フードバンク日記


※ブログ「活動日記」から、フードバンクに関連した記事をピックアップしています。

ヒカリのカフェからの応援も! 昨年の食品寄付7.8t!ありがとうございます。

4月はじめ、大田原市役所内にあるヒカリのカフェさんから、売り上げのなかからご寄付をいただきました。このカフェは障害者の就労支援のお店です。「困ったときはお互い様」ですね。こういう事業所・企業が増えるといい街になってきますね。

 ところで、昨年のFB県北の食品寄付は7,850㎏、8トン近くも食品の受贈があり、一昨年(2019年度)の2倍になりました。大変うれしいです。5月に1000㎏越え、12月、2月も1トン超えてます。県北チャリティウォークがきっかけかなと思っています。助け合いの県北をみんなで作りましょう!

 写真のようにFB県北代表のミノルさんも、美人な店員さんに寄付をもらって、ニコニコ(マスクで見えませんが)です。(や)

記事一覧


ヒカリのカフェからの応援も! 昨年の食品寄付7.8t!ありがとうございます。

4月はじめ、大田原市役所内にあるヒカリのカフェさんから、売り上げのなかからご寄付をいただきました。このカフェは障害者の就労支援のお店です。「困ったときはお互い様」ですね。こういう事業所・企業が増えるといい街になってきますね。

 ところで、昨年のFB県北の食品寄付は7,850㎏、8トン近くも食品の受贈があり、一昨年(2019年度)の2倍になりました。大変うれしいです。5月に1000㎏越え、12月、2月も1トン超えてます。県北チャリティウォークがきっかけかなと思っています。助け合いの県北をみんなで作りましょう!

 写真のようにFB県北代表のミノルさんも、美人な店員さんに寄付をもらって、ニコニコ(マスクで見えませんが)です。(や)

生け花教室とか、いってみっけ、とか。始まってます。

①毎週木曜日に来ていますが、今日はあさイチから様子がちがってました。

板前安井さんの「生け花教室」生徒は2人でしたが真剣に美を追求してました。月2回/1回1500円の花代/だそうです。いまのところ不定期ですが、希望者が多くなってきたらだんだん固定化するとのこと。

②いってみっけ(多世代交流お茶会)も。

 昨日は10人あつまって「いってみっけ」も再開したよ、とフジタさんが言ってました。写真は撮るの忘れたそうですが、ボチボチ自粛(静かにしていること)から自発に変わったて来たんでしょうか。10-16時なので五月雨式に皆来る感じ。大体関係者だな、とのこと。矢野は「夜だけいっってみっけ」やろうかなと思います。●毎週水曜/10-16時/参加費100円/お茶代/持ち込み自由/お菓子もあります。

 

県北チャリティウォーク 参加126人、寄付170万円、食品998キロ。ありがとうございます。

10月3日に行った「第8回チャリティウォーク県北18」が、みなさまの温かいご支援により、予想以上の参加者を迎えて無事終えることができました。

◎寄付:1,707,580円

◎参加者126人、ボランティア50人

◎食品の寄付998kg(1027点)

心から感謝申し上げます。

 多くの方々の参加・応援により運営する事ができて、大変嬉しく思います。初参加の方からは「歩く距離が18km、小学生や高齢者にとっても丁度良い設定でした。コース途中のボランティアスタッフさんや地域のみなさんのあたたかい声かけで無事歩き切り、久し振りの感動を味わう事ができました」との感想をいただきました。

 

◎「もったいない」から「ありがとう」の食品へ。

 本会では、食品ロスを減らし、福祉施設や生活困窮者を支援するためにフードバンクうつのみや、フードバンク県北、フードバンク日光、フードバンク那須烏山を運営しています。昨年はフードバンク県北だけで延べ404世帯に食品を提供することができました。

 フードバンク活動は「無償で食品をいただき、無償で食品をお渡し」しますが、最低限の経費がかかります。配達のための車、保管のための倉庫、食品管理の人件費などで、これらは寄付や会費で支えられています。チャリティウォークはイベントを通してフードバンクの意義を広め、寄付や食品を提供いただくために開催しました。

 寄付いただいたお金は、学齢期の子供のいる低所得一人親家庭への継続支援(奨学米プロジェクト)や、子ども食堂の食材費、施設等への食材配送費等に使わせて頂きます。今後とも「フードバンクから作る助け合いの輪」にご参加いただけますよう、ご協力よろしくお願いいたします。

 

栃木県大田原市住吉町1-16-22

認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク

フードバンク県北 代表 實 寿夫

※緊急※学生応援食品配布会を実施します!

2020年10月31日(土)13:00~17:00に、NPO法人フードバンクうつのみや 泉が丘支所にて「第6回きずなセット提供活動・緊急学生応援食品配布会」を実施します。

詳細はコチラ(NPO法人フードバンクうつのみやHP内のブログ)をご確認ください。

【11/1-2】フードバンク日光で食品配布会を開催します。

8月に実施した食品配布会に続いて、フードバンク日光で食品配布会を開催します!「仕事がなくて生活が苦しい」「コロナ禍の影響で家庭の収入が減った」という方が増えておられます。お気軽にご相談ください。

●日時:①11/1(日)・10-12時、

    ②11/2(月)・14-15時 

●対象:さまざまな事情で食べものに窮している方 

●会場:日光市今市787-10 

●予約:070-1585-2500 

●配布数:30セット 限定。お気軽にご相談下さい。

 

食品の寄贈も お願いします。

 同時に、お米やその他の食品のご寄付も心よりお待ちしています。

賞味期限まで1か月以上のものを受け付けています。現在、お米が足りていません。ご協力をお願いします。

 

ご寄付のご協力も お願いします。

 私たちは食品を循環させるお手伝いをしています。活動の事務所兼倉庫の維持費は認定NPO法人とちぎボランティアネットワークに寄せられる皆さまからのご寄付により賄われています。是非、ご協力下さい。少額からお待ちしています。ご一報下さい。(FB日光・070-1585-2500)

 

毎月第2土曜・13-15時・フードバンク県北でも食品配布会。

大田原市住吉2-16-22 電話0287-48-6000 

参加170人! フードバンクで「優しい社会の輪」を大きく広げる。

 2020年度、コロナで各地のイベントが中止になる中で「これじゃ寂しすぎる」とフードバンク県北が主催したチャリティーウオーク県北18。52年前に廃線になった「旧東野鉄道跡地を歩く」計画は、新型コロナの影響で参加者が少ないのでは、と危惧していたのですが、このウォーキングイベントを待っていたかのように申込が殺到。1歳から82歳までの各世代の皆さんが120人を超えて参加されました。さらに50人のボランティアの協力を得て、事前準備から当日の受付、コース案内、休憩所での接待など歩く人たちと共に楽しんでおられたのが印象に残ります。なかには「今度は私たちが歩いてみたい」との声もあり、実現したいと考えています。

 集合から解散まで「コロナ三密」を心配していましたが、どうにか回避できたとほっとしています。70歳代の皆様の中には「俺も乗ったよ」との会話も聞かれ、汽車の走る光景を懐かしんでいただけたと嬉しく思っております。

 コロナ禍に翻弄され「雇い止めになった」「残業がなくなり収入が減った」「収入が無く光熱費が払えず止められたのでパンが欲しい」など深刻な現実が身の回りに起きています。普通の生活と隣り合わせの貧困。子どもの貧困は親の困窮であり、地域や社会の問題とも思えます。フードバンクでつながる「優しい社会の輪」を大きく広げるのに多くの皆様の支えが必要です。

 今後もフードバンクヘの支援をよろしくお願い致します。(みのる)

10/3CW・心も体もリフレッシュ!

10/3開催・県内フードバンク活動を応援する、チャリティウォーク県北18にチームVレンジャー+αも参加しました。

秋晴れの中、のどかな大田原の道を18km歩きました。ぽっぽ通りにはかつての鉄道の面影が散りばめられていました(写真参照)。小学生から80歳の方まで、個性豊かな参加者のみなさんとの出会いも、いい思い出になりました。

想像以上の疲れ…みんなで歩けば頑張れる!

共通していたのは「思ったより疲れた!」という感想です。「歩きだから大丈夫だろう」と思っていても、案外足腰はすぐに悲鳴を上げ…コロナ自粛でなまった体には、いい運動になりました。一人ではすぐに諦めてしまいそうな道のりでも、多くの人とともに歩けば、いつのまにかゴールしている。チャリティウォークには不思議な魅力があります。

 

初参加!大学1年生の感想

●想像以上に疲れてしまいましたが、大田原の風景を見ながら歩くことで、コロナ禍で鈍った体と心をリフレッシュさせることができました。来年もぜひ参加したいです!(大学1年・Hさん)

●私より年配の方々が早く歩いていたり、多くの人に声をかけていただけたりして、最後まで歩ききることができました。新型コロナの影響で規模縮小しての開催でしたが、多くの人と交流し人と関わることの大切さを再認識。フードバンクの存在も多くの人に知っていただけたと思います。今後も活動に参加していきたいです。(大学1年・Mさん)

●自然の中を歩いているうちに、心が洗われていきました。お昼に食べた豚汁は、疲れた体に染み渡る優しい味でしたー!(大学1年・Mさん)

 

いつまで続くか分からないコロナ禍のなかで、対策をしながらの開催でした。日頃出会えない人との出会いや会話は、なんとも新鮮な気持ちになりました。たとえ明日から食べるものがなくなっても、ひとりではない。そんなことを思いました。コロナで「みんな苦しい」。だから「みんなで支え合える」人のつながりを大切にしていきたいです。(み)

10/3「こんなに誰かを思う人がいるなんて、日本も捨てたもんじゃねーな」 チャリティーウォーク県北でやりました!

 10/3土 秋晴れのチャリティーウォーク、今年は県北での実施となり、新しく関わる人も増え、この事業を通して新しい出逢いや気づきが生まれた1日だった気がします。参加する人、寄付をする人、食品持ってくる人、ボランティアをする人、SNSで活動を伝える人、応援する人、支援される人、それぞれの役割でフードバンク活動、困窮者支援という社会課題に向き合う1日。

 印象的だったのは、今回初めての参加者の言葉です。「こんなに誰かを思う人がいるなんて、日本も捨てたもんじゃねーなー」。誰かを思い、誰かのために動くエネルギーは、優しさと愛情にあふれ、その力は自分の幸せと健康に変化しているのだと感じました。「ただいま」と、ゴールを迎えた参加者の達成感の笑顔、「おかえり」と、運営に携わった関係者のホスピタリティな笑顔は、それぞれの役割で成り立つ、あるべき社会の姿を見た気がします。

「ボランティアや寄付は余裕がある人しかできない」特別なこと言われがちですが、誰かを思い行動する力はどんな形でも関わることできます。

●「いつでも、あなたのそばにいる」フードバンク県北・那須塩原担当:林美幸

鋭意準備中! 明後日のチャリティウォーク県北18

 あさって10/3はチャリティウォーク県北です。西那須野駅から大田原―黒羽までの距離を歩いて、フードバンクの支援者や寄付や食品を集めるイベント。

 写真は県北事務所の皆で参加証や、旗(五関純子さん揮毫)や地図・・・を作っています。参加チームのとんぼの会さんもお約束の20㎏の食品寄付とか、那須塩原市社協もフードドライブをやってくれたりと、いろんな支援が集まってます。

 参加も110人、ボランティア60人ぐらいになりそうで、嬉しい悲鳴。寄付もすでに県北60万円、宇都宮45万円、日光4万円…と100万円には達したようです。

 コロナでイベントも危ぶまれましたが、1泊2日を1日行程にし、地元で実施してよかったと(すでに)安堵してます。那須塩原市方面のあたらしい人達と知り合うことができたり、新しいグループの参加もあったと、ミノル実行委員長も今日の最終会議で述べていました。明日は10時から最終の準備。

 明後日のイベントでお待ちしています!

 まだまだ寄付も、会員も募集中!!(やの)

社福)中央共同募金会「フードバンク活動等応援助成」による活動報告

屋外で密にならないように食品を配付しました
屋外で密にならないように食品を配付しました

今年の4月から8月にかけて、中央共同募金会の助成金でとちぎVネットの「フードバンク日光」の困窮者支援活動として食品を配付することができました。

食品を支援した団体15団体、支援した人数156人に対して770kgの食品を支援することができました。

 コロナ過により困窮している人を助けたいと思っても、それに対応する食品と設備が不足している事に悩んでいたので、渡りに船のような助成金となりました。

8月1日には、NPO法人フードバンクうつのみやととちぎVネットの県北、もおか、それと発足したばかりのフードバンクあしかがとの5か所での同時配布会を開催することができました。

 設備面においては、小型ながらも精米機を購入することができて玄米の精米に悩むことも無くなりました。

 この活動がきっかけとなって、また配布会をやりたいということになり、自力で食品を集めて11月1日に日光市在住の困窮者の皆さんに食品を配付することになりました。私たちに賛同して食品を寄贈していただいた皆様、そして、このようなチャンスをくれた中央共同募金会の助成事業に対して感謝いたします。


試し歩き中雷雨。黒羽付近

 あの雨雲の中に突っ込んだら…というのが下の写真。見事、立ち往生です。

 今日は大体10人ぐらいでした。30℃越す暑さで、昼食は「道の駅 与一の里」。12時ピッタリに到着し12:40に出発。矢野はここで大田原の事務所にもどり、13:30頃ブログ書き終わって、「今、土砂降り」の電話。

 たぶんもう、解散し西那須野に着いたと思います。(やの)

 

●10/3土が本番  詳細⇒ https://567.jimdofree.com/

●参加者はもう、30人にはなってます。

●寄付も企業中心に20万円にはなってます。

●参加条件/個人:5㎏以上の食品の寄付(米・粉もの以外)か、定額給付金3000円か5000円か1万円以上の寄付。

団体:食品20㎏以上の寄付か、定額給付金3万円以上の寄付

 

明日は「遺贈寄付ウィーク2020」

あさ8:30から矢野がFacebookの公開セミナーにでます。長野みらい基金・高橋さんと一緒に。

>>「遺贈寄付ウィーク2020」

8/29(土)は事務所が閉まっています。

明日は、Vレンジャーのデイキャンプを行うため、一日宇都宮の事務所を閉めます。

フードバンクなどもお休みとなりますのでご了承ください。

 

9/1(火)~、通常通りとなります。

 

 

フードバンクうつのみやボランティア募集!

フードバンクうつのみやでは、ボランティアを募集しています。一緒に活動しましょう!

①フードバンク相談者聞き取りボランティア

 フードバンクへ相談に来る人のお話を聞き取ります。聞き取りを元に、その人の生活にあった食品を準備したり、必要であれば他機関の支援情報をお伝えしたりします。初めてで不安な方は、社会福祉士のスタッフの研修を受けられます。

*こんな人に来てほしい・・・ 人が好きな人。 福祉に興味がある人。

 「食品提供してほしい」と相談に来る方が増えており、先月の食品提供量は昨年比でなんと7倍。毎日相談者は来ている状況で、ボランティアさんの力が必要です。

②食品配送ボランティア

 車を運転し、きずなボックスを設置している施設や企業から食品を回収するボランティアです。月に1~3回。

*こんな人に来てほしい・・・運転が好き。力持ち。 縁の下の力持ちになりたい人。

 ご協力のおかげで、きずなボックス設置箇所が増えています。そこで、配送ボランティアが不足しています。運転でフードバンク活動を応援しませんか。

ボランティア希望の方はご連絡を

 フードバンクボランティアは、高校生から~仕事をリタイアした方まで、いろんな人と楽しく活動できます。フードバンクと聞いてピンときたそこのあなた!まずは事務所まで来てみてください。待っています!

 ボランティアに関心のある方は、028-622-0021(フードバンクうつのみや塙田事務所)までご連絡ください。※日月祝休み・10-17時開所

8/1 県内全域でフードバンク食品配布会を開催します!

 

2020年8月1日(土)に栃木県内全域(参加5団体・6か所)で無償の食品配布会を実施します。

 今回の無償食品配布会は、新型コロナウイルスの影響を受けて困っている方が対象です。

 会場と日時・用意数・主催団体・連絡先は下記の通りです。

 

〇栃木県宇都宮市(NPO法人フードバンクうつのみや)

会場:とちぎボランティアNPOセンター ぽ・ぽ・ら 3階 研修室B(宇都宮市昭和2-2-7) 時間:12:00~16:00 用意数:約100名分 担当℡:080-9669-2189

 

〇栃木県大田原市・那須塩原市(フードバンク県北)

会場:①大田原市社会福祉協議会 駐車場(大田原市本町1-3-1) 

会場:②那須塩原市 市民活動センター駐車場(那須塩原市大原間西1-11-10)

※県北は会場が2か所あります

 時間:11:00~16:00 用意数:約80名分 担当℡:090-4533-7562

 

〇栃木県真岡市(NPO法人ま・わ・た)

会場:真岡市総合福祉保健センター 駐車場(真岡市荒町110-1) 時間:9:00~12:00 用意数:約50名分 担当℡:080-5046-7823

 

〇栃木県日光市(フードバンク日光)

会場:フードバンク日光事務所(日光市今市787-10) 時間:10:00~15:00 用意数:約50名分 担当℡:070-1585-2500

 

〇栃木県足利市(フードバンクあしかが)

会場:フードバンクあしかが事務所(足利市大町423-10) 時間:10:00~15:00 用意数:約50名分 担当℡:070-5080-6258

 

※配布方法/大田原・那須塩原・真岡・日光・足利の会場には、マイバッグ(布の袋)を持ってきてください。宇都宮では紙袋があります。

※地域で開催時間が異なります。よく確認を。

※各会場で準備している食品の量が違います。全ての会場で、なくなり次第終了です。

※飛び込み大歓迎ですが、ご予約の際はお電話をお願い致します。

※マスク着用をお願いします。また、発熱や風邪の症状がある方はご相談ください。会場では検温を実施しています。ご協力をお願いします。

 

外国人留学生や外国人の方向けに、

やさしい日本語版のチラシです。

 

 

各会場での食品の寄付&ボランティアも募集

ボランティアしたい人は事前にご連絡を。

 

 

 

 

食事未だ1日2回・6割強が生活費に不安…学生アンケートより

7/4(土)に行なった第2回学生応援きずなセット配布会では、計117人(予備日含む)の学生に食品を配布しました。今回のブログでは、申込みの際に行なったアンケートの結果をお知らせします。

 

〈実施概要〉

目的:食品配布利用者の実態を明らかにする。

 対象:宇都宮大学在学生を含む18歳以上の学生(大学院生、大学生、専門学校生、短大生、語学学校生)の事前配布希望者

 期間:624日~74

 方法:グーグルフォーム

 有効回答数:104 (回答者数105

 実施主体:NPOフードバンクうつのみや

 

 

 分析協力:宇都宮大学地域創生推進機構地域デザインセンター

①食事の状態について:未だ回復していない

 回数自体は徐々に戻りつつあるようだが、2月以前の水準にはまだ戻っていない。主食が取れていない者が一定数いる。

 

 アルバイトと食事の回数との関係を5月(自粛期間中)と6月(現在)で比較すると、6月(現在)の状況では統計的有意差は確認されなかったが、“アルバイト状況が悪化し食事回数が2回以下の者”の総数は減っていることが確認された。

②不安感について:生活費に対する不安の高まり

 アルバイトを自分から辞めた者と不安感の関係では、「自分自身の健康」や「家族など身近な人の健康」との関係は確認されなかった。

 学年との関係では、就職、家賃、友人関係の3項目で有意差が確認された。就職に対する不安は34年生、家賃と友人関係に対する不安は1年生で比較的高い傾向がある。

 全体の約6割強の学生が生活費に対する不安を示した。生活費と学年との関係に有意差は確認されなかったが、所属との関連が確認された。特に私立の学生の生活費に対する不安感が高い傾向にある。

 また、6月現在のアルバイト状況からは、2月以前(コロナウイルス流行前)からアルバイトを行っていなかった者の不安が比較的高い。

 

③1年生の状況について 

 

 新型コロナウイルス流行前(2月以前)にアルバイトをしていなかった学生39名の内、25名が1年生(大学院生5名含む)で、さらに生活費に不安がある学生27名の内18名(6割強)の学生が1年生である。1年生は、アルバイトを始めていないなかで、困窮状態に陥っている可能性がある。

 

アンケート全文はPDFをご覧ください。

ダウンロード
第2回きずなセット配布アンケート報告書.pdf
PDFファイル 557.0 KB

フードバンク学生ボランティア増えてます!

 フードバンクうつのみやで6/13、7/4におこなった、学生応援きずなセット食品配布会。宇都宮大学の学生5人がボランティアで準備・当日に手伝ってくれました!

 ボランティアの内容は●準備で食品セットを紙袋に詰める ●配布会で食品セットを渡す でした。今回のブログでは、学生ボランティアの生の声をお届けします。

 

●Kさん(宇大3年)

――なぜFBのボランティアを?

「誘われたから来ました。働いている!という感じがして充実感があります」

――配布会ボランティアをして、どう感じましたか?

「食品を受け取りに来た学生の中に、知りあいがいたことが印象に残っています。身近なところで生活に困っている人がいることを実感しました。同時に、このような支援を受け入れて利用しようと思ってくれたことが嬉しいです」

――学生へメッセージをお願いします。

「フードバンクへようこそ!大学の近くに拠点があるので、食べものに困ったときはぜひ」

 

●Rさん(宇大3年)

――なぜFBのボランティアを?

「私も誘われてきました。フードバンクについて知り、助け合いの輪が大切という言葉が印象に残っています」

――学生へメッセージをお願いします。

「フードバンクについて、私も知ったばかりですが、もっと多くの人に知ってほしいです!」

 

●Aさん(宇大4年)

――なぜFBのボランティアを?

「もともと、食料廃棄やフードロスについて関心がありました。飲食店のアルバイト先で、大量に捨てられる食品を見てショックを受けました。どうしたら解決できるのか…調べてみると、宇都宮にもフードバンクがあることを知りました。仕組みを知るために、一回活動の中に入ってみようと思いました」

――配布会ボランティアをして、どう感じましたか?

「オンライン授業で人と対面で合う機会が減っていたので、こうして直接手渡しができ、食品を受け取る学生と渡すボランティア、お互いにあたたかい気持ちになれると思いました」

 

 学生たちを誘ったのは他でもなく私(学生みやさか)です!友人たちがさまざまな思いでボランティアに関わっていることを知れて嬉しかったです。ボランティアはいろいろな人との交流や地域の活動を知ることができ、学生にうってつけです。

 さらにうれしいことに、配布会会場で「フードバンクのボランティアをしてみたい」という大学1年生もいました!フードバンクのメンバーが集まる会議の時間に合わせて、ボランティアの説明を行いました。

 

 フードバンクに興味がある方は、ぜひ一度事務所に来てみてください。(問い合わせ・028-348-3412)

第2回学生応援きずなセット110人に配付。25%は留学生

※この活動は「赤い羽根共同募金 新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン フードバンク活動等応援助成金事業の助成を受けての活動です※

 

新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン に寄付をくださった皆様に感謝申し上げます。

 7/4の第2回学生応援きずなセットは、宇都宮市内110名の学生に食品セットを配布できました。

 第1回宇大生対象配付会では「アルバイトが減り食費を節約している」「食事回数を3回から2回に減らした」という学生の声を聞き、コロナの影響で生活が苦しくなっている現状が見えてきました。そこで配付対象を拡大し、準備期間約2週間で配付会を実施しました。

 宇都宮城址公園のお堀のしたで、約10名のボランティアとともに食品配付を行いました。配布開始直後から学生が続々と取りに来ました。飛び込み参加の学生も25名いて、ほとんどの人が友人の誘いで来てくれました。

 また、25%は留学生でした。「やさしいにほんご」バージョンの申し込みフォームから、外国にルーツのある方で専門学校にかよう20~30代の方も来ました。外国人対象の支援と、情報をわかりやすく伝えることがまだまだ必要だと実感しました。

 

〈学生の声〉

 

「アルバイトでもらったお金では生活費と学費をまかなえていない

「3月まで留学していた。バイトもなく不安だったので、このような支援がありがたい」

 

また、学生3人が配付のボランティアで手伝ってくれました。

〈学生ボランティアの声〉

「印象的なのは、食品を受け取りに来た学生の中に知り合いがいたこと。身近なところで生活に困っている人がいることを実感した。このような支援を受け入れて利用してくれたことが嬉しい」

「FBにもともと興味があったので参加した。いろいろな人と話せて楽しかった

 

今回も宇都宮大学地域デザインセンターにアンケート調査の協力を頂いています。後日アンケート結果をご報告します。

 

今回、FB活動に共感していただいた「JU栃木」に協賛を受けました。お米3kg×200袋と、お金の寄付をいただきました。

 

この活動は、地域の皆様からの食品やお金のご寄付によって成り立っています。ご協力いただいた皆様、ありがとうございます。今後もコロナ禍で苦しむ人への「きずなセット」活動は継続する予定です。フードバンクを拠点に、たすけあいの輪を広げましょう。(み)

第2回「学生応援きずなセット」食品配布会

第2回 学生応援きずなセット 食品配布会を実施します。

 

 学生(大学院生・大学生・専門学校生・短大生)を対象に『お米3kg・レトルト食品・乾麺など3~5日分の食品セット』を無償で200セット配布します。

(先着200名、予約優先当日とびこみ可)

 

日時:2020/7/4(土) 11:00-16:00

場所:宇都宮城址公園 ※お堀側入り口(宇都宮市本丸町)

対象:宇都宮市内の学校に在籍する学生(大学院生・大学生・専門学校生・短大生)

※自力で取りに来られる場合は、市外の学校も対象です。

★当日は、受取の際に【学生証】のご提示をお願いいたします。

 

備考:紙袋に入れてお渡しします。重量がありますのでできるだけ自転車でお越しください。配送はできませんので、取りに来てください。

注意:コロナウィルス感染対策のため、発熱等体調に心配がある人は来所する前にご相談ください。マスク着用にご協力をお願いします。

 

 

※当日は、飛び込みでも受け付けますが、予約者優先ですので、お渡しできない可能性もあります。

※当日お渡しする食品は、地域の皆さまからのご寄付で賄われています。アレルギー等の個別の事情に関しましては、大変申し訳ございませんが、ご対応出来かねます。ご了承ください。

 

お申し込みフォームはこちらから

 

やさしい日本語(にほんご)のもうしこみフォーム(ふぉーむ)はこちら

 

★アンケートの回答にご協力をお願いします。

 

 

◀チラシ(やさしいにほんごバージョン)です。

 

〈学生を応援したい皆様へ〉

この活動は地域の皆様からの食品やお金の寄付によって行うことができます。ご協力よろしくおねがいします。

●食品の寄付

お米、缶詰、レトルト食品、乾麺など、賞味期限が1ヶ月以上あるものを募集しています。フードバンクうつのみや塙田事務所(宇都宮市塙田2-5-1 共生ビル3階)へお持ちください。(開所:火~土)

●お金の寄付

生活に困っている方への継続的な支援を行うため、寄付でのご協力をお願いします。

【フードバンクうつのみやHPはこちら

また、とちぎコミュニティ基金「コロナ支え合い基金」での寄付も受け付けております。

【寄付ページはこちら

●ボランティア

食品セット作り(7/3 11:00-17:00 @泉ヶ丘サテライト)や当日のボランティアを募集しています。一緒に活動してくれるひとはご連絡ください。

 

主催:NPO法人フードバンクうつのみや・宇都宮大学学生有志

協力:宇都宮大学地域デザインセンター・とちぎボランティアネットワーク

 

協賛:JU栃木

 

連絡先:NPO法人フードバンクうつのみや

            TEL→ 028-348-3412 / 080-9669-2189

            Mail→ info@fbu2189.org

 

 

 

ダウンロード
第2回学生応援きずなセット配布会チラシ(やさしい日本語VERもあります)
第2回学生きずなセットチラシ.pdf
PDFファイル 496.1 KB

54%が食事回数減・奨学金とアルバイトで何とか生活。学生アンケート結果より

6/13におこなった「第1回学生応援きずなセット配布会」では、113人の宇都宮大学生に食品セットを配布しました。

学生の生活状況を調査し、今後の支援に活かすために〈アンケート〉を行いました。結果をお伝えします。

 

実施概要

  目的:食品配布利用者の実態を明らかにする。

 対象:宇都宮大学在学生・事前配布希望者

  期間:64日~13

  方法:グーグルフォーム

  有効回答数:133 (回答者数134

  実施主体:NPOフードバンクうつのみや

 

n  分析協力:宇都宮大学地域創生推進機構地域デザインセンター

図1:コロナウイルス流行前(2月以前)の、1日当たりの食事回数(平均)(単数回答,N=133

・3回 73%

・2回 27%

図2:5月の、1日あたりの食事の回数(平均)(単数回答,N=133

・2回 70%

・3回 20%

・1回 9%

 

●約54%が1日あたりの食事回数を減らしている。

図3:今日までの過去1週間のうち、3日以上食べられていないもの(複数回答,N=133

※数字は回答数

・主食(ご飯・パン・麺)20

・副菜(野菜・きのこ・イモ類)42

・主菜(肉・魚・卵・豆製品)30

・乳製品(牛乳・ヨーグルト等)47

・果物(みかん・リンゴなど)104

図4:現在不安に感じる事柄(複数回答,N=133)※数字は回答者数

・生活費 88

・学業 79

・就職 67

 

●約66%の学生が生活費に不安を持っている。

 

図5:2月までアルバイトをしていた人のうち、3月~現在までのアルバイトの状況(単数回答,N=103

・シフトが減らされている 55%

・辞めていないが行けない状態にある 19%

・辞めざるを得なかった 9%

・自分から辞めた 8%

●約95%の学生が3月以降にアルバイトが減るなど状況が悪化している。

図6:現在、大学の休学や退学を考えているか(単数回答,N=133

・考えていない 92%

・現在考えていないが、今後退学を考える必要があるかもしれない 5%

現在考えていないが、今後休学を考える必要があるかもしれない 1%

・退学を考えている 1%

・休学を考えている 1%

 

〈回答の理由(自由記述:一部)〉

・仕送りは減ったものの、給付金を活用できている

・奨学金とアルバイトで何とか生活できる

・両親の仕事に影響が出ている

・この状態が続けば、学費の捻出のために休学する必要がある

・奨学金を多く負担しても、大学を辞める気はない

今回のアンケートは大学生のほんの一部を対象にしたものですが、食事回数の減少やアルバイト減収など、見過ごせない課題がみえてきました。「コロナは長期戦」です。フードバンクうつのみや&とちぎVネットでは引き続き、困ったときに立ち寄れる場になるような活動をしていきます。

調査分析には、宇都宮大学地域デザインセンターに全面協力いただいています。ありがとうございます!

 

また、第1回配布会では「学生を応援したい」と、食品やお金の寄付をいただきました。

〈応援の一部〉

●宇大OB「後輩のために何かしたいと思いました」→お米100㎏,レトルト食品をamazonから寄付

サシバの里自然学校「学生支援すると聞いて、自分たちで作っている里山うどんを持ってきました!」→里山うどん50袋(学生へのメッセージ付き)

●女性「同じ宇大の学生が頑張っていると聞いて、ささやかですが応援したいと思いました」→クレジットから寄付

 

第2回学生応援きずなセットは、対象の学生を拡大して実施します。近日に詳細をお知らせします。現在、きずなセット配布&普段の利用者増加により出庫が多く、食品が足りていません。若者を食べものを通じて応援しませんか。ご協力お願いします。(み)

ダウンロード
学生きずなセット①利用者アンケ結果報告書.pdf
PDFファイル 561.6 KB

6/13 学生応援きずなセット 113人に渡せました

6/13(土)のフードバンクうつのみやと宇大学生有志による「学生応援きずなセット」は無事113人の宇都宮大学生にお渡しできました。

予約期間は約1週間と短かったものの、初日に50件超えの申し込みがあり、配布前日にはなんと128件の予約が!当日の飛び込み参加の学生にも食品をお渡しするために、予定から40セット増やして準備しました。

当日は土砂降りで、学生たち来られるかな、と心配でしたが、ほとんどの予約済学生+口コミで飛び込み参加の学生が来てくれました。

コロナ対策の中、短い時間でしたが手渡しで食品を渡し、学生の笑顔と「ありがとう」の言葉を受け取ることができました。ボランティア間でも「対面で渡せてとてもあたたかい気持ちになった」と話しました。

〈学生の声(一部)〉

●「コロナでバイトがなくなり、どう節約するか困っていたところだったので、食品配布はありがたい」

●「生活費はバイト代+奨学金でやりくりしていた。親にばかり頼るわけにもいかないので、食費を浮かせることができて助かる」
 学生間でも口コミできずなセットのことを広めてくれたのか、当日の飛び込み参加が20人以上でした。友人を気に掛ける学生たちがいたからこそ、予想以上の数を配ることができました。また、宇都宮大学生4人が、準備や当日のボランティアにも参加してくれました。

<学生ボランティアの声>
●「自分は実家生。ひとり暮らしの友人たちの食を応援できれば」
●「食品ロスやフードバンクにもともと関心があった。こんな身近にフードバンクがあると知り、ボランティアに参加した」

 

 今回の配布会は、フードバンクのボランティア(食品管理・精米・お米小分け・セット作りなどなど)や、地域の皆様の食品寄付や情報拡散での応援があったからこそできました。宇大OBの方からお米100kgの寄付、サシバの里自然学校さんから里山うどんの寄付があるなど、地域のみなさまの「若者を応援したい」気持ちを受け取り、食品を通して学生へ届けることができました。食品だけでなく、困ったときに継続して支援を受けられるように、支援情報のチラシを一緒に渡しました。

支援情報でご協力いただいた団体さん、ありがとうございました。(順不同・敬称略)
✳︎栃木県若年者支援機構
✳︎NPO法人キーデザイン
✳︎栃木県国際交流協会
✳︎宇都宮大学 学生支援課

 また、宇都宮大学地域デザインセンターにもアンケート作成や広報でご協力いただきました。※後日ブログにて、アンケート結果を掲載します。

 学生や若者向けのきずなセットは、第2弾以降も対象を広げていきたいと思っています。食品寄付やフードバンクボランティアはいつでも募集しています。応援よろしくお願いします。

 【メディアに取り上げられました】

下野新聞 6/14「宇大生に食品支援 コロナで困窮、想定超える申し込み」

毎日新聞 6/14「新型コロナ 宇大生113人に食料『きずなセット』配る」

毎日新聞 6/9「きずなセット配布へ NPOが困窮の宇大生支援 食料5日分 寄付受付も」

◆読売新聞 6/14「フードバンク 宇大生に食品 アルバイト収入減」

◆CRT栃木放送 6/13 11:45-11:55

◆とちぎテレビ

◆NHK宇都宮放送局(6/15 18:30-)

 ※今回予約したがとりに行けなかった学生には、後日メールにて案内いたします。また、継続的な食品支援が必要な方は、フードバンクうつのみやの事務所(宇都宮市塙田2-5-1)まで相談に来て下さい。(みやさか)