに作ります。自分で料理をやりたい、という子も多いそうです。いろいろな遊びをし、7時半ごろにはお家に送り届けます。大人とまた子ども同士会えることを楽しみにしていることが多いです。

車いす、認知症のお年寄りと必然的に出会うので、子どもたちはいろんなことを感じているようです。声をかけられるとはにかんでいますが、うれしそうで、お年寄りが子どもたちに向けるまなざしにも優しさを感じます。意図的なことは何もしませんが、お年寄りと子どもたちが一緒にいる、それだけでそこにいる人たちの気持ちがちょっと変わるような気がする、と山口さん。

地域ぐるみの活動として5月から清原地区で「子ども食堂キャラバン」が始まりました。清原地区にはいろいろな福祉施設があります。持ち回りで様々なところで子ども食堂をする、という取り組みです。第1回は、清原地区のポピー祭りに合わせて行われました。ボランティアでの参加もお待ちしています!

 ■ ■ ■

〔感想〕ラジオのあと、お話したことがとても印象に残っています。自立とは何か?と考えるとき、「大事なのは、人に頼ることができること」と山口さんは言います。「本来、人間は助けたり、助けられたりしながら生きていく。強い人間だと思っている人も、頼っている。それを社会は見えないようにしている。」学生の自分には、なかなかできることがないと思ってしまいますが、山口さんは、できるときにできることをするのが大事、子どもたちと向き合ううちに自分の核がわかっていく、とあたたかく話してくださいました。

 

●そして、本日5/21のラジオのゲストは、子どもの居場所「月の家」で送迎&いっしょに遊ぶボランティアとして活躍する木村信夫さんです。元編集者、本業は「くずや」の信夫さんが、どのようにしてボランティアをするようになったのか?また、月の家についてもたくさんお話を伺います!担当は私カサハラです。

質問したい方は 773@miyaradi.com まで  リスナーのご意見・ご感想も待ってます!

 ミヤラジ(77.3FM)火曜19:0020:00オンエア! (笠原綾子) 

サポステ=ワケアリ無職の若者の、「就職の北極星」を一緒に探す場所。

「非正規雇用が長い」、「未就職」で仕事の空白がある…若者を応援

 5月14日のみんながけっぷちラジオにはとちぎ若者サポートステーションから湯本尊さんに来てもらいました。ラジオの復習で読んでくれている方、聞き逃しちゃった!という方のために、「厚生労働省認定事業・とちぎ若者サポートステーション」の解説から始めます!

 地域若者サポートステーション(通称サポステ)とは、15-39歳を若者と定義して、都道府県に1つ以上、全国で175か所ある「若者の就職を支援する場所」です。とちぎサポステもその1つで、非正規雇用が続いている、未就職や離職で仕事のブランクをもっている等の、一般的な就職で評価されにくい若者を応援しています。ハローワークの仲間?と思った方、いい質問です! ハローワークの主な役割は職業の紹介と仲介ですが、サポステでは職業の紹介はしません。つまり、サポステでの個別面談や各種訓練プログラムを通してハローワークの求人に挑戦できるように成長していく、そんな協力関係がサポステとハローワークにはあるのです。

 

大海原に手漕ぎボートでひとり=就職へ踏み出せずにいる今 資格は就職の北極星

 湯本さんは、「働くこと」に怖がっている状況と大海原にひとり浮かんで方向も海図ももっていない状況を重ねてお話してくださいました。まさに右も左もわからない状態。でももしそんな中で多少の知識、例えば北極星の役割を知っていたら? 風の向きを考えてボートを漕げたら?いくらか進路の決定に自信がつきますよね。湯本さん曰く、就職も同じ。資格であったり、PCのスキルであったり、あるいは他者とコミュニケーションをとることへの自信であったりが就職への勇気になってくれます。サポステでは、途方もなくあてのないように見える就職活動とその仕事への定着を目指して、個別面談を通した北極星(自信・スキル・経験)探しを手伝っているそうです。けれど、海の上で自分の居場所がわかったとしてもボートを漕ぎ出さないことにはどこにもたどり着けません。これもまた就職と同じで、業種や企業を決めて動き出す、その途中で適宜進路を調整しながら努力することが1番大切です。サポステは就職への一歩を踏み出すことと、歩み続けることの応援はできても本人しか歩くことはできません。サポステで、自分だけの一歩を始めませんか。

 

県内3つ、全国175か所のサポステ。最初の一歩を始めませんか

 県内にはJR宇都宮駅近く(宮の橋コンビニ2階)のとちぎ若者サポートステーションの他、那須塩原市にとちぎ県北サポートステーション、小山市にとちぎ県南サポートステーションがあります。事情があって踏み出せなかったけれど、就職に向けて動き出したいと思っている方、そんな方の背中を押したい方、ぜひサポステにご相談ください。

とちぎ若者サポートステーション:028-612-2341

■ ■ ■

 次回5/21のたすけっとさんは、育児放棄や貧困などの理由から自宅で十分な養育が受けられない子どもの居場所『月の家』から木村信夫さんが来ます。カサハラ担当です。

 次々回5/28認知症cafeを運営する金澤さんをお迎えする予定です! 私=シノハラ担当です。(篠原紬)

 

里山整備で「地球まるごとがけっぷち!?」を考えた

雨の中、タケノコ掘りに夢中。(2019/04/30 竹林整備の活動)
雨の中、タケノコ掘りに夢中。(2019/04/30 竹林整備の活動)

 

 

 

 

 

里山・やばいです! 

 4月30日のみんながけっぷちラジオは、第5週目のコメントおじさん塚本竜也さんに「たすけっとさん」としてお越しいただきました。塚本さんはNPO法人トチギ環境未来基地の代表で、若者を中心とした森づくりを行っています。

 未来基地では「若者を中心に手入れができずに荒れてしまった森林や里山を整備する」活動を行っています。日本の国の7割を森林が占めていて、さらにその半分以上が私有地のため、土地所有者の高齢化で管理が不十分になったり、子や孫に所有権が移ったときに境界がわからず、放置林になったり…と大変! この問題を背景に「未来を担う若者が森に親しむ経験を手にできるように」活動しています。

 

里山はお役御免?そんなことないはず。

「森の幼稚園」、「子どもの里山」はどう?!

 かつては薪や落ち葉を燃料や肥料に使うことで、里山の恵みを生活に活かしていましたが、経済や技術の進歩で里山は必要性を見いだされなくなっています。トチギ環境未来基地などの環境系団体は、里山に新たな価値を与えようという取り組みをしています。例えば「森の幼稚園」、「子どもの里山」。都市化が進んで、自然に触れることなく育つ子どもに野山で過ごす経験を提供しています。(茂木町/森のようちえん・やっほうの森)

 

SDGsは環境ワードじゃない。「貧困・教育・ジェンダー・まちづくり・気候変動」もある。

 「再生可能エネルギー」「持続可能な開発」「SDGs」。こんな言葉を最近よく耳にする人もいると思いますが、今回はラジオで話題になった「SDGs」についてまとめます。

 環境がテーマの第5週ですが、実はSDGsは環境問題のワードではありません。SDGsとは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の頭文字で、2015年の国連サミットで採択された目標です。挙げられている17の目標には「貧困をなくそう」「質の高い教育をみんなに」「ジェンダー平等を…」などの項目もあり、環境は17コ中、4コぐらい。どこかの国や地域が環境や別の地域の生命・資源を犠牲にしながら発展するのでなく、地球のどこでも開発・発展を持続できるような自然資源や精神的充足を手にできるそんな目標です。

 

宇宙船地球号=呉越同舟で頑張ろう作戦か?!

 アメリカの思想家、バックミンスター・フラーが広めた「宇宙船地球号ー地球の資源は宇宙を航行する宇宙船の食糧のようにように有限で、適切な使用が求められるー」の意識を見直して、宇宙船地球号の乗組員である私たちには何ができるのか、とラジオで話したあと考えました。たぶん東洋では「呉越同舟」っていうんだよな、とも。(篠原紬)

 

なお、今日(5/14)19:00からシノハラ、ラジオやります。ゲストはYMCA塩澤さん+中野コメントおじさんです。

「無いからできないじゃなく、始めて続けていることが大事」CCV福田さん

「必要だと思ったら作る」

 3月12日のラジオゲストはNPO法人CCVの福田由美さんでした。CCVとはクリエイティブ・コミュニケーション・ビレッジの略。地域で色々なコミュニケーションをとってクリエイティブな活動をしていきたいという願いからつけた名前です。

 鹿沼でフリースクールや障害者の就労支援、グループホームを運営しています。

 

「教員だからできないフリースクール」

 元々は小学校の先生。当時、不登校や発達障害等で「教室にいられない子」がいたそうです。そんな子でも狭いところだと集中できたり、コミュニケーションをとれたり・・・。「適した環境と適した方法で接することでしっかり育っていく」と考えた福田さんは、当時はなかった“そんな子たち”の通級指導教室を作りました。

「小学校で療育的なソーシャル・スキル・トレーニングを受けることは、その後の生活にも影響を及ぼしますね」と福田さん。教員の立場でその子と関わってきたけど、それだけではちょっと限界があると感じたそうです。

「教員としての私が接すると、眉間にしわを寄せて反抗してくるんですが、ボランティアで来ている人にはとてもフレンドリーなんですよ」

「当時は、学校に来られずに家とか地域で過ごす。でもその場所が教育的ではなかった。ゴミのなかで寝ていたり、食べ物がなかったり。それを目の当たりにして「何か、教育的な環境とか、学ぶ楽しさ、人と付き合う楽しさを伝える大人がいたほうがいい」と考えたと福田さん。

「それでフリースクールを自宅でやりましたが、人があふれかえって、寝室まで使った(笑)」。

 でも、利用者とともに支援者も集まっってきた(!)というわけでNPO法人化したと言います。

 その後、福田さんは障害福祉の就労継続支援(B型)の事業所を開始。B型の就労支援は通常よりもう少し軽作業で、障害者手帳を持っている人が利用できます。フリースクールとB型就労支援を併設したのは「連動して使うため」。例えば、14時まで就労支援で仕事をし、それ以降はフリースクールの対話の授業や工芸工作に参加。「お互いが交流する中でいいところを見ながら自由に移動できるように」という意図があります。

 その後、B型の作業もできない人のために「生活介護事業」も開設。「常に介護が必要な人の介護」と「日中の創作的活動・生産活動」を連動して提供するもの。例えば「市の施設を借りて、犬のおやつの型抜き」をしています。 さらに就労移行支援やグループホームも作ったそうです。

 

「無くても、それっぽいことをやる」

 さまざまなことをやっている福田さん。「無いから、できない」ではなく「無くても、それのようなことをしていると賛同者が増える。そして色んなことが出来上がっていく」と言います。「自分がやれることは少し。でも一人の人を助けようと思ったら色々なことが必要。だから、色んな人と手をつないで様々な職種の人にお世話になる方が幸せになれる」

「学びの世界がもうちょっと自由になったらいいな」とも。学校の中でまだまだ声を上げられなくて苦しんでいる親や子どもはたくさんいる。家庭の中でも苦しんでいるところもある。そんな所とつながって「ここはSOSを出せるし、温かい人がいるよ」と発信していきたい。また「組織に入らなくても劣等感を持たずに自分の学びができる仕組みができるといいな」とのこと。学校だけに任せず、地域でも協力していく仕組みがあるといいですね。

■ ■

 福田さんありがとうございました。「無いからできないとはせずに、始めて続けているいることが大事。そうすると賛同者が増え、色んなことが出来上がっていく」という話が、福田さんの活動の軸となっていると感じました。

あんま、マッサージ以外の仕事がない。県内唯一、視覚障害者の福祉作業所

盲学校卒業しても仕事がない。視覚障害のための作業所・グループホーム

 

 ラジオ4月2日はとちぎライトセンターの施設長・佐久間孝子さんにお越しいただきました。

とちぎライトセンターはとても珍しい視覚障害者向けの就労支援(B型)をする福祉作業所です。

 2階にはグループホームの「福祉ホーム鬼怒」と「相談支援センターきらり」もあり、1階にライトセンターとなっています。

 とちぎライトセンターは盲学校を卒業しても障害をハンディキャップとされて働く場がない現状に危機感を感じた当時の栃木県立盲学校の校長先生が、昭和60年に自宅を解放して始まったのがきっかけ。平成16年に現在の竹原町に移転しました。

 

 人が得ている情報のうち、視覚への依存は8~9割。情報の獲得に大きな役割を占める視覚に障害があると、普通の福祉作業所にようにはできない仕事が多いそうです。とちぎライトセンターでは、手作りクッキーの販売や障がいのある方でも使いやすいよう改良された織機を用いたさをり織り、一般的な印刷物を点字に訳す点訳の請負、牛乳パックを使ったリサイクル椅子の制作と販売などをしています。

 

牛乳パック椅子。頑丈です。

市役所・住民課横の「わくわくショップ」で買える

 この牛乳パック椅子、みなさんのおうちで飲まれる1Lのパックを三角柱に組んで、それを36本組み合わせて、新聞紙と綿をぎゅぎゅっと詰めて、様々なデザインの布で包まれてできています。その強度も高く、取材に伺った際に学生パーソナリティの篠原が座っても、コメントおじさんののぼさんが座っても大丈夫!! 組み立てた牛乳パックにホチキスを止める・ガムテープで補強する・新聞紙や綿を詰める・布をあわせて縫製する…などなどの細かな作業を利用者それぞれにあわせて分業しています。

 とちぎライトセンターで制作された牛乳パック椅子やトートバッグ、さおり織り製品は宇都宮市役所の住民課横のわくわくショップ、若草地区のとちぎ福祉プラザで販売されています。その他イベントにも出店しますので、お近くにお出かけの際にはぜひ、お手にとってみてくださいね。(篠原紬)

↑点字をうつ機械。コンピュータに打ち込んだ日本語を点字に訳していきます。
↑点字をうつ機械。コンピュータに打ち込んだ日本語を点字に訳していきます。

認知症カフェ・学習支援・子ども食堂・「なんでも相談」・・・いちごハートネット事業ー福祉施設が行う社会貢献・地域貢献

2月5日のラジオ、ゲストは、いちごハートネット事業(栃木県社会福祉法人による地域における公益的な取組推進協議会)の岩崎正日人さんでした。いちごハートネット事業は、栃木県内の社会福祉法人が連携して、地域にもっと貢献しようと始まった事業です。

 

「保育所に貧困の相談」とか。どんな相談もOK「おこまり福祉相談」

 

 県内には300以上の社会福祉法人がありますが、いちごハートネット事業は118法人が加盟しています。加盟法人には272の福祉事業所があり、その全てで「おこまり福祉相談」をしています。相談員はその施設の職員。

 例えば、保育所の窓口に貧困の相談が寄せられるなど、相談員には専門外の相談がくることもあります。そんな時「専門外だから」というのではなく、加盟する福祉施設のネットワークを活かして相談に乗ります。

 ちなみに相談件数はこれまでに852件。相談内容は実に多岐にわたっています。中でも「各種制度について知らない、わからない」というものが多いといいます。

 自治体の広報紙等には色々な各種制度が載っていますが、一般の人が読んでもよくわからないこともしばしば。制度は細かく規則が決められているため、制度の対象に少しでも当てはまらなければ利用できない。条件のわずかな差で制度の網の目から漏れる人も多くいます。そんな人にも「制度の利用条件から漏れても、私の法人では制度以外にも、このような方法でフォローしよう」という風にして見守り続けることが大事、と岩崎さん。また、相談の窓口で終わるのではなく、回数を重ねてまた、逆に事業所から連絡を取り、その後の様子を聞いて、最終的には疑問や問題が解決、終結に向かうこのが望ましいとのこと。これまでに240~250件ほどが終結したそうです。

 県内で272カ所ですから、近所にもあると思いますと岩崎さん。

 相談窓口の目印は、赤いいちごののぼり旗が施設の玄関にあるとのこと。HPでも内容が見られ、近くの相談窓口を検索できます。でも「HPまでたどり着かない人はたくさんいる」と岩崎さん。「もっと広報に力を入れたい」と言います。

 

認知症カフェ・施設貸出・学習支援・介護予防体操…「安心支援事業」

 

 事業では安心支援事業も行っています。例えば認知症カフェ、市民に向けたセミナーでの施設貸し出し、学習支援事業、介護予防体操等挙げるときりがありません。本当に幅広いですがこれらを県内各地の社会福祉法人で行っています。なぜ社会福祉法人がこのようなことをしているのかは、2年前に変わった法律が関係しているそうです。公益的な取組を自分の本体事業の他にする義務が明文化されたとのこと。罰則はないみたいですが、いいことやってる所を褒めたいですね。

 地域ニーズに合わせたものもあります。地域の行事でやらなくなった盆踊りを福祉施設で行うなんてことも。「地域の皆さんにもできる範囲の中で色々な地域の事業に参画して頂きたい」と岩崎さん。住みやすい地域づくりは自分たちで作らないとね!

 ■ ■

 岩崎さんありがとうございました。イマドキの福祉施設は私たちの考えているよりもずっと幅広い取り組みがなされているのだと知りました。そして、団体も個人もネットワークがあることで連携でき、できることが広がるのだなと感じました。(小林メイ)

司法ソーシャルワーク…法律で解決できるは氷山の一角。 [福祉・医療・司法の連携で]紛争が起きる前になんとかしたい。

 

「司法アクセス障害」で泣き寝入りの人を救う。

 

 4月9日のラジオのゲストは弁護士の鈴木彩葉さんでした。鈴木さんは法テラスに常勤するスタッフ弁護士です。法テラス(日本司法支援センター)は国が設置した法律・訴訟に関する総合案内所です。

 過疎地域は弁護士が少なく、弁護士がいる県庁所在地等に行くのも大変。費用も心配。また人の属性としては高齢、病気、障害等がある、さらに外出できない、また法的トラブルに気付きづらい…など。つまりこれが「司法アクセス障害」なのです。法テラスは電話や面談での情報提供、無料の法律相談・出張相談、弁護士費用の無利子での立替え(分割払い)をして、司法アクセス障害を減らすことをやっています。

 

「借金問題」その背景に、障害・仕事続かず・低所得・家族不和・自分のお金が使えない・・・など水面下の福祉的課題。

 

 鈴木さんには日々、様々な相談が寄せられます。例えば、借金問題といってもその背景には、障害があり仕事が続かず低収入、家族の不和で自分のお金を使えない、高齢で判断能力が衰えて余計な契約をしたなどがります。障害・ハンディキャップ・低所得などの個人の属性が「借金トラブル」を生んでいるのです。

「思ったのは、弁護士が解決できる法的トラブルは氷山の一角で、水面下の根本原因が解決されないと、同じことの繰り返しになる。いろいろな関係機関との連携が必要ですね」と鈴木さん。

 

2018年1月からスタート 福祉関係者が相談できる「特定援助対象者法律相談援助制度」

 

「司法ソーシャルワーク」とは、自治体、福祉、医療、法律がチームになって、様々な問題を総合的に解決する取り組みです。最近のものでは2018年1月にスタートした「特定援助対象者法律相談援助制度」。高齢や障害で認知機能が不十分な人を支援している福祉関係者から法律相談を申し込むことができる制度です。法テラスに申込みがあると、弁護士を本人の自宅や入所先の施設に派遣して出張相談をします。

「チームを考えるとき、司法も加わりたい。これまで法的な支援が行き届かなかった人たちにも、この制度を利用することで必要な司法サービスを届けたい」と鈴木さん。

 実際にあったのは、躁うつ病(双極性障害)で「躁状態のとき、払えるメドがないのに車を何台も契約した」、認知症や知的障害で「悪徳商法や詐欺のターゲットにされるケース」。

 支援者が「もしかしたら、本人が法的なトラブルを抱えているのでは…」と気づいたら、申し込んでほしいと鈴木さん。福祉や医療の現場と一度つながると、顔が見える関係になり連携関係ができる。

 逆に司法の方から社会福祉協議会や地域包括支援センターにつなげることもよくあるそうです。法的問題の下にいろいろな問題があると感じたら関係機関に積極的に連絡します。「自分一人じゃできなかったことも、支援者とのつながりで解決の方向に行くことができる」と鈴木さん。

 法テラスのスタッフ弁護士の強みは、こうした司法ソーシャルワーク活動。出張してケース会議へ参加したりするのが日常業務という弁護士です。

「ひとりでも多くの支援者とつながり、ひとりでも多くの方の法的問題を解決したい」と今日も出張相談先へ車を走らせます。

 

法テラスの専属弁護士。連携体制の確立はこれから。持続可能な連携体制をつくりたい。

 

 

 コメントおじさんの中野さんが「こんなにアクティブな弁護士さんは見たことがない」と言うほど熱意ある鈴木さん。「特定援助対象者法律相談援助制度」があまり知られていないため、現場で働いている支援者に知って欲しいとシンポジウムで講演もしています。また勉強会に参加したり、専門学校で社会福祉士になる勉強もしているそうです。

 鈴木さんが嬉しかった言葉は「ありがとう」。「遠慮せずに、相談してもいいんだ」「弁護士を身近に感じた」という言葉です。

 法テラス栃木での任期は3年。担当が変わると、これまで作り上げたつながりがなくなることも心配されます。そこで、人が変わっても持続可能な連携体制を構築できるように地方事務所全体で力を入れています。鈴木さんの活躍で、地域のセーフティネットがより広く、より丈夫になっています。そんな社会を作る一員に私たちもなっていけるといいなと思いました!

 

●取材後記●

 鈴木さんが、相談者と信頼関係を築くために意識するのは「共感すること」「鳥の目を持つこと」「謙虚な気持ちで接すること」。

 寄り添いながらも弁護士として一歩引いて解決に導く。その姿勢に私も共感しました。「その人ごとの生活史があり、受けとめるのも仕事」と鈴木さん。また、弁護士さんはスーツのイメージですが、相談のときに堅い印象にならないように、柔らかい服装を心がけているそうです。(笠原綾子)

4/9ラジオ ゲストは法テラス栃木法律事務所の鈴木彩葉さんです。

法テラスは、法律に関するトラブルの総合案内所です。平成18年4月10日に設立されたので、ラジオの翌日は「法テラスの日」。

法テラスしている、情報提供や民事法律扶助は、どんなお仕事なのか。さらに平成30年に始まった出張法律相談や、自治体、福祉、医療、司法が連携する司法ソーシャルワークについてもお話をうかがいます。

質問したい方は 773@miyaradi.com まで  リスナーのご意見・ご感想も待ってます! ミヤラジ(77.3FM)火曜19:00~20:00オンエア! (かさはら)

〝半農半X〟…新たな農業のカタチ挑戦中! わたね・倉本さん

野菜と弁当から生まれるコミュニケーションが、地域のミライをつくる

  1月29日のゲストは市貝町で夫婦で有機農業をしている「わたね」の倉本ゆうきさんでした。「わたね」では育てた野菜を使ったケータリングのお弁当も届けています。ラジオでは倉本さんにありそうでなかった新しい農業のカタチをうかがいました。

 

[人つながりは、一つながり]

カフェなどでの出会いが自然と農業に

 倉本さんは県外の出身で10年前に来宇、2treeCafeというカフェを経営していました。お店はミュージシャンや農家さんなど「思いを持って何かを生み出す人々が、多様な交流をする」場所でした。小さなお店だけど、そこでの出会いが今の自分たちにつながっている、と倉本さんはいいます。

 その後、カフェを引き継ぐかたちで「出会った人たちが学びを共有できるようなオープンハウス」のオーナーに。勉強会やワークショップで楽しみながら暮らしの知恵を共有し、生活が豊かになっていくような場作りをしていたそうです。そこでもいろいろな農家さんと出会いががありました。農家さんの農園にお客さんとともに集い、みそや梅干しなどの保存食や加工品を作る会をしていました。倉本さんが大切にしてきた料理や出会いは、倉本さんを自然に農業に導きました。「旬の野菜を収穫してみんなで食べるおいしさはとても素晴らしくて、だんだんと農業への思いが強くなってきて、自分も畑を持って野菜を作りたい…と、今に至っています」。

 新規就農でしたが、18年間有機農業を続けている先輩〝新規〟就農者に1年間弟子入り。地域との関わり方も学びました。カフェ時代に知り合った農家も新規就農の人がほとんどで、倉本さんも尻込みする気持ちはなかったそうです。

 

お弁当箱からコミュニケーションが生まれる

 「わたね」は農薬や化学肥料を使わない有機農業で露地栽培の旬のものを育てています。年間で60種類くらいの野菜と大豆、小麦を栽培しているそうです。最近では昨年ラジオに出演していただいた有機専門の八百屋「森の扉」のにんじんジュースの原料も栽培。「筑摩野五寸人参」という固定種(形質が固定した種、在来種)のとてもフルーティーな甘さのにんじんは、自然栽培で肥料を使わず土本来の力で育てました。「はっとなるようなおいしいにんじん」と話す倉本さんから農業の楽しさが伝わってきました。

 また、「わたね」ではパーティー、イベント、ミーティング時にケータリングのお弁当という形で料理を届けています。倉本さんの奥さんはもともと管理栄養士で、栄養の伝え方、食を通したコミュニケーションを模索してきたといいます。これまでのお二人の学びを生かした働き方、野菜を育て料理し届けることは、二人三脚でないと成り立たないところもありますが、いっしょに楽しみながらやっていると倉本さん。「どういう環境で育て、どういう味わいでどんな風に食べていただくか、一貫して考えてお届けすることができるので、ものすごく楽しい」とのこと。

 お客さんとのつながりで大切にしているのは「思いを共有できること」と言います。お弁当から興味を持って畑に来てくれたり、コミュニケーションが生まれたりする。野菜を届けるだけでなく対話して何かが生まれる、そんな瞬間を作り出せるのは、農業も料理も大切にしている「わたね」ならではです。

 

技術の発展も、農業の伝承も、どちらも欠かせない。

 コメントおじさん塚本さんによると、日本の農業従事者は2010年から2018年の8年間で85万人少なくなり、平均年齢は65.8歳から66.8歳に上がっています。10年後、20年後を考えたときに、農業をする人はもっと少なくなります。さらに、農業を支えてきた中山間地域では高齢化と過疎化が進んで集落を越えて町単位で消滅してしまうことが心配されています。茂木町では65歳以上の人口が4割を越えているといいます。

 高齢で仕事できなくなったときに地域を支えていくことは難しく、頑張って続けてきた農地も受け継いできた野菜たちも無くなってしまう。「じゃあ、若い人は田舎に行って農業分野に仕事として取り組んでいけるのか、自分たちに合った暮らしを作っていけるのか」と塚本さんは問いかけます。

 最近では農業ロボットやAIを使った農地管理などが提言され、移行期間に向かおうとしています。例えば無人で動かせる農業機械や重いものを持つときに体を支える補助ロボットの開発が進んでいます。

 しかし農業が培ってきた生き方の哲学や、時期に応じた栽培の方法などの伝承は、ロボットやAIには置き換えられません。倉本さんは技術の発展と地域で続いてきた農業の伝承、そのどちらも必要だと言います。

 「昔から伝わる日本の農村の知恵、例えばエネルギーがなくても、山から資源をいただき大切に使って、野菜作りにつなげていくという素晴らしい仕組みがあります。そういうものを私たちからも次の世代につなげていくのは非常に大切です」。

 さらに「担い手が一人でも二人でも増えていくのは、とても大きな力になっていく」と倉本さん。「半農半X」という、主となる仕事を持ちながら、半分は農業に携わるというライフスタイルのようにミニマムな農業もありと言います。自分たちの食べるものを作りたい、小さな畑をやってみたいという興味から始まり、農業が広がっていきます。そして、支えてくださる先輩農家さんのように、自分たちも元気が与えられる働き方がしたいとおっしゃっていました。

 

農業はアート!? いろいろなスタイルがあるのが面白い

 塚本さんは、これから農業の魅力、可能性がさらに花開くのではないかと考えています。生きるとは何か、感性を刺激するものは何かという問いや、コピーできない体験をして、何かを感じることの価値…。そういった時代が求めていることと、農業が新しく組み合わされて、地域を支える産業になる動きがでてくるのではないか。若者が、自分のアイデアを農業に当てはめて広げてみる、その一つを切り開いているのが「わたね」さんだとおっしゃっていました。

 倉本さんも「農業はアーティスティックなもの」で種から生まれる個性も育てた人次第、畑にはアートセンスが表れると言います。「野菜を育て料理することは、頭や心にある思いを、食べ物を通して伝えていくことです。それを生み出していくのはエネルギーを必要としますが、そのぶん生きがいにもつながります。いろんな人のいろんな形、それぞれの個性が生かされていくと、地域が素敵になっていくのではないでしょうか」。

 「わたね」のお弁当はホームページからメッセージいただければご要望に合わせておつくりします、とのこと。また、FacebookやInstagram(watane.shunsai)でも、「わたね」を知ることができます。伝わってくるのは、真剣に軽やかに農業の課題をときほぐす様子でした。倉本さんのように新たなカタチで農業を伝えていく、積み重ねの先に農業のミライがあるのではないかと思います。(笠原綾子) 

やってくるのは労働力じゃない。人間だ。 ―外国人医療の現場―

 3月19日のみんながけっぷちラジオには、済生会宇都宮病院の医療ソーシャルワーカー(MSW)・荻津守さんに来ていただきました。国内の労働力不足を背景に入国管理法が改正されて、一層多くの外国人が日本にやってきます。言葉や生活習慣に不慣れな彼らが困ったときに私たちにできることはなんでしょうか。

 

治療以外の不安全部=MSWの仕事

 医療ソーシャルワーカー(Medical Social Worker)は、けがや病気のときに「治療しながらの仕事」や「治療しながらの子育て」などの生活に関わる不安について対応し行政・制度、民間のサービスにつなぐ仕事。休職への不安や育児などの生活の不安感を取り除いて、後遺症なく回復できるのか、痛みはどれほど続くのかといった身体の心配に集中できるようになってもらうことが荻津さんにとっての医療ソーシャルワーカーの仕事だそうです。

 

画期的! 10か国語以上対応の健康診断

 各地の済生会病院グループでは外国人医療相談会として関東各都県で10か国語以上対応の健康診断を実施しています。自分の健康状態を1番理解できる言語で知れるとあって、開催すると各地で盛況になるそうです。栃木では毎年9月位に実施していますが、相談会では医療の不安はもちろん、仕事や子どもの学校での困難、あるいは在留資格を巡る不安など多岐に渡る相談に対応するために、医師やMSWに加えて、弁護士が同席することもあるそうです。関東各地のMSWが集結して行われるために、外国人の相談経験が浅いMSWの経験積み上げの機会にもなっています。

 

「理解できているように見える」日本語。でも本当?

 医療相談会で頻繁にいるのが、「以前、病院で処方された薬を飲んでいるけど、自分の詳しい病状や、飲んでいる薬のはたらきをよく知らない」という人。医師も「1日○回、○錠飲む」などの情報が日本語で理解できているため、医師もそれ以上の説明の必要性を感じず、母国語で説明してないのです。

 医療相談会で母国語での説明を受けると理解が深まり、安心して、治療へのモチベーションも上がるようです。セカンドオピニオンやインフォームド・コンセント(十分な理解と合意)など、国内の医療現場では患者に対する医師からの説明や、患者自身による治療法選択の権利が重んじられてきました。それは患者が外国人であっても同じです。どうか、すべての患者さんが納得して治療できますように!

 4月から始まる「外国人材受け入れのための改正入国管理法の施行」はもう間近。これを機に海外から来る人は、労働力である前に一人の人間です。ときには病気もするしケガもする。そんなときに相談できる人がいれば、日本に来てよかったと思ってもらえるのではないでしょうか。

 荻津さんのお話に一貫していたのは、相手の気持ちや疑問によりそう気遣い、心配りの大切さでした。たとえ日本語でもやさしい日本語を、わかっているようでも間合いをとりながらお話する、など私たちでもできる心配りで日本を本物のおもてなしの国にしていきませんか。(篠原紬)