北海道地震レポート㉔ 2/21 震度6弱 不安な夜再び…

3/2~3/3の2日間、北海道被災地支援の為現地入りしました。

・3/2 むかわ町仮設住宅:談話室にて足湯&カフェ(10:00~16:30)

・3/3 安平町2ヵ所(早来北進・追分白樺)仮設住宅:談話室にて足湯&カフェと昼食会・棚の取り付け(10:00~15:00)を開催。

 今回、被災者の皆さんとお話をする中で一番多く聞かれたのが2/21の地震についてでした。

「ようやく落ち着いてきた所だったのに」「また夜眠れなくなった」「ドン!と音がすると体が震える」等々…。避難所で足湯サロンをやっていた時と同じ言葉や表情が見受けられ、あの時の事がよみがえってきました。

でもそんな中でも、震災直後と違っていたのは「今回は落ち着いて行動できた」「玄関のドアを直ぐに開けた」「物が落ちないようにしていたから今回は大丈夫だった」などなど「あの日の教訓が生かされた」と話される方も多くいました。

 胆振東部地震から3/6で半年…。避難所から仮設住宅へ移り、ようやく仮設住宅での生活が落ち着いた矢先の2/21震度6弱の地震。被災者の方にとって不安な夜が再び続いています。 

3/3、仮設住宅での棚の取り付けの様子。

現在猫と一緒に仮設住宅で生活している4人家族。震災直後、猫が1匹亡くなり2匹に。狭い仮設住宅では猫もストレスが溜まり運動不足になるとの事で、今回壁に猫が歩ける棚を希望。取り付け業者と場所の確認をし3ヵ所板を設置しました。

取り付け後、すぐに猫がその板の上を歩く姿を見てご家族様が喜んでおりました。

被害を多く受けた、厚真町の町には、あちらこちらに、トレーラーハウスが見られます。

自分の敷地にトレーラーハウスを設置し、生活拠点を変えず、住み慣れた土地で日々の生活を送っています。(キム)