知識があれば力になれる。できることを持ち寄って<4/23宮城ボラ報告ブログパート②>

4/23に、宮城県亘理郡山元町にあるテラセン(おてら災害ボランティアセンター)&屋根直しの現場に、女子8人でおじゃましてきました🏠屋根直しボラ女子部隊は全国初でしょう!

 

今回のブログでは、それぞれメンバーの感想を紹介します。

 

●ブログパート①はコチラ>>

●屋根の上だけでなく知識があれば人助けできる(大学2年:アベ)

 初めて被災地域に行きましたが、木々に囲まれた田園風景が更地に変わっていくのを目の当たりにして、改めて津波被害の大きさを実感しました。

 訪問したお寺(=お寺災害ボランティアセンター)は”被災当時柱一本のみの状態だった”とはとても思えない程立派でした。復元までのお話がとても素敵で、人が団結して生み出す力はとても大きいのだと思いました。

 屋根直しでは、どれだけ危険な作業か、また命綱の結び方から移動方法まで様々なことを学ぶことができました。屋根の上でなくとも災害時の対処に関する知識があるだけで人助けができるとのお話を聞けただけでも、参加して良かったと感じました。いざ屋根の上に登ると急角度だったこともあり正直怖かったです。高所で軽々と移動し作業するボランティアの方々は本当に凄いと思いました。全てが非常に貴重な経験になりました。ありがとうございました。

 

 

 ●それぞれができることを持ち寄って助け合えたら(とちコミ職員・ワダ)

 元高所恐怖症の私でも屋根の上登れました^^多分日本初、女性だけの屋根部隊です。笑

 瓦屋根の上で補修作業について学ばせてもらい、復興やボランティアについて改めて考える機会にもなりました。

 屋根の修理は地上での段取りが8割とのこと。高いところが苦手な人も大丈夫ですね。知識だけでもあれば被災現場で指揮を取ることができ、地域の重要な役割になることができます。

 また、被災されたお家の方とお話をすることも、現場が和んだりニーズを聞き出せたりするとっても重要な役割です!機会があれば、男女問わず一緒に行こう!

 

毎年のように災害が起きている今。

みんなそれぞれができることを持ち寄って助け合えたらなぁ。

 

 

●自分の目で見て、耳で聞いて、考えることの大切さ(社会人:イケダ)

 最初は興味本位で参加した今回でしたが、現地に行き、地域に住む人の話を聞き、活動する人々から話を聞き、活動を見て、自分の想像以上にやることが存在することがわかりました。

正直、今回の屋根作業は、屋根に登るだけでやっとでさらにそこから作業をするということは自分には難しいと感じましたが、その周辺のお手伝いなら力が貸せるかも、また違う活動を通して参加することはできるのではないか?と思いました。

 

 1日だけの主に見学の日にはなりましたが、行かなければ気づけないことがたくさんありました。まず、自分の目で見て、耳で聞いて、考えることは大切だなと感じました。

 

 

 ●わからないことだらけでも参加してよかった(大学2年:フシモト)

 私は今回初めて「災害ボランティア」をしました。Vレンジャーというボランティア活動を中心に行う学生・若者団体にこの活動に関して声をかけていただいたことが始まりでした。

 最初は「屋根の瓦直し」と聞いて、住宅の屋根にのぼるめったにない機会だと思い、本ボランティアへの参加を決めました。もちろん、どのように屋根を修理していくのか、どんな作業工程があるのかなど活動開始時は分からないことだらけでした。しかし、現場に向かう前に山元町善門寺で災害ボランティアに関する現状と課題、屋根の瓦直しに必要な知識と技術に関して多くのことを教えていただきました。今回の活動でしか学べないことが多く、全く知識がない中でも参加を決めてよかったと思っています。 

 

 

●「だんどり」が分かり、力になりたい!(とちコミ職員・ミヤサカ)

 わたしは時間がなくて屋根には登れずでしたが、知識と関心を絶やさずいようとおもいました。もちろんですが屋根は危険。「だんどり」命です。屋根直しの現場では登る人は少数、下でやることも多くあります。「だんどり」が分かり、力になれる人になれたらいいなとおもいます。(そしていつか登りたい!)

 テラセンには東北学院大の学生や、IVUSAという災害ボランティア学生団体もたくさん出入りしていました。学生さんはぜひ行ってみてほしいです!

 

*ボランティアをやってみたい方はご連絡を!(028-622-0021)